ハーバードの人生を変えるライティング

- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7813-7
- 発行日
- 2025年6月25日
書誌情報BOOKS
ハーバード大学の学生が4年間かけて学ぶライティングの授業に、1時間だけ投資してください。
「ひらめきをアイデアとして熟成させるためには、文章を書くのが一番だ」――ポール・ローマー(スタンフォード大学教授/ノーベル経済学賞受賞)
「ライティングこそが思考力を生み出す」――ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)
「文章を書くとは考えることで、考えることは存在し、生きていくことだ。よって文章をうまく書ければ考えるのがうまくなり、考えるのがうまくなれば賢く生きられる。賢く生きる人は、より幸せになる確率が高い」――ジョーダン・ピーターソン(トロント大学教授/『生き抜くための12のルール 人生というカオスのための解毒剤』著者)
ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット…
なぜ、世界の一流は「書く」ことにこだわるのか?
AI・ChatGPT時代に差がつく、ハーバード大学で150年伝わる世界最高のライティング授業。
世界トップ500社のCEOを最も多く輩出した大学。47人のノーベル賞受賞者を、32人の各国大統領を輩出した大学。世界を代表する名だたる起業家が通った大学。ハーバード大学の卒業生は、なぜ世界で活躍できるのか。
ハーバード大学がライティングによって達成しようとしているのは、「ロジカル・シンキングの向上」だ。なぜなら、論理力はさまざまな思考の土台であり、個人的、社会的な成功の基本だからだ。そのため、ハーバード大生は専攻に関係なく、在学中ずっとライティング力を鍛える。文章を書くということは、自分の考えを簡潔にまとめ、わかりやすい言葉で伝えることだ。また、そのように簡潔明瞭に考えられるということは、主体的な人生を生きられるという意味でもある。
本書でおもに扱う「オレオ公式(O.R.E.O.)」は、ハーバード大生が学ぶロジカル・ライティングに、世界的なコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが誇る、論理的思考力のフォーマットを合体させたフレームワークだ。
言葉や文章があふれる時代では、自分の頭で考え、その考えをいち早く伝えられる人がより多くのチャンスを手にする。本書で鍛えられるライティングの力は、そういったチャンスや道を切り拓く一番の、いや、唯一のカギなのだ。
目次詳細
はじめに ハーバード大学20万ドルの秘密
第1章 なぜハーバード大学はライティングにこだわるのか
第2章 どうやって読まれる文章を書くか
第3章 どうやって論理的な文章を書くか
第4章 どうやって心を動かす文章を書くか
第5章 どうやってライティングを人生の武器にするか
第6章 どうやってライティング力を鍛えるのか
おわりに ライティングがあなたの足を引っ張らないように
付録 オレオ公式 練習ワークシート
著者について
- 著:
- ソン・スッキ
大韓民国を代表するライティング・コーチ。ソン・スッキ作文センター、アイデアウイルス代表。稼げるライティングソリューションを提供し、企業と個人のマーケティングコンサルティングを担う。慶熙大学にて国語国文を専攻し、卒業後は、放送局、広告代理店、新聞社、雑誌社、女性向けポータルサイト、出版社などで経験を積む。執筆活動歴35年、ライティング指導歴20年。本書(原題『150年ハーバード式ライティングの秘密』)は韓国で13万部超えのベストセラーになる。著書に『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』(CCCメディアハウス)がある。
- 翻訳:
- 中川里沙
韓日翻訳者。韓国の書籍やウェブ漫画など、ジャンルを問わずに幅広く翻訳を手がけている。訳書に『吾輩こそ猫である』(実業之日本社)、『会社のためではなく、自分のために働く、ということ』(日経BP)、『1日1フレーズでぐんぐん伸びる! 子ども英語366』(共訳、KADOKAWA)がある。