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「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方

掛谷英紀
定価
1,540円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
256頁
ジャンル
  • ビジネス
ISBN
978-4-7612-7322-4
発行日
2018年2月21日

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書誌情報BOOKS

「今から100万円の価値がある話をしよう」
~筑波大学の先生が教える、社会人も学生もトクをする真の教養~

◎「テレビCM」に潜む危ない企業の見分け方(→72ページ)
◎「証券会社」が勧めた株を絶対買ってはいけない理由(→117ページ)
◎「投資信託のリスク」は小学生でも分かる(→30ページ)
◎Amazonレビューから「先見力のある・なし」がわかる(→47ページ)
◎AIやロボットに代替されない能力とは?(→208ページ)
◎ブラック企業経営者がよく口にする言葉とは?(→197ページ)
◎大多数の人が知らない「自然エネルギーの裏事情」(→93ページ)

★「はじめに」より★
お金を稼ぎたいと思ったとき、多くの人はどうすれば成功するかを考えます。
そのため、こうすれば成功すると語るビジネス書に手が伸びがちです。
けれども、絶対成功するビジネスを予測することは不可能です。
うまくいくことが誰の目にも明らかなものには、多くの人が殺到します。
そのため競争が激しくなり、利益が薄くなるのです。

一方、絶対に失敗するビジネスを予測するのは、比較的簡単です。
多くの人が成功すると信じているものが必ず失敗すると気づいたとき、その情報格差を使って大きな利益を上げることができることはあまり知られていません。

本書は、個人の損得に大きくかかわるウソについて集中的に取り上げています。
個人が騙されて大損をするかもしれない話や、逆に社会で信じられているウソに気づくことで大きな利益を得られる話を紹介していきます。

目次詳細

はじめに
◎「絶対成功するもの」は予測できないが、「絶対失敗するもの」は予測できる

第1章 疑うクセを身につけよう
一見説得力のある議論の落とし穴
◎経済評論家は算数が苦手
◎「投資信託のリスク」は小学生でも分かる
◎ベストセラー作家の言うとおりにして損をした人々
◎先見力のある人が、よくアマゾンでレビューする商品とは?
◎「コミック」VS「思想書や経済書」先見力のある人がよく読むのはどっち?
◎先見力のない人ほど「学歴」で人を判断する
◎マスコミに流される人は先見力がない
◎良質なフィクションを読むことが、先見力向上につながる

第2章 「本当に合理的か?」と考えよう
広告に紛れ込む「危ない企業」を見抜く
◎大手新聞に載っている広告を安易に信用してはいけない
◎体験談広告は同一のライターが書いている!?
◎表現のギャップに警戒せよ
◎テレビCMのなかにも有害企業は潜んでいる
◎テレビCMを打っている企業のなかで、危ない企業を見抜く
◎これからヤバくなりそうな企業はここだ!
◎東進ハイスクールがテレビCMを打つ合理性がある理由

第3章 難しく見えるものこそ、学校で習った知識が役立つ
「値下がりする株」は予測できる
◎大多数の人が知らない「自然エネルギーの裏事情」
◎物理法則を無視したアイデアは必ず失敗する
◎太陽光パネルの寿命は「基本10年」
◎高校までの勉強はものすごく役に立つ
◎自然エネルギー関連株には空売りのチャンスがある
◎証券マンは「儲からない株」を買わせて儲けている

第4章 集団が騙されるポイントを知ろう
「研究不正」を見破り、儲けのチャンスに変える
◎集団が騙されて株価が変動する例は珍しくない
◎科学者だからこそ気づいた小保方晴子のウソ
◎同じ環境に長くいると、ウソを見破る力が衰える
◎大手マスコミの報道に影響される人は、事実を見誤る傾向が強い
◎悪意による研究不正は、今後も十分に起こりうる
◎空売りで稼ぐなら「水ビジネス」も狙い

第5章 「不変量」で必ず失敗するものを先読みする
東芝とシャープの凋落は予測できた
◎日本政府の借金が減ると、日本国民の貯金も減る!?
◎政治の世代間対立が生まれるワケ
◎近代科学技術が人間にもたらした2つの恩恵
◎余暇産業を基軸にして経済成長はできない
◎こうすればシャープの凋落は防げた!?
◎東芝がヤバいと予見できた理由

第6章 目先の利益・きれいごとの幻惑に克つ
後悔しないための「職場・職業選び」
◎投機よりも自己研鑽の方が大きな利益を生む
◎安定企業と不安定企業、経営トップが使う言葉の違いとは?
◎ブラック企業経営者がよく口にする言葉とは?
◎労働組合の政治色が強い会社への就職は避けるべき
◎漫画『銀のアンカー』に学ぶ、内定を勝ち取るためのヒント
◎見た目も含めて自己分析せよ
◎AIやロボットに代替されない能力を見極める
◎「任期途中で辞任する大臣の特徴」から採用基準を考える

第7章 タブーに切り込んで、隠れた需要を見つけよう
外科医不足、高齢出産、NHK受信料……チャンスは至る所にある
◎深刻化していく「外科医不足」をビジネス・チャンスととらえる
◎「放射性物質の拡散が胎児に与えるリスク」の真実
◎「活動家の圧力」の裏側には儲けのヒントが眠っている
◎NHKのタブーをビジネスに変える
◎NHKとの契約で絶対に知っておくべきこと
◎これからの時代、空気を読む人は騙され損をする

おわりに
◎ウソつきは正直者の81倍よく喋る

著者について

著:
掛谷英紀

筑波大学システム情報系准教授。
「先見力」研究の先駆者。
1970年大阪府生まれ。1993年、東京大学理学部生物化学科卒業。1998年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て、現職。専門はメディア工学。

NPO法人「言論責任保証協会」代表を務め、これまでにも「先見力検定」や「高校生先見力懸賞論文」などを実施、先見力のある人材を見分ける方法について研究している。
2016年に発表された「書籍のレビューに基づく先見性のある人物の特徴分析」は話題に。また、NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」の開発、天声人語で紹介され話題になった「人工知能による短命大臣の特徴分析」など、奇抜なアイデアを生み出す研究者として知られる。

著書に『学問とは何か 専門家・メディア・科学技術の倫理』(大学教育出版)、『学者のウソ』(SBクリエイティブ)などがある。

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  • 著者が好きです。具体的でとてもわかりやすいです。(女性・自営業)

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