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特別支援教育が教えてくれた 発達が気になる子の育て方

平熱
定価
1,540円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
240頁
ジャンル
  • 子育て
キーワード
  • #電子版限定特典付き
ISBN
978-4-7612-7659-1
発行日
2023年3月23日

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書誌情報BOOKS

「みんなといっしょにあそべるようにさせなきゃ」
「空気が読めないのをどうにかしなきゃ」
んー、がんばる方向ちがってない?

 

Xフォロワー8万人。
特別支援学校で働く平熱先生の、はじめての本がついにできました。

発達につまずきのある子どもたちと、そのまわりにいる大人のみなさんのために、
特別支援教育をベースにした「困った!」を小さくするヒントが満載。
将来子どもたちが社会に出たとき、たくさんの人やサービスに助けてもらいながら、少しでも自立して生きていくために。いっしょに生活する大人ができるサポート、知っておいてほしいことを、
むつかしい話やきれいごとは一切なしで、精一杯書きました。

「どうしてできないんだ!」ではなく、
「どうやったらできるかな?」を考えてく特別支援教育って最高じゃない?

目次詳細

序章 特別支援教育が子育てに有効なワケ
第1章 子どもの「自立」をどう考える?
「できないことが多い」=「自立できていない」じゃない
「好きなこと」は、こんなに人生にプラスになる! ……など

第2章 大人も子どももしんどくならない サポートのポイント
「見えてる」行動の原因は「見えない」ところにあるかもよ
「ちゃんと」「きちんと」「ちょっと」は取扱注意
「どうしてできないの!」が出そうになったら ……など

第3章 こんなときどうする? 日常の「困った」を小さくするためのヒント
感情:怒ったときに、感情を抑えられずにものを投げたり、目の前の人にひどいことを言ってしまったりします。/いつもとちがうことが起こると不安でいっぱいになり、「帰る!」と大騒ぎ。身動きがとれなくなります ……など
ルール:お弁当やプリントなど、学校に持っていくべきものをよく忘れてしまいます。/協調性がなく、遠足や運動会の練習での集団行動ができません。ひとりで列を離れてしまいます。 ……など
生活習慣:おもちゃ、本などを片づけられません。「片づけなさい」と言っても取りかかろうとしません/ほしいものを衝動で買ってしまい、すぐにお小遣いを使い果たしてしまいます。 ……など
対人関係:空気が読めず、見たまま、思ったままのことを伝えてしまい、相手を怒らせてしまいます。/友だちに誘われても、いっしょにあそぶことができず、だれかとの共同作業もできません。 ……など

著者について

著:
平熱

おもに知的障害をもつ子が通う特別支援学校で10年くらい働く現役の先生。やさしくてちょっと笑える特別支援教育のつぶやきが人気を集め、Twitterのフォロワー数は6.9万人(2023年2月現在)。
小学部、中学部、高等部のすべての学部を担任し、幅広い年齢やニーズの子どもたち、保護者と関わる。「視覚支援」「課題の分解」「スモールステップ」「見えないところを考える」など、発達障害やグレーゾーンの子どもたちだけではなく、全人類に有効な特別支援教育にぞっこん。
障害の種類や程度にとらわれず「この子はどんな子?」を大切にし、子どもを恐怖でコントロールする「こわい指導」はしない。「先生も子どももしんどくならない環境」で子ども、そして関わる大人たちのニーズを満たす働き方を模索中。本書がはじめての著書となる。

Xアカウント:@365_teacher

読者様の声USER’S VOICE

  • 1時間ほどで一気見しました。特別支援学校小1の母です。
    この本は活字が苦手な私でも読みやすく、行間にも空白があり、項目ごとにおしまいの合図のように先生の一言が赤く囲ってありとても読みやすく見通しが立てやすかったです。
    自閉スペクトラム知的障害の子供を育てていますが、本の内容は今までの私の育児方針を肯定してくれる内容でした。私は間違ってなかった、読み終えてそう思いました。

    もう一つ嬉しかったことは本の中に"普通"が出てこなかった事です。
    子供が1歳ぐらいから、ん?他の子達と何かが違うぞと思い始めました。3歳で診断がつき、後に障害者手帳も取得しました。
    私は今までの育児の経験から、"普通"という言葉が好きではありません。なんて便利でな言葉だろうと思いますが、普通を使うことによって普通じゃないことが浮き彫りになるからです。
    障害を持った子供の親としては、普通に苦しめられ、泣くこともたくさんありました。でも便利でみんなが使う言葉です。そんな言葉が出てこない本、なんて素晴らしいんだと思います。(もし出てきていたらすみません)私自身にも刺さる言葉や文があり、少し楽になりました。

    私は精神障害を持っています。絶賛治療中、というか一生向き合っていかなくてはならない病気です。
    最後に書かれていた、あたなもこどもも最高です。には笑顔にならずにはいられませんでした。間違ってない、大丈夫、そのままでいいんだよ、そう言ってもらえてるかのような気持ちになりました。

    今日は雨の中、子供を登校させました。ずぶ濡れになって帰宅し、この本を読んでお迎えの頃になったので外に出たら雨は上がり雲の間から晴れ間が見え太陽の日差しもありました。私の心の中かのような空模様に、とても嬉しく笑顔が溢れました。あと2冊出されている本も読みますね。平熱先生に届くかはわかりませんが、障害児育児わたしらしく向き合っていこうと思いました。素敵な本をありがとうございました!

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スタッフよりSTAFF RECOMMENDATION

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なくてもまったく問題ありませんが、あればもう少し本をたのしく読めます。
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メディアMedia

りっすん特別支援教育が教えてくれた 発達が気になる子の育て方の著者・平熱さんのインタビュー記事が紹介されました。