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香りや見た目で脳を勘違いさせる

坂井信之
定価
1,430円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
224頁
ジャンル
  • 人文・思想
ISBN
978-4-7612-7167-1
発行日
2016年4月6日

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書誌情報BOOKS

人間は脳にだまされながら、ときには脳を上手にだましながら生きています。特に香りやにおい、また見た目が大きな影響を与えています。たとえば味覚やおいしさの感じ方も、人にやさしくなったり、ある人への好感度が増したりすることも、満腹感を感じたりすることも—などです。このように人間は無意識に感情や行動が変わってしまうということが、さまざまな実験や研究を通してわかってきています。本書は、こうした脳科学や応用心理学の知恵を日々の生活に活用し、脳を勘違いさせることで毎日を楽しくすることを目的としています。

目次詳細

はじめに

プロローグ香りや見た目で脳は簡単にだまされる

第1章あなたの好きな味の正体を知っていますか?
第2章心理学が教えるおいしさのトリック
第3章人は香りとにおいでだまされる
第4章好感度は香りと見た目で決まる
第5章脳を錯覚させるダイエット

著者について

著:
坂井信之

1969年生まれ。大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科修了・博士(人間科学)。この間、内臓感覚に関する生理学・脳神経科学を学ぶ。その後、広島修道大学、産業技術総合研究所などで食行動科学、認知脳科学などを研究。神戸松蔭女子学院短期大学・大学・大学院にて生活科学と心理学に関する教育と研究に従事。

現在、東北大学大学院文学研究科心理学研究室准教授。東北大学脳科学センター所属。

味覚や嗅覚、食行動、対人印象などに関する脳科学および心理学に関連する120本を超える研究論文を発表。これらの分野の第一人者と世界的にも認知されている。脳科学や心理学の知識を生活に応用することを目指し、医学・歯学・栄養学などの研究者と連携しながら、生活の質(QOL)の向上につながる学術研究を続けている。

メーカーやサービス関連会社などとの共同研究や学術指導・研修などにも熱心に関わり、産業界にも顔が広い。また、「ためしてガッテン!」や「所さんの目がテン!」などテレビ番組にも多数出演。専門的な知識をわかりやすく解説すると評価が高い。「生活の役にたつ脳科学・心理学でなければ価値がない」をモットーにしている。

著書(分担執筆)に『食べることの心理学』(有斐閣選書)『においの心理学(アロマサイエンスシリーズ21)』(フレグランスジャーナル社)『味わいの認知科学』(勁草書房)など多数。

読者様の声USER’S VOICE

  • 大学で脳科学や心理学を学んでみたいと思っている高校生に読ませたい本だと思いました。(36歳女性・教育/研究)

  • 大学で心理学を学んでいて、自分自身も香りや見た目に気を遣っていることもあって、興味があったため購入。(29歳女性・会社員)

  • 大変勉強になり面白い本でした。人間はこんなにも五感、特に味覚嗅覚は騙せやすいものなのだなと思いました。私は香水には興味がなかったのですがこの本を読んで、人を惹きつける香り、知りたくなりました。明日香水買ってみます。ありがとうございました。

  • 学校の教材でこの本を購入しましたが、文字の大きさがとても読みやすく、挿し絵もあって教材というよりか、読書感覚でスラスラ読めました。内容としては普段の生活において自分の行動や考え方が人間の心理によるものだったり、今後の生活に役立ちそうな知恵を得ることができました◎

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