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認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!

長谷川嘉哉
定価
1,298円(税込)
判型
46判変形
体裁
並製
頁数
200頁
ジャンル
  • 暮らし・健康
ISBN
978-4-7612-7374-3
発行日
2018年11月7日

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1万人の歯と口内を診てきた著者の結論!

噛み続けることが出来れば、いくつになっても
脳は生き生きとよみがえる!!

認知症患者さんに奇跡を起こしたのは、医者(私)ではなく、歯医者だったのです。―本文より

記憶力が落ちた。
もの覚えが悪くなった。
ヤル気が出ない。
「なんだか最近、脳が衰えてきた気がする……」

そんな状況に歯止めをかけて、
改善する方法があります。
それが、「歯を守ること」です。

実は、
「脳」と「歯」は、
とても強く結びついています。

なぜでしょう?
それは、「歯」が命を繋ぐために、
必要で不可欠な器官だからです。

私たちは、
生まれてから死ぬまで、
口から栄養を摂取し続けます。

極端な話、
手足がなくても生きてはいけますが、
口がなければ生きていけません。
つまり、「生きる」とは、「食べる」こと。
歯を使って、咀嚼し続けることです。

「生きる」ためにもっとも必要な、
「食べる」機能を最重要視して、
「脳」は、口を含む「歯」の領域を、特別に大きく設計しました。
つまり、「歯」を使って噛むだけで、
脳の広範囲が活性化するのです!

けれど、
歳をとり、
歯が抜けて噛めなくなると、
脳への刺激が減っていきます。
その結果、脳が老化していきます。

しかし──
しっかりと歯のケアをし、
噛み続けるための歯を温存すれば、
いつまでも
脳を刺激し続け、
脳の血流を増やし、
脳を活性化することができます。

噛み続けることができれば、
いくつになっても、
脳は生き生きとよみがえるのです。

つまり、
歯を守ることは、
脳を守ることなのです。

目次詳細

はじめに

認知症は国家レベルの問題に
まるでゴミ屋敷のような、認知症患者さんの口の中
歯のケアで認知症状が劇的に改善!
これからの時代は、医者と歯医者が連携して病気を予防する時代に!

第1章 「ボケない脳」をつくるのは、「歯」だった!

認知症専門医が気づいた、歯のケアで脳が活性化する理由
「歯を残すケア」で脳が若返る!
若いころと同じ歯みがきが、脳寿命を縮めている?
歯みがきを変えれば、生涯医療費が1千万円以上安くなる!
脳の老化を防ぐ歯みがきで得られる7大効果
やってみよう! 脳寿命チェックリスト

第2章 これだけある! 歯と病気や症状の関係

認知症だけじゃない! 口腔状態の悪化がもたらすさまざまな病気とは
病気① 「歯周病」
◦歯抜け、そして認知症の原因になる歯周病
◦プラーク中の細菌数は、肛門よりも多い
◦食後8時間でできるプラークは、時間で歯石になる
病気② 「アルツハイマー病」
◦歯周病になると、脳のゴミ「アミロイドβ蛋白」が溜まる
◦アミロイドβ蛋白と、アルツハイマー型認知症の関係
◦歯と認知症の関係をいち早く描いた『恍こ うこつ惚の人』
◦歯のケアで歯を守れば、脳ゴミは押し流せる!
病気③ 「糖尿病」
◦歯周病菌の毒素が、糖尿病を引き寄せる
◦歯周病患者の糖尿病有病率は約2倍
病気④ 「脳血管疾患(脳卒中)」
◦要介護の原因・第1位の脳卒中も、歯周病がきっかけに
病気⑤ 「心疾患」
◦歯周病の炎症が、心臓の血管にも飛び火する
病気⑥ 「誤嚥性肺炎」
◦死亡原因・第3位の肺炎も、口内細菌によって起こる可能性大
危険な病状 「口臭」
◦歯周病の口臭は、法規制レベル!
◦「おじいちゃん、お口くさい!」は歯周病が原因だった?
◦医療現場で気づいた「口臭=寝たきりのニオイ」という事実
「歳だから抜けて当たり前」という間違った常識が全身疾患を引き起こす
◦長寿国・日本では、歯の健康寿命が追いついていない
◦「8020」ではまだ足りない。めざせ「8028」!
早いうちからテクニックを身につけて、脳寿命と健康寿命を守る!
まずは、舌ポジションをチェックしよう
◦舌ポジションが間違っていると、口内細菌が増えやすくなる
◦正しい舌ポジションとは
◦「口呼吸」が口腔内細菌を大増量させる
◦前頭葉に負担をかけ、認知症リスクを高める「口呼吸」
◦舌ポジションを正せば「鼻呼吸」になり、口腔内細菌が増えない
脳の老化を防ぐ、3レベルの歯のケア方法
◦1日の歯みがき回数で、必要なケア方法を確認する

第3章 認知症専門医が教える、脳の老化を防ぐ歯のケア方法

レべル1 ──「基本ケア」これだけは身につけたい歯みがき法
ステップ 1 「歯をみがく時間は、5分」を習慣にする
◦平均歯みがき時間の3分では、プラークは落とせない
◦1日1回、丁寧にみがくことの意味
◦歯をみがくタイミングは、いつがいいか?
ステップ 2 「舌まわし」を癖づけて、常に口内を洗浄状態にする!
◦舌まわしで、天然の浄化成分・唾液が大量分泌する
◦「ドライマウス」の人の口を守る、舌まわし
◦舌まわしの具体的なやり方
レベル2 ──「歯周病ケア」万病の元をみがき切る!
ステップ 3 「両手みがき」を習慣にする!
◦毎日みがいても、歯周病になるのはなぜ?
◦利き手と逆も使うことで、歯みがきしながら脳トレする
◦丁寧な歯をみがきは、肺炎球菌ワクチンより効果的
ステップ 4 「斜め45度みがき」を習慣にする!
◦45度の角度をつけて、歯周病ポケットから汚れを掻き出す!
ステップ 5 「歯間ブラシ」を習慣にする!
◦35歳を過ぎたら、歯間清掃は必須!
◦歯間ブラシの選び方
◦前歯に使いやすい「Ⅰ型(ストレート型)歯間ブラシ」
◦奥歯に使いやすい「L型歯間ブラシ」
◦歯間ブラシの動かし方
レベル3 ──「スペシャルケア」心地よさを追求する!
ステップ 6 「歯をみがく時間は、
15分」を習慣にする!
◦1日1回は、続けて15分丁寧にみがく癖をつける
◦心地よさを味わうと、自然と続けられる
ステップ 7 オイルプリング
◦脳を活性化する究極のポイントは「心地よさ」
◦やみつきになるオイルプリングとは?
◦オイルプリングの5つの効果
◦ブラッシングと組み合わせれば効果大
◦私が行っているオイルプリングの方法
ステップ 8 ガムを活用する
◦噛んで噛んで、血流で脳ゴミを押し流す!
◦噛むことで脳が活性化! 集中力が高まる!
◦他にもある! 咀嚼がもらたす8つの効果
◦激減する咀嚼回数
◦1日3回、5分以上ガムを噛む
◦長谷川がお勧めするガム

第4章 歯医者さんを味方につける

「ケアができているか」評価してもらうために通う
◦歯の専門家の協力が必要な理由
◦治療歯科よりも、予防歯科の時代へ 1
◦歯科を定期受診すると、生涯医療費が安くなる
「認知症になりにくい」予防歯科の見分け方
髪を切るがごとく、歯科を受診しよう
歯医者さんと歯科衛生士さんにお伝えしたいこと
◦「医科」の中の歯科が、これからの歯科医療を拡大する
◦白衣の前では、誰もが素直に口を開ける
◦「おばあちゃんだけでなく、私もお願いできませんか」
◦歯科衛生士さんが、認知症患者の社会性を目覚めさせる
◦助けが必要な人ほど、自力では通えない
認知症は「もの忘れ」ではなく、「やる気」の喪失から始まる
心地よさが「やる気」を呼び起こし、脳のスイッチをオンにする

第5章 心地よい歯みがきで、脳をみがき続けよう!

ポイントは「本人にとって」の心地よさ
なぜボケない人は、90歳でも肉を食べるのか
認知症を発症してしまったら、もう遅い?
「親の歯の本数を知っている」という親孝行
心地よい歯みがきで、脳をみがき続けよう!

著者について

著:
長谷川嘉哉

1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。認知症専門医。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。主な著書に、『認知症専門医が教える 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!』『ボケ日和』(小社)などがある。

読者様の声USER’S VOICE

  • 歯科医の勧めで購入。本当に参考になりました。歯の大切さ、何事も継続することの大切さ、常に口腔内を清潔に保つことの大切さを学び実行中です。大変読みやすい本でした。(80歳女性・主婦)

  • 医療職ですが、歯についてはなかなか勉強する機会がありませんでした。歯科系の職業の方から、この本を勧められ読んでみました。歯ってとても大事ですよね。医科も歯科も予防が重要と痛感しますし、医科と歯科はもっと連携すると良いと思いました。ぜひ医療職に勧めたい本です。著者が歯科医でないところがミソですね。

  • なんとなく歯が痛いとなれば歯医者へ行く感覚でいたので、そうなる前にケアをすることの大切さを再認識しました。歯の治療を終えて今後は歯周病にならないようしっかりとケアをし、抜歯になることがないよう美味しく食べれる人生を歩んで行きたいです。歯は本当に命ですね。

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