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暦・しきたり・アエノコト 日本人が大切にしたいうつくしい暮らし

井戸理恵子
定価
1,650円(税込)
判型
A5判変形
体裁
並製
頁数
192頁
ジャンル
  • 暮らし・健康
ISBN
978-4-7612-6874-9
発行日
2012年11月21日

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書誌情報BOOKS

日本人の自然感、信仰のあり方をひもときながら、
どんな伝統的なしきたりや年中行事が残されてきているのか、
それにはどういう意味があるのかを解説。

祭事や五節供でいただく料理のレシピなども
イラストをふんだんに使って紹介。

目次詳細

はじめに

第1部 先人からの伝言?しきたりに込められたメッセージ
自然のリズムに寄り添い、カミサマと心を通わせ暮らしてきた日本人の知恵
しきたりは先人からの贈り物
暮らしの中のカミサマ
日々の暮らしに“息づくカミ"
陰のチカラに感謝して過ごす“おかげ様"
カミサマと向き合うときの作法
日々の感謝と素直な気持ちを届けにいく
凶のおみくじこそ自分を見直すチャンス
カミサマを待つ“まつり"
カミサマや先祖をお迎えする
清潔にしてカミサマを待つ
“まつり"でよいエネルギーをチャージする
季節の節目のおまつり
亡くなった人との魂の交流
盆踊りの手の祓い、足運びの意味
エネルギーを充電する特別な日
人生の節目のおまつり
感謝と覚悟の「通過儀礼」
健康と成長を祈願する「お七夜」「お宮参り」
7歳までは神の子!?
「七五三」
大人としての覚悟を決める「成人式」
白無垢と赤い打ち掛けの意味、実は……「結婚式」
変化のときに心柱を建てる「厄除け」
年で始めに還る「還暦」
残された人たちの悲しみをやわらげるプロセス「お葬式」
暦が教えてくれること
自然とともに暮らす方法「暦」
災害が暦のきっかけ
1年の始まりは冬至から、農耕の始まりは立春から
日本の自然に寄り添う「旧暦」
季節の目安「二十四節気」と「七十二候」
五節供と雑節

第2部 ときどき旧暦で暮らす「アエノコト」
ふた月に1度、カミサマを迎えてもてなす食のおまつり
食べ物に感謝してこれからの季節に備える
体と食べ物と「陰陽五行説」
アエノコトの日の過ごし方
冬至 甦りの日
新たな1年を祝う行事が行われる日
易者が易を立てる日
冬至には柚子湯
滋養を高める食べ物を
冬至のアエノコト お品書き
自宅で作りたい冬至のレシピ
夏至には朝日を拝もう
春分の日 秋分の日
人日 七種( 草)粥を食す日
気力がみなぎり、春夏秋冬病なし
人との関係を考える日
七草の効用
人日のアエノコト お品書き
自宅で作りたい人日のレシピ
上巳 桃の節供「桃」と「雛」と「蛇」
ケガレを祓う日
女の子の遊び道具から雛祭りへ
魔を祓う“桃"
菱餅はなぜひし形?
上巳・雛祭りのごちそう
上巳のアエノコト お品書き
自宅で作りたい上巳のレシピ
端午 梅雨の邪気を祓う日
菖蒲や薬玉の香気で魔を祓い清める
古くは女の子の節供
菖蒲から尚武、男の子の節供へ
出世の願いを込めた鯉のぼり
柏餅に込められた意味
端午の節供に食べたいもの
端午のアエノコト お品書き
自宅で作りたい端午のレシピ
七夕 罪穢れを清め技芸上達を願う日
お盆の前の禊の儀式
女性の才覚が高まるよう祈りを捧げる日
短冊の意味、お願いごとは……
七夕送りとお盆の行事
お中元とそうめんの由来
七夕におすすめの食べ物
七夕のアエノコト お品書き
自宅で作りたい七夕のレシピ
重陽 九が重なるおめでたい日
陽が極まる日として祝う日
九月は菊
雅な菊のアロマ効果
重陽の節供に食べたいもの
重陽のアエノコト お品書き
自宅で作りたい重陽のレシピ

おわりに
付録:旧暦カレンダー

著者について

著:
井戸理恵子

民俗情報工学研究家。1964年北海道北見市生まれ。
國學院大學卒業後、株式会社リクルート フロムエーへ入社、営業職を経て退職。
現在、多摩美術大学の非常勤講師として教鞭を執る傍ら、日本全国をまわって、先人の受け継いできた各地に残る伝統儀礼、風習、歌謡、信仰、地域特有の祭り、習慣、伝統技術などを民俗学的な視点から、その意味と本質を読み解き、現代に活かすことを目的とする活動を精力的に続けている。

最近では、ホテルや温泉施設、化粧品会社の商品などのコンセプト、デザイン、ネーミングなどに携わるほか、映画やオペラ、アニメなどの時代考証、アドバイザーも務めている。
「Back to future Japan(日本の未来に還ろう)」をコンセプトに、人間国宝や職人、科学者、神社界・仏教界の重鎮たちをネットワークし、伝統技術の継承にも積極的に関わっている。

また、ラジオにも多数出演。日本人が知っておきたい、しきたりや節供の本当の意味をテーマに、日々の生活に活かす興味深い内容を、ていねいな語り口で解説。出演のたび、リスナーからの反響が大きいと評判。

著書に『暦・しきたり・アエノコト 日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』(かんき出版)がある。

読者様の声USER’S VOICE

  • 煎茶道を趣味にしています。旧暦での年中行事に関係した床飾りや掛物、道具のあつらえがありますので、著者の話に興味を持ちました。(70代・男性)

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