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サッカーIQを高める サッカーシステム完全講座
- 著
- ノーミルク佐藤(佐藤祐一)
- 定価
- 2,200円(税込)
- 判型
- A5判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 304頁
- ジャンル
-
- 趣味・実用
- ISBN
- 978-4-7612-7874-8
- 発行日
- 2026年5月20日
書誌情報BOOKS
サッカーは「フォーメーション」でここまで面白くなる!
なぜ、あのチームはいつもフリーの選手を生み出せるのか?
なぜ、攻撃と守備で形が変わるのか?
なぜ、同じフォーメーションでも勝敗が分かれるのか?
本書は、サッカーの本質である「フォーメーション」や「可変システム」に焦点を当て、
現代サッカーを読み解くための“戦術眼”を身につける一冊です。
サッカーは11人が連動して動く「陣取りゲーム」。
ピッチ上では、数的優位・質的優位・精神的優位をめぐる駆け引きが常に起きています。
本書では、「ズレ」「対面」「あまり」といったキーワードを軸に、
選手たちの動きと戦術のロジックを徹底的に可視化しました。
さらに、6つの基本フォーメーションをベースに、計90パターンの対戦関係を整理。
攻撃時にはどう前進し、どこで優位を作るのか。
守備時にはどう奪い、どのように封じるのか。
試合で実際に起きている現象を、体系的に理解できる構成になっています。
フォーメーションは「ただの並び」ではありません。
それは、チームの意図と戦い方そのものです。
本書を読み終えたとき、あなたの目に映るサッカーは一変します。
試合の見え方が変わり、観戦の面白さが何倍にも広がるはずです。
▼こんな人におすすめ
・サッカー観戦をもっと深く楽しみたい
・戦術やフォーメーションを体系的に理解したい
・試合を「なんとなく」ではなく言語化して観たい
・指導・分析・プレーに戦術理解を活かしたい
初心者から上級者まで、「サッカーの見え方」が変わる一冊。
目次詳細
1 時間目 サッカーIQをアップデートする基本的要素
サッカーは壮大な陣取りゲーム
サッカーの試合の構成要素
ポジションとは?
フォーメーションとは?
2 時間目 サッカーを観るための「前提」を整える
サッカーという盤面を整理する「共通言語」
3つの優位性「数的優位・質的優位・精神的優位」とは?
「質的優位」と現代における「良い選手」の定義
戦術を成立させる「個」の力
役割の再定義
3 時間目 フォーメーションの正体(初期配置編)
フォーメーションは「固定」するものではなく「変わる」もの
フォーメーション①:初期配置(ファースト・フェーズ)
フォーメーション②:攻撃時の二次配置(数的不利から数的同数へ)
フォーメーション③:攻撃時の三次配置(数的同数から数的優位へ)
フォーメーション④:守備時の二次配置(数的不利から数的同数へ)
フォーメーション⑤:守備時の三次配置(数的同数から数的優位へ)
4 時間目 現代サッカーの本質は「ズレ」の作り合いにある
サッカーを解く鍵は「ズレ」と「対面」と「あまり」
攻撃の「ズレ」―認知のバグを引き起こす移動
攻撃の「対面」と「あまり」―数的優位を作り出すオフ・ザ・ボールのロジック
守備の「ズレ」―あえて形を崩して罠を張る
守備の「対面」―数的同数化して奪う行動はサッカーの新たな“攻撃”だ
守備の「あまり」―数的優位を作り出す未来のサッカー
【最新型】奪取の可変―「後出しジャンケン」の完成形
5 時間目 攻めるための具体的な方法論(組立・保持・前進編)
「+1」をどこに、誰が、どう作るのか
ビルドアップは「後出しジャンケン」の第一歩
中盤の「交通整理」とハーフスペースの攻略
ファイナルサード―「可変の終着点」で仕留める
ケーススタディ―現代の「攻撃的解答」
6 時間目 奪うための具体的な方法論(迎撃・非保持・奪取編)
「守備側の可変」が、攻撃のロジックを破壊する
守備の本質は「封鎖」と「マンツーマン」
現代最強の盾「ハイプレス」と「可変ブロック」
人か空間か―ディフェンスの「知性」とは
7 時間目 フォーメーションと攻略法
本章の見方
6つの基本フォーメーション
15の対戦フォーメーション(基本フォーメーションと重複する6つは除く)
7-① 3-4-2-1
3-4-2-1(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:対面マッチアップを攻略する可変のズレ
vs[3-1-5-1]:分厚い中盤をかき回すシャドーのライン間攻略
vs[3-4-1-2]:トップ下を窒息させる「変則3ボランチ」
vs[3-1-4-2]:アンカー脇のスペースを突く可変攻撃
vs[3-4-3(ボックス型)]:中盤の「ボックス」同士からのズレ対決
vs[3-4-3(ダイヤモンド型)]:中盤のズレとあまりの「化かし合い」
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を回避する「ワイド・可変」
vs[4-2-3-1]:トップ下を「箱の中」に閉じ込める
vs[4-3-1-2]:ダイヤモンドを外から「削る」
vs[4-4-2]:数的優位をデザインする戦術の教科書
vs[4-1-2-3]:アンカー脇のスペースを活用するシャドー
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽9番を「包囲網」で消す
vs[5-5-0]:超要塞を「波」と「遠距離砲」で粉砕
vs[5-4-1]:ポケットの前の門番を引きずり出す
vs[5-3-2]:中盤両脇の空白地帯を徹底攻略する
7-② 3-4-1-2
3-4-1-2(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:中央の「3人vs3人」をサイドの可変で制す
vs[3-1-5-1]:5人の中盤を「大外の高さ」で無効化する
vs[3-4-1-2]:中央の「浮き」を巡る配置のズレと攻略
vs[3-1-4-2]:アンカー脇の「空白地帯」を攻略する
vs[3-4-3(ボックス型)]:中央の檻を「2トップの拡散」で打ち破る
vs[3-4-3(ダイヤモンド型)]:アンカー脇を「2トップ」が切り裂く
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を回避する「サイドの数的優位」
vs[4-2-3-1]:ミスマッチを突く数的優位の作り方
vs[4-3-1-2]:ダイヤモンドを「幅」で揺さぶり、2トップで仕留める
vs[4-4-2]:中央の「3vs2」で数的優位をデザインする
vs[4-1-2-3]:アンカーを混乱に陥れる「3vs3」の可変
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽9番を「中央CBの迎撃」で無力化する
vs[5-5-0]:究極の要塞を「多方向からの飛び出し」で砕く
vs[5-4-1]:実は効果的なワイド×ワイド
vs[5-3-2]:中央の揺さぶりとCBの果敢な飛び出し
7-③ 3-4-3(ボックス型)
3-4-3(ボックス型)(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:中央の「4vs2」で中盤をハックする
vs[3-1-5-1]:中央の「空白地帯」をボックスが制圧する
vs[3-4-1-2]:トップ下という互いの攻略先
vs[3-1-4-2]:[IH]を釣り出し、外側から「3バック」を解体する
vs[3-4-3(ボックス型)]:中央の「四角形」を歪ませる知略バトル
vs[3-4-3(ダイヤモンド型)]:アンカー脇の「聖域」への侵入
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を「サイドの列移動」で外す
vs[4-2-3-1]:中盤の「4vs3」を外への揺さぶりで活かす
vs[4-3-1-2]:3センターを揺さぶり続け、中央の壁を崩壊させる
vs[4-4-2]:中盤の「4vs2」が生むライン間の制圧
vs[4-1-2-3]:アンカーを包囲する「インサイドの二重攻撃」
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽りの中心を包囲し、外から射抜く
vs[5-5-0]:要塞を「全方向からの包囲」で砕く
vs[5-4-1]:5人の壁を「ボックスの斜めのラン」で切り裂く
vs[5-3-2]:サイドの「2vs1」で中央を広げ、ボックスで刺す
7-④ 4-2-3-1
4-2-3-1(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:ミスマッチを逆手に取る「サイドの制圧」
vs[3-1-5-1]:可変する要塞を「サイドの段差」で攻略する
vs[3-1-4-2]:相手アンカーをトップ下で消しつつサイドから攻める
vs[3-4-1-2]:中央の「三角形」を包囲する戦略
vs[3-4-3(ボックス型)]:中央の密集を回避する「サイドの数的優位」
vs[3-4-3(ダイヤモンド型)]:相手中盤をトップ下とWGで分断
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を「大外の追い越し」で制圧する
vs[4-2-3-1]:中央の「数的優位」を攻撃へ転換する可変バトル
vs[4-3-1-2]:ダイヤモンドを「逆サイドへの展開」で揺さぶる
vs[4-4-2]:2ラインの間(ギャップ)を突く「ボックス形成」
vs[4-1-2-3]:アンカーを包囲する「中盤の逆三角形」攻略
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽9番を「ボランチの吸収」で消す
vs[5-5-0]:ゴール前の門番たちを「遠距離砲」と「数」で粉砕する
vs[5-4-1]:5人の壁を「ハーフスペースの可変」でこじ開ける
vs[5-3-2]:手薄なサイドを「SBの前進」で封じ込める
7-⑤ 4-4-2
4-4-2(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:5トップ化で3バックを物理的に破壊
vs[3-1-5-1]:5人の中盤と「大外の廊下」
vs[3-4-1-2]:中央の「ひし形」をサイドから無力化
vs[3-1-4-2]:アンカー脇の「空白」を2トップが突く
vs[3-4-3(ボックス型)]:中央ボックスを囲い込む2ラインの連携
vs[3-4-3(ダイヤモンド型)]:相手の中盤に対する強固な2ライン
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を回避する「サイドのオーバーロード」
vs[4-2-3-1]:中央の「ひし形」形成とサイドの強襲
vs[4-3-1-2]:ダイヤモンドを外側から切り倒す
vs[4-4-2]:ミラーゲームを制する攻守の可変
vs[4-1-2-3]:アンカーを包囲する「インサイド・ロール」
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽9番を「ボランチの吸収」で無力化する
vs[5-5-0]:究極の守備網を「総攻撃」で砕く
vs[5-4-1]:5人の壁を「2トップの斜めの動き」で切り裂く
vs[5-3-2]:手薄なサイドから「WGの突破」で攻略する
7-⑥ 4-1-2-3
4-1-2-3(長所・短所など)
vs[3-4-2-1]:アンカーを起点にサイドで数的優位を作る
vs[3-1-5-1]:5人の中盤を「WGの高さ」で押し下げる
vs[3-4-1-2]:中央を回避し、外から包囲
vs[3-1-4-2]:アンカー周辺エリアの連携攻略が鍵
vs[3-4-3(ボックス型)]:中盤の「3vs2」でパスコースを支配
vs[3-4-3(ダイヤモンド)]:中盤「3vs4」を可変二次配置で攻略
vs[4-3-2-1]:中央の渋滞を「サイドの追い越し」で外す
vs[4-2-3-1]:アンカーの「浮き」を利用した支配
vs[4-3-1-2]:中盤を「幅」で引き裂きアンカー脇を刺す
vs[4-4-2]:中盤の「3vs2」で盤面を完全に掌握
vs[4-1-2-3]:アンカーの「自由度」を巡る攻防
vs[4-3-3(フォルスナイン型)]:偽9番を「アンカーの吸収」で機能不全にする
vs[5-5-0]:究極の要塞を「全方向からの砲撃」で砕く
vs[5-4-1]:「IHの斜めラン」で切り裂く
vs[5-3-2]:サイドの「3vs2」で中締めシステムを無効化
著者について
- 著:
- ノーミルク佐藤(佐藤祐一)
ノーミルク佐藤(のーみるくさとう) [本名:佐藤祐一(さとう・ゆういち)]
サッカーデータアナリスト/株式会社Lifepicture 代表取締役社長
1987年生まれ、宮城県出身。早稲田大学在学中より教育業界に携わり、学習塾・予備校の講師・教室長として中学受験から東大早慶・医学部に至るまで多くの受験生を指導。さらにCMOとして独自の指導メソッドや、データを活用した成長カリキュラムを構築した経験を持つ。
現在は、株式会社Lifepictureの創業者兼CEOとして、WEBマーケティングやコンテンツ制作にも精通。2018年よりYouTubeチャンネル「MILK SOCCER ACADEMY(通称:ミルアカ)」を運営。Jリーグや日本代表、海外サッカーを題材に、戦術・試合分析、移籍情報、選手の戦力分析などを“楽しく、わかりやすく”解説し、毎日複数本の動画を投稿。チャンネル登録者数は11万人を突破している。また、ABEMA「ゼルつく」や「エル・ゴラッソ」「サッカーキング」など、複数のメディアに寄稿・出演し、DAZN、Jリーグや各クラブの企画協力なども行っている。
教育現場で培った伝達力、情報設計力、そして現職でのデータ分析力を融合させ、複雑なサッカー戦術を誰にでもわかるかたちで発信し続けている。
著書として『サッカーIQを高める サッカー観戦力養成講座』(かんき出版)がある。
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