不完全主義 限りある人生を上手に過ごす方法
- 著
- オリバー・バークマン
- 訳
- 高橋璃子
- 定価
- 1,980円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 272頁

- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7814-4
- 発行日
- 2025年7月9日
書誌情報BOOKS
40万部突破のベストセラー『限りある時間の使い方』著者、
オリバー・バークマンの待望の最新全米ベストセラーが
早くも日本上陸!
「完璧」を目指すほど、人生は息苦しくなる。
本当に大切なのは、不完全さを受け入れ、自由に生きること。
オリバー・バークマンが、生産性の常識を覆し、
もっと自由で充実した人生を手に入れる方法を示す。
生産的に生きるとは、
単に多くのことをこなすことではなく、
本当に意味のあることに時間を使うことではないか?
「もっと効率的に」
「もっと頑張らなければ」
そんなプレッシャーに追われていないだろうか?
しかし、本当に充実した人生とは、
すべてを完璧にこなすことではなく、
不完全さを受け入れることから始まる。
オリバー・バークマンの「不完全主義」は、
あなたの生産性の常識を覆し、
自由で満たされた生き方へと導く。
「完璧じゃなくても大丈夫」
私たちはいつも
「もっと効率的に」
「もっと完璧に」
と追い詰められがちである。
しかし、本当に充実した人生を送るためには、
むしろ「不完全さを受け入れること」が
大切なのかもしれない。
オリバー・バークマンの「不完全主義」は、
理想の自分を追い求めるのではなく、
今いる場所から始める生き方である。
本書は、一気に読んでもよし、
4週間の「心のリトリート(静養)」として
じっくり味わってもよい。
ただし、ただの読書体験では終わらない。
心を軽くし、より自由で充実した人生を歩むための
新たな視点をもたらす一冊である。
ダニエル・ピンク、カル・ニューポート他が大絶賛!
「鋭いウィットと反直感的な洞察で、
完璧主義者の苦しみを吹き飛ばしてくれる」
ダニエル・ピンク(NYTベストセラー著者)
「無限に頑張り続けるのではなく、
有限な人生を楽しむ方法を教えてくれる。必読」
カル・ニューポート(NYTベストセラー著者)
「これほど予想外で的確なアドバイスをくれる本は他にない」
マーク・マンソン(NYTベストセラー著者)
「生産性のために最適化された生活に
息苦しさを感じるなら、手放すタイミングは今だ」
ジョシュア・ロスマン(ニューヨーカー誌)
「心の奥の価値観を揺さぶり、変化へと導いてくれる一冊」
ジェームズ・マコナヒー(タイムズ紙)
「現実から目をそらさず、その『廃墟』で遊ぶために」
エレイン・ムーア(フィナンシャル・タイムズ紙)
目次詳細
プロローグ この不完全すぎる人生
第1週 自分の有限性を受けとめる
DAY1 状況は思ったよりもずっと悪い
DAY2 頼りないカヤックで漕ぎだす
DAY3 覚悟を決めて代償を払う
DAY4 生産性の借りをチャラにする
DAY5 読まなければならない本はない
DAY6 自分の戦うべき戦いを選ぶ
DAY7 未来のことは未来にまかせる
第2週 不完全に行動を起こす
DAY8 意思決定は行動である
DAY9 始めたことを終わらせる
DAY10 ライフタスクを探す
DAY11 物置小屋に行ってみる
DAY12 ルールに人生を捧げない
DAY13 仕事は3〜4時間で切り上げる
DAY14 問題だらけの状態を楽しむ
第3週 握った手をゆるめる
DAY15 「難しい」を「簡単」に変える
DAY16 他人にしたくないことを自分にしない
DAY17 親切を今すぐ行動に移す
DAY18 他人の問題を横取りしない
DAY19 予測可能な人生はつまらない
DAY20 内なる品質管理者をクビにする
DAY21 集中力を高めない
第4週 人生は今ここにある
DAY22 マシュマロに手をつける
DAY23 ゴールではなく出発点を見る
DAY24 欠点のなかにつながりを見つける
DAY25 体験を溜め込んでも意味がない
DAY26 把握できない世界を生きる
DAY27 ただの人間にできること
DAY28 やるべきことに取りかかる
エピローグ 不完全なままで歩きだす
著者について
- 著:
- オリバー・バークマン
英国ガーディアン紙の元記者。外国人記者クラブ(FPA)の若手ジャーナリスト賞を受賞し、連載コラム“This Column Will Change Your Life”で人気を得た。生産性と限りある人生をテーマにしたニュースレター“The Imperfectionist”も好評を博している。著書にベストセラー『限りある時間の使い方』(小社刊)のほか、『ネガティブ思考こそ最高のスキル』『HELP! 「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案』(いずれも下降全訳、河出書房新社)などがある。
- 訳:
- 高橋璃子
翻訳家。訳書にオリバー・バークマン『限りある時間の使い方』、グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』(いずれも小社刊)、カル・ニューポート『SLOW 仕事の減らし方』(ダイヤモンド社)、カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』、クリステン・R・ゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』『エブリデイ・ユートピア』(いずれも河出書房新社)などがある。