1. TOP
  2. 書籍一覧
  3. 中小企業のやってはいけない危険な経営

キーワード

KEY WORD

中小企業のやってはいけない危険な経営

大坂靖彦
定価
1,760円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
232頁
ジャンル
  • ビジネス
  • 経営
ISBN
978-4-7612-7800-7
発行日
2025年4月9日

ご購入はこちら

紙の書籍

  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • 楽天ブックス
  • ヨドバシカメラ
  • e-hon
  • Honya Club
  • くまざわ書店
  • 丸善ジュンク堂書店

書誌情報BOOKS

中小企業経営の落とし穴—成功を遠ざける「勘違い」

景気が不安定な今、中小企業の生き残りは一層厳しくなっています。たとえ今は売れている商品やサービスがあっても、大企業とは違い、経営が傾けば一瞬で倒産するのが現実です。

しかし、多くの経営者が無駄な投資や拡大路線、不要な施策に手を出し、会社を危機に陥れています。さらには、良かれと思って行ったことが、実は逆効果だったというケースも少なくありません。

著者自身の経営経験と経営塾での指導を通じて、中小企業の経営者には共通する「勘違い」や「筋違い」があることに気づきました。成功を遠ざける思考や行動に気づかず、自らの手で成長を阻んでしまうのです。

本書では、そんな誤った経営判断の実例を交えながら、会社を正しい方向へ導くための考え方を解説します。

目次詳細

第1章 営業・マーケティング編
01 ヒット商品に頼る
02 売れているビジネスモデルを簡単に真似る
03 モンスター顧客と戦う
04 ブルー・オーシャンにすぐ参入する
05 既存顧客を大切にする
06 営業マンが広域エリアを担当している
07 目標数字が足りないときに、広告を増やして達成を図る
08 仕入れ先や協力会社に値下げさせる
09 値上げによって利益率を上げる
10 粗利率を常に高くする

第2章 事業計画編
11 大口顧客に安心する
12 長期の業績安定に安心する
13 新規事業で業績悪化のピンチを脱しようとする
14 新規事業に十分な資金と人材を投入する
15 銀行からの融資を信用する
16 好況の波に乗って事業拡大を図る
17 3年連続赤字だけどなんとかなると考える
18 社長が目の前のテーマに必死で取り組む
19 社長発の目標に向けて旗を振る

第3章 人事・賃金編
20 人件費削減のためにパートを大幅に増やす
21 高い成果をあげた社員を早く出世させて昇給させる
22 優秀な学生を採用する
23 社員が退職したら、すぐ補充人材を採用する
24 くる者は拒まず、去る者は追わず
25 みなし残業代制を導入して、残業代を抑える
26 人権費を減らして利益を増やす

第4章 組織作り
27 優れた業績の会社を子に承継させる
28 事業承継のタイミングを役員や社員に伝えない 
29 ゼネラリストを増やして生産性向上を図る
30 優秀なナンバー2に安心する
31 人数が少ないときから組織やポジションを固める
32 古参の社員を優遇する
33 親族を登用して守りを固める
34 労働組合を作らせない

第5章 社員との関係性編
35 細かく指示を与える
36 現場のミスや不備に対して、その場ですぐに指示する
37 社員を公平に扱う
38 社員のプライベートには踏み込まないようにする
39 社員にアメとムチでノルマを達成させる
40 社外の研修や勉強会に社員を積極的に参加させる
41 自分はいつも社員とコミュニケーションがとれていると思っている
42 社員の自主性に任せて成功を期待する
43 部下を心底信頼し、部下を信じて仕事をすべて任せている

第6章 心得・その他編
44 契約書の内容確認を信頼する部下に任せる
45 大手コンサル会社のアドバイスを鵜呑みにする
46 定例会議を欠かさず続ける
47 すぐに役に立ちそうな情報だけを収集
48 大企業に負けない立派な規程集を作る
49 社長も社員も穏やかで社内の空気も平和
50 社長のリーダーシップが強い

著者について

著:
大坂靖彦

非営利株式会社ビッグ・エス インターナショナル代表取締役/大坂塾塾長
(株)ケーズホールディングス元常務取締役
(株)ビッグ・エス元代表取締役
香川大学客員教授 上智大学元非常勤講師
松下幸之助経営塾元講師 ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章

香川県大手前高校卒業後、上智大学在学中24カ国をヒッチハイクで無銭旅行。海外で活躍するビジネスマンを目指し、現パナソニックに入社(ドイツ駐在)するも挫折。従業員3人、年商7000万円の家業の家電小売店に入社。ナショナルショップ店から、政府認定VC四日電、マツヤデンキ、カトーデンキ販売(現ケーズホールディングス)と、弱者の戦略で時代の先を読みパートナーを変えながらステージを変え、従業員800名、年商339億円の企業に成長させた。

2010年全ての役職をリタイヤ後、自身の全ノウハウを次世代の中小企業経営者に伝授すべく大坂塾を始めた。現在までに約1000人が学ぶ。自らが実践し成果を出してきたメソッドを伝授し、経営者の成長を阻む棘を一つ一つ抜く指導により、多くの経営者が結果を出している。

若者への人生戦略を伝える『若者未来塾』、小中学生向け『ドリームシッププログラム』も開催。経営者向け講演会は15年間で動員数10,000人、コンサル実績1,000回を超える。

スタッフよりSTAFF RECOMMENDATION