成長戦略は台湾に学べ
- 著
- 御堂裕実子
- 定価
- 1,760円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 224頁
- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7650-8
- 発行日
- 2023年1月18日
書誌情報BOOKS
資源の乏しい日本が、
世界でいかに生き残っていくかの秘策が台湾にある!
新型コロナウィルスが猛威を振るう中、世界的に注目を集めていたのが「台湾」です。天才IT担当大臣、オードリータンの指揮の下、短期間で開発された「薬局のマスク在庫状況可視化システム」や「コンビニでマスクを予約販売できるシステム」は、賞賛とともに報道されました。
ビジネス界においても、台湾は大きな存在感を示しています。シャープを子会社化した「鴻海精密工業」は有名ですし、世界最大の半導体ファウンドリ(TSMC)やPC関連企業(AcerとASUS)をはじめ、輸出中心の企業も多く、台湾はグローバルビジネス」で大成功を収めています。
実は、日本の1人当たりGDPは、台湾を上回っているものの、生活費などを加味した「購買力平価(PPP)」では、すでに台湾のほうが上。資源のない台湾がいかに、このグローバル社会で勝ってきたか、それは「人(人材登用)」「スピード(特に意思決定)」にあります。日本の隣人である台湾は、最適かつ最高の手本となります。日本で稀有な「台湾専門コンサルタント」が、台湾が持つ圧倒的な強みを明らかにします。
目次詳細
第1章 台湾ってどんなところ?
第2章 日本人がまだまだ知らない台湾人の考え方
第3章 日本とはまるっきり異なる台湾式ビジネスの進め方
第4章 台湾人の私生活
第5章 台湾はどうやって新型コロナ禍を乗り切ったのか
著者について
- 著:
- 御堂裕実子
1979年東京生まれ。明治学院大学卒業後、日本での広告代理店勤務を経て、台湾国立政治大学へ留学。帰国後2008年に台湾と日本の事業の架け橋となるべく、合同会社ファブリッジを立ち上げる。2017年には台湾Fabridgeを設立。
台湾企業とのマッチングや現地デパート、スーパーでの販売プロモーション、EC販売企画運営、日台輸出入物流サポート 、マーケットリサーチなどの事業を行っている。日本の地方自治体のアウトバウンド支援や、食品会社、不動産企業、教育事業など様々な業界の台湾進出を手がけ、支援企業は200社を超える。本書が初めての著書となる。