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成功確率が格段に上がる起業の準備

黒石健太郎
定価
1,650円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
240頁
ジャンル
  • 経営
ISBN
978-4-7612-7698-0
発行日
2023年11月8日

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本書は、「起業は難しいもの」「簡単には成功しないもの」という前提に立った上で、それでも成功確率を上げていくには、何をやるべきか、どのレベル感で取り組むべきかをシンプルに伝えています。
自分の理想だけで安易に起業をしてしまう人は、ほぼ失敗してしいます。だからこそ最初は会社で働きながら、「本当にこのアイデアで起業したら成功できるのか」ということを検証します。リスクのない範囲で自分の事業アイデアにお金と時間を投資し、一定期間お試しで運営してみます。その結果、「これなら大丈夫だ!」という確信を持てたら、完全に独立すればいいのです。
起業までの準備・検証期間は最短で90日。この期間に何をすればいいかを具体的解説します。また、業種によって検証方法が異なるので、それぞれをどのように検証すればいいかのヒントも知ることができます。
「自分のアイデアは正しい」と都合がいいように歪曲して解釈してしまう人間の特性に対して真正面から「違う」とお伝えし、現実的に起業できるシンプルな準備と段取りを学んでもらいます。

目次詳細

第1章 起業するなら、失敗を前提にした準備を
① メンタル編 気楽な起業環境の準備から
準備1 会社を辞めず、働き続けながらはじめる
準備2 勤務先に、副業・起業の許諾を取るか、規則を無視するか決める
準備3 家族に協力を求める
準備4 同じ目線で語り合える創業同期の起業家仲間を作る
② 健康編 自己管理を徹底する
準備5 定期的な健康診断を必須準備リストに入れる
準備6 どれだけ熱中しても、睡眠の時間・質は担保
③ 知識編 起業に必要な知識は、たった1つだけ
準備7 「利益=売上-コスト」の計算式に含まれる意味を知る
準備8 お金をかけずに事業検証する方法を考える
準備9 黒字化の難易度が上がる構造を知る
準備10 大きな市場に立脚する
準備11 新規顧客の獲得方法を検討する
準備12 リピート率を上げる施策を考える
準備13 顧客接点量を増やす方法を考える

第2章 90日で起業する
① 初日から7日目までに
ステップ1 起業の目的・ゴールを定義する
ステップ2 これまでの経験を洗い出す
ステップ3 制約条件を書き出す
② 21日目までに
ステップ4 成功事例・ロールモデルを探す
③ 28日目までに
ステップ5 起業アイデアを作る
④ 56日目までに
ステップ6 「検証。検証。検証」サービスは完成させず、とにかく早く反応をみる
⑤ 63日目までに
ステップ7 実績を基に、事業計画を整理してみる
⑥ 90日目までに
ステップ8 事業収益の再現性が担保できるか確認
ステップ9 1カ月の想定売上・利益目標を達成できたら、退職交渉を開始
ステップ10 法人か、個人か。どの主体で進めるかを決めて手続き
⑦ 90日の間に挫折しないためには?
挫折ポイント1 起業アイデアが見つからない
挫折ポイント2 営業検証ができない
挫折ポイント3 ネガティブな意見に流される
挫折ポイント4 膨大なやるべきこと、考えるべきことを前に動きが止まる

第3章 検証から完全独立へ
① 普通の人が勝ちやすいビジネスや施策とは?
■「インターネットを使えば、誰でも顧客獲得ができる」という嘘
■ Google マップにアカウント登録
■ 問い合わせ待ちよりも、営業したほうが売上を作りやすい
■人脈に依存しないほうが売り上げのコントロールは簡単
■ 継続的な事業にするには、広告宣伝費がかかる前提の客単価・収益構造設計を
② ほとんどの事業は、5万円あれば検証できる
事例1 店舗ビジネスなら、間借りでスタート
事例2 店舗が無理でも、出張◯◯、◯◯デリバリーでスタート
事例3 教育サービスは、オンラインか、自宅開業か、家庭教師型でスタート
事例4 商品販売は、手作りからはじめ、メルカリや店頭販売でスタート
事例5 法人向けITサービスを作るなら、まずは業務アウトソーシングの営業から
事例6 法人向けサービスを進めるなら、ただ新規営業するだけ
事例7 Webメディアやアプリを作るならノーコードツールで
事例8 初期費用が高い許認可事業は、まずは許認可を持った会社からの業務委託で
■ 動き出せば、世界の見え方が変わる
■ まずは、今日から1週間以内に、1万円の売上目標を達成することを目指す
③ 退職後に心配な税金や保険の話
■ 会社員の年収額と個人事業主の所得金額は、意味が違う
■ 会社員と個人事業主の、社会保険の違い
■ 法人化した場合、役員報酬は設立3カ月以内に決め、途中変更不可

第4章 それでもあなたは、起業しますか?
起業家の当たり前1 起業アイデアの9割は失敗する
起業家の当たり前2 一見、真似したくない企業の中に、儲かる事業がある
起業家の当たり前3 起業すると、働く時間は増える
起業家の当たり前4 平均月収は起業しても増えない
起業家の当たり前5 停滞・休憩・時間の経過=コスト
起業家の当たり前6 売上計上&契約書回収=手元の現金&料金回収完了ではない
起業家の当たり前7 うざい上司が消える分、決断する不安が増える
起業家の当たり前8 会社からの情報提供はなくなり、情報源は自分だけに
起業家の当たり前9 営業で聞かされる「実績がないから……」という断り文句
起業家の当たり前10 住宅ローンの金利は高くなる

著者について

著:
黒石健太郎

株式会社ウィルフ 代表取締役社長 株式会社ハワーズ 代表取締役社長
岡山県生まれ。東京大学法学部卒後、株式会社リクルート入社。採用・育成・社内活性コンサルティング等の営業、新規事業の事業企画、立ち上げに従事。
2013年6月に、起業の学校 WILLFUを運営する株式会社ウィルフを設立。サイバーエージェント主催アントレプレナーイノベーションキャンプ優勝後、サイバーエージェント藤田晋氏/Mistletoe孫泰蔵氏/ベネッセグループ創業家福武英明氏/East Ventures/LIFULL/クックパッドなどから資金調達を行い、事業を拡大。2018年9月には、国立大学法人金沢大学特任准教授に就任。2021年4月にウィルフ全株式を株式会社アントレへ売却。2022年には株式会社ハワーズを設立し、中小企業の利益成長支援に強いインターネット広告代理業をスタート。現在、起業の学校の受講生は4,000名を突破。
著書に『渋谷で教える起業先生』(毎日新聞出版)がある。

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