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認知症は決断が10割

長谷川嘉哉
イラスト
鉄拳
定価
1,650円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
304頁
ジャンル
  • 暮らし・健康
ISBN
978-4-7612-7799-4
発行日
2025年3月19日

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書誌情報BOOKS

認知症、認知症介護は、
「決断」次第で天国にも地獄にもなるのです。
例えば、
・施設にいつ入居させるか
・「家族だけで介護するのは無理」と心得る
・「看取りは自宅で」という先入観を捨てる
・自分の親は、自分で看る等々…。
ベストセラー「ボケ日和」の著者が、
ズバッ!とお答えします
登録者数12万人の「YouTube」も大好評!
本書では、認知症患者さんを支えるご家族が、介護生活を送る上で、ど
んな「決断」をすれば後悔せずに済むのか。それを具体的に紹介しています。
第1章 最初にしてほしい、もっとも重要な決断
第2章 「家族の認知症に気づいたとき」にする決断
第3章 「要介護認定を申請して、ケアマネさんに頼る」決断
第4章 「お金」にまつわる決断
第5章 「介護サービス」「介護施設」の利用にまつわる決断
第6章 「患者さんの最期」にまつわる決断

目次詳細

はじめに ── 認知症は、家族に「決断」を強いる病気です
まずは、この本に出てくる人たちのこと

第1章最初にしてほしい、もっとも重要な決断
【決断!】自分の親は、自分で看る!
【決断!】介護を美談に仕立てない!
【決断!】「家族だけで介護するのは無理」と心得る!
【決断!】「看取りは自宅で」という先入観を捨てる!
Column
1人で介護している男性こそ、外部の力を頼ることを覚えて!

第2章
「家族の認知症に気づいたとき」にする 決断
【決断!】まずは、正しい医療機関を選ぶ!
【決断!】患者さんの異変に気づいたら、迷わず受診させる!
【決断!】患者さんを受診させる、うまい説得の仕方を覚えておく!
【決断!】医療機関には、必ず家族が付き添う!
【決断!】患者さんに気になる症状が出たら、動画を撮る!
【決断!】家族の中で、介護のリーダーを決める!
【決断!】家族は「主介護者」を守る!
【決断!】「ぽっと出症候群の人」にならない!
【決断!】お孫さんや、ご近所さんに、患者さんの認知症を隠さない!

第3章
「要介護認定を申請して、ケアマネさんに頼る」決断
【決断!】家族が認知症と診断されたら、すぐに要介護認定の申請をする!〖1〗
【決断!】家族が認知症と診断されたら、すぐに要介護認定の申請をする!〖2〗
【決断!】要介護認定されたら、良いケアマネを探す!
決断!】ケアマネ探しは「特定事業所加算」か、介護経験者の口コミを参考に!
Column
ケアマネ資格を持つ認知症専門医が教える 良いケアマネの3条件とは?
【決断!】知人にケアマネを頼むのは、絶対にやめる!
【決断!】介護がラクにならないときは、ケアマネの変更も考える!
【決断!】介護保険を利用して、自宅を改修する!
【決断!】敷き布団はやめて、介護ベッドを使う!
【決断!】介護がつらくなってきたら、介護保険の区分変更をしてもらう!
Column
介護認定を受けたら、「障害者控除」で、お得に節税しよう!

第 4章
「お金」にまつわる 決断
【決断!】患者さんの銀行関係は、家族が管理する!
【決断!】患者さんの定期預金を解約して、普通預金にしておく!
【決断!】患者さんのお金遣いが妙なときは、お小遣い制にする!
Column
「高齢の親は騙される」と覚悟して、人間関係に気を配ろう!
Column
「成年後見人」をつけると、わりと面倒なことになります
【決断!】親の年金・貯金の額を聞く!
【決断!】介護費用は、患者さんのお金から払う!
【決断!】施設代も、患者さんの貯金から支払う!
Column
親と同居の方は必見!「世帯分離」で介護費用が安くなる?
【決断!】施設入所した患者さんが一人暮らしなら、自宅を売却する!
Column
遺された奥さんは、遺族年金だけでは暮らせない!?

第5章
「介護サービス」「介護施設」の利用にまつわる 決断
【決断!】要介護(要支援)認定されたら、デイサービスに行ってもらう!
【決断!】いざとなったら、デイサービスに行きたくなる必勝フレーズを使う!
【決断!】ご夫婦でデイサービスに通うなら、施設か曜日を変更する!
【決断!】1人にしておけなくなったら、ショートステイも利用してもらう!
【決断!】ショートステイに行く日を、前もって患者さんに言わない!
【決断!】ショートステイを使うときは、できれば「単独型」を使う!
【決断!】患者さんにこの症状が出たら、介護施設への入所を考える!
Column
家族がお風呂で倒れていたら、真っ先にすべきこととは?
【決断!】介護施設に預けることを、実の子が提案する!
Column
身体のケアは介護スタッフに任せて、
家族は患者さんの心をケアしよう
【決断!】介護施設は、2段階に分けて選択する!
【決断!】グループホームを選ぶときは、大声を出す人がいる施設を選ぶ!
Column
認知症なのにグループホームより「住宅型有料」や「サ高住」を勧めるケアマネを信じないで!
【決断!】施設選びは、患者さんの様子と施設の状況を見ながら慎重に!
Column
患者さんが国民年金なら、「特養」「老健」をうまく使おう
【決断!】「看取り」までやってくれる施設かどうか、必ず確認する!
Column
入所の順番が回ってこないのは介護者さんの態度が原因かも!?
【決断!】施設看取りか、自宅看取りか。決断はあとで変えてもOK!
Column
生前葬のススメ

第 6章
「患者さんの最期 」にまつわる 決断
【決断!】最期は自然に任せる
【決断!】最期が近い患者さんは、食べられなくなることを受け入れる
【決断!】最期に水も飲めなくなっても、点滴はしない
Column
人生の終わりが近い患者さんに医師が点滴を打つのはこんなとき
【決断!】おだやかに見送るために、胃ろうはしない!
【決断!】おだやかに見送るために、中心静脈栄養もしない!
【決断!】危篤の際は、病院へ運ばない! 救急車も呼ばない!
【決断!】もし自宅看取りになったら、機能強化型在宅支援診療所を選ぶ!
【決断!】最期の一瞬に立ち会うことよりそれまでの関わりを大事にする
Column
自宅で患者さんが亡くなった場合、家族がすべきこととは?
Column
「亡くなったらすぐに駆けつけなきゃ」は在宅医の思い込み?
おわりに

著者について

著:
長谷川嘉哉

1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。認知症専門医、医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本老年病学会専門医。
祖父が認知症になった経験から医師の道を志し、夢を実現。病気だけでなく生活、家族も診るライフドクターとして活動し、医療、介護、社会保障サービスから民間保険の有効利用にまで及ぶ。在宅医療では開業以来、70,000件以上の訪問診療、1,000人以上の看取りを実践している。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。
主な著書に、『親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!』(サンマーク出版)、『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!』、ベストセラーになった『ボケ日和』。また『マンガ ぼけ日和』矢部太郎著(すべて、かんき出版)の原案などもある。
YouTube『長谷川嘉哉「ボケ日和 転ばぬ先の知恵」チャンネル』も好評。

イラスト:
鉄拳

1972年5月12日生まれ。長野県大町市出身。
お笑い芸人。パラパラ漫画家。
2011年にパラパラ漫画の制作を開始し、代表作にイギリスのバンドMUSEの公式PVに起用された「振り子」や、実写映画化・舞台化された「家族のはなし」などがある。その他、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」劇中アニメーションや、様々なアーティストのMV、企業・自治体の動画など数多くの作品を手がけている。2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」に役者としても出演。

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