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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

ティモシー・テイラー
監訳
池上彰
定価
1,650円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
256頁
ジャンル
  • 経済・金融
キーワード
  • #ベストセラー
ISBN
978-4-7612-6894-7
発行日
2013年2月25日

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書誌情報BOOKS

経済はむずかしい。簡単に理解できる本はないだろうか。
こんなことが言われるのは、日本だけではないのですね。アメリカでもしばしば聞かれる声だそうです。では、それに応えよう。こうして生まれたのが、この本です。

著者のティモシー・テイラー氏は、経済学者。アメリカ経済学会発行の雑誌の編集に長年携わってきました。全米各地の大学で経済学の講義も担当し、スタンフォード大学とミネソタ大学では「学生が選ぶ講義が上手な教師」の1位を獲得しています。

アメリカの有名大学といえば、東はハーバード、西はスタンフォードです。極めて優秀な学生たちが熱狂したテイラー先生の講義とは、どんなものだったのか。この本で体験してみましょう。その教え方のうまさは、実際に本文を読んでいただければ明らかです。
経済の基本を、身近な具体例を引きながら、鮮やかに説いていきます。

経済学の基礎を知れば、世の中のしくみが見えてくる。
国民のためにどんな政策が必要かもわかってくる。彼はこう説きます。この考え方は、私とまったく同じです。

たとえば、現代の日本を考えてみましょう。

日本は長い間デフレに苦しんできました。2012年暮れの衆議院議員総選挙で自民党の安倍内閣が発足すると、日銀に対して大胆な金融緩和を求めました。政府も公共事業への支出の拡大をはじめました。これによってデフレから脱却しようというのです。経済学の基本が理解できていれば、こうした政策転換の意味と、今後の見通しがわかってきます。

経済学の基礎が身についていれば、日本の未来シナリオを、自分自身で描けるようになるのです。そんな基礎を身につけるのに役立つのが、この本です。わかりやすい説明方法は、まさにわが意を得たりです。

経済学を基礎から学びたいと考える人の動機はさまざまでしょう。

「これから大学の経済学部や経営学部、商学部などで経済学を学ぶことになるので、その前に経済学はどういうものか、概観しておきたい」あるいは「大学で経済学を専門に学ぶわけではないが、世の中のしくみを知るため一般教養として経済学を学んでおきたい」
こうした人たちに、この本はぴったりです。とりわけ就職活動をする学生さんであれば、この程度の経済学の知識は持っておいてほしいところです。経済新聞を読むのもいいですが、基礎がないと理解できません。まずはこの本で、肩慣らしておきましょう。

もちろん社会へ出て活躍しているビジネスパーソンにもお勧めです。日々の仕事を通じて、「もっと経済学を勉強しておけばよかった」と反省している人も多いことでしょう。 経済学の学び直しに役立ててください。

「監訳者まえがき」より抜粋

監訳者は池上彰氏

目次一部

目次詳細

日本語版の刊行によせて
監訳者まえがき

イントロダクション 経済学の考え方
第1章 経済学とは何か
第2章 分業
第3章 需要と供給
第4章 価格統制
第5章 価格弾力性
第6章 労働市場
第7章 資本市場
第8章 個人投資
第9章 完全競争と独占
第10章 独占禁止法
第11章 規制と規制緩和
第12章 負の外部性
第13章 正の外部性
第14章 公共財
第15章 貧困と福祉
第16章 格差問題
第17章 情報の非対称性
第18章 企業と政治のガバナンス

著者について

著:
ティモシー・テイラー

TIMOTHY TAYLOR
経済学者・編集者。スタンフォード大学修士課程修了。
雑誌や書籍の編集をしながら、経済教育に広く携わる。「とっつきにくい」「専門用語ばかりで何を言っているかわからない」といった経済学者のイメージを払拭すべく、「話のできるエコノミスト」として活躍中。
スタンフォード大学の経済学入門の講義で“学生が選ぶ最優秀講義賞”を獲得するほか、ミネソタ大学・大学院でも“年間ベスト講師賞”を受賞するなど高い評価を受けている。

監訳:
池上彰

1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学などでも講義を担当する。

慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。記者として数多くの事件や社会問題を取材する。その後、94年4月からの11年間、NHKテレビ番組「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすい解説で、子どもから大人まで幅広い人気を得る。2005年にNHKを退局、フリージャーナリストに。現在も、執筆・取材活動を中心に、各種メディアで精力的に活動している。著書多数。監訳書に『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門〈ミクロ編〉〈マクロ編〉』(小社刊)がある。

読者様の声USER’S VOICE

  • 実はとても身近なミクロ経済なのに改めて勉強し直すととても面白く感じました。用語や例えと身近なものでとても理解し易かったです。次のマクロ編も購入したいと思います。

  • 経済学をマクロ、ミクロに捉える上で必要な要素がわかりやすく、そして順序立てて書いてあり非常に分かりやすかった。経済を考える上での一助になったとともに、さらに勉強意欲を掻き立てる一冊だった。

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