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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
定価 1,650円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 264頁
ISBN 978-4-7612-6910-4
発行日 2013年4月22日

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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

ティモシー・テイラー /著  池上彰 /監訳  高橋 璃子 /訳 

読者様の声

  • 内容がわかりやすかった。池上彰さん監訳で読みやすい。(40歳男性・公務員)
  • わかりやすく説明されてよかった。すごくためになった。(15歳男性・中学生)
  • 社会人一年目で学びの機会が減り、自己成長のために本書で勉強しようと思い購入しました。わかりやすくて読みやすいです。池上さんの関わっている本はすべて楽しみにしております。(24歳男性・事務職)
  • 理系出身者にとっても非常に分かりやすい内容だった。(27歳男性・営業職)
  • 経済に興味を持ち、導入本として最適であると感じたため購入。(16歳男性・学生)
  • 経済のことを改めて学びたいと思ったので購入。(25歳女性・会社員)

内容紹介

この本は、すでに出版されているミクロ編に続くものです。
まずはミクロ編を読んだうえでマクロ編に進んでほしい。
著者は、そう考えて、この順番にしています。

原著は1冊にまとまっていますが、
日本語版は、読者の便宜を考え、2冊に分けました。

ミクロ編で紹介したように、
著者のティモシー・テイラー氏は、経済学者。
アメリカ経済学会発行の雑誌の編集に長年携わってきました。
全米各地の大学で経済学の講義も担当し、
スタンフォード大学とミネソタ大学では
「学生が選ぶ講義が上手な教師」の1位を獲得しています。

経済学の基礎を知れば、世の中のしくみが見えてくる。
国民のためにどんな政策が必要かもわかってくる。
彼はこう説きます。

マクロ経済学の「マクロ」とは巨視的な見方のこと。
単にミクロ経済学を大きくしたものではなく、
経済全体を大づかみにする学問です。
個々の企業や人びとの経済活動を分析するのがミクロ経済学ですが、
そうした個々の活動の集大成の結果、
一国の経済や世界経済は、思わぬ動きをすることがあります。
それを分析するのがマクロ経済学です。

日本経済は、長いあいだデフレに苦しんできました。
デフレから脱却するため、公共事 業の拡大などの財政政策がとられてきましたが、
財政状態が悪化するばかりで、デフレ脱却に結びついていません。

これについて著者は、こう書きます。

「財政政策は痛みをやわらげるだけで、
痛みのもとを取り除くことはできないのです」


これは、日本の政治家には耳が痛いのではないでしょうか。
2012年暮れの総選挙で誕生した自民党の安倍晋三内閣は、
日本銀行のデフレ対策が十分ではなかったとして強い批判をつづけ、
総裁と副総裁を総入れ替えしました。
これにより、今後、日銀の金融政策がうまくいくのでしょうか。
本書の著者の解説を読んで、考えてみましょう。

テイラー氏は、こう言います。
「デフレによってもたらされた不況には、金融政策がうまく効かないのです」

これは、アベノミクスに対する、やんわりとした批判になっていますが、
もちろんこれは、日本でアベノミクスが打ち出される前に書かれた本です。
著者の考えは、経済学界多数派のオーソドックスな理論です。

これを読めば、アベノミクスが例のない大胆な挑戦であることがわかります。
この理論を踏まえたうえで、アベノミクスの成算をチェックしましょう。

このほか、
外国為替の変動の不思議についての解説など、具体的な例示に富んだこの本は、
これからの日本経済と世界経済を予測する力を与えてくれます。


「ある国の経済が成長したからといって、ほかの国が貧しくなるわけではない」
これが彼の主張です。
じっくり読んでみましょう。経済学の力を実感するはずです。

「監訳者まえがき」より抜粋

著者について

ティモシー・テイラー
TIMOTHY TAYLOR
経済学者・編集者。スタンフォード大学修士課程修了。
雑誌や書籍の編集をしながら、経済教育に広く携わる。「とっつきにくい」「専門用語ばかりで何を言っているかわからない」といった経済学者のイメージを払拭すべく、「話のできるエコノミスト」として活躍中。
スタンフォード大学の経済学入門の講義で“学生が選ぶ最優秀講義賞"を獲得するほか、ミネソタ大学・大学院でも“年間ベスト講師賞"を受賞するなど高い評価を受けている。

池上彰
1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学などでも講義を担当する。

慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。記者として数多くの事件や社会問題を取材する。その後、94年4月からの11年間、NHKテレビ番組「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすい解説で、子どもから大人まで幅広い人気を得る。2005年にNHKを退局、フリージャーナリストに。現在も、執筆・取材活動を中心に、各種メディアで精力的に活動している。著書多数。監訳書に『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門〈ミクロ編〉〈マクロ編〉』(小社刊)がある。

高橋 璃子
翻訳家。京都大学卒業。訳書に『エッセンシャル思考』『ヒラリー・クリントンの言葉』『「正義」は決められるのか?』『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門』(いずれも、かんき出版)、『GDP ──〈小さくて大きな数字〉の歴史』(みすず書房)、『ウォール街の物理学者』(早川書房)、共訳書に『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1』(早川書房)などがある。

目次詳細

日本語版の刊行によせて
監訳者まえがき

第1章 マクロ経済とGDP
第2章 経済成長
第3章 失業率
第4章 インフレ
第5章 国際収支
第6章 総需要と総供給
第7章 インフレ率と失業率
第8章 財政政策と財政赤字
第9章 景気対策
第10章 財政赤字と貯蓄率
第11章 お金と銀行
第12章 中央銀行と金融政策
第13章 金融政策の実践
第14章 自由貿易
第15章 保護貿易
第16章 為替相場
第17章 国際金融危機
第18章 世界経済をどう見るか