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100年の旅
- 著
- ハイケ・フォーラ
- イラスト
- ヴァレリオ・ヴィダリ
- 翻訳
- 前田まゆみ
- 定価
- 1,760円(税込)
- 判型
- A5判変形
- 体裁
- 上製
- 頁数
- 208頁
- ジャンル
-
- エッセイ
- ISBN
- 978-4-7612-7475-7
- 発行日
- 2020年2月19日
書誌情報BOOKS
全国の書店員さんから圧倒的支持! SNSを中心に話題になり続々重版
ドイツから世界中の心をとらえた、
14カ国で翻訳のベストセラーがついに邦訳!
こんな絵本、見たことない。
感動と感謝の声、続々!!
家族全員にとって大きな財産です。
はじめて読んだあと、愛する人への贈り物としてまた注文しました。
愛情のこもったイラストと簡潔な表現に笑い、熟考し、涙が出ました。
なんて素敵な本! この本をありがとう。私の本棚の資産です。
私は子どもたちと一緒にこの素晴らしい本を読みましたが、
どれほど感動したかを言葉にできません。
高齢者へのプレゼントにも最適です。
(ドイツの「amazon.de」のレビューより抜粋)
人生がどうなっているか知りたいですか?
すべてがこの本にあります。
この本のアイデアは、あるとき、ふと生まれました。それは、生後間もない姪っ子が、ミイラのように布にくるまれ、外界に向かってまばたきしているのをはじめて見たときでした。なんて不可思議な旅が、この子を待ち受けていることか! と思ったのです。彼女を待ち受ける素敵なことをうらやましく思う気持ちが半分。でも同時に、今までのさまざまな痛みの記憶から、自分の中につまっている悲しみを思い、同じものがやはり彼女を待ち受けているとも感じました。
悲しいことに、おとなになると私たちは、世界に満ちる驚き、たとえば、連なる山々や満月、そして他者から受ける愛情になんだか慣れてしまい、当たり前に思ってしまうことがあります。それらの気高さを感じ取る心をもう一度取り戻すには、世界を新しい視点で見る必要があるのかもしれません。この本では、人生のそれぞれの局面で、世界の見え方が変わるということを表現できたらと思いました。(著者「あとがき」より)
私たちは「不可思議な旅」のまっただ中で、互いに出会い、すれ違い、ぶつかりあったり惹かれあったりして生きています。
さまざまな年齢の方々に、この旅をともに生きる家族や友人とこの本を手にとり、自由な会話をしていただければと願っています。(「訳者あとがき」より)
目次詳細
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…and more
1歳1ページ、あなたの年齢はどんな世界が見える?
著者について
- 著:
- ハイケ・フォーラ
おそらく、人生の今、中盤あたりにいる。ツァイト・マガジンの編集者で、この本を姪のパウラとロッタに捧げる。パウラとロッタは、赤ちゃんのとき著者にこの本のアイデアを与えてくれ、その何年後かには、実際につくる作業も助けてくれた。
- イラスト:
- ヴァレリオ・ヴィダリ
イタリア出身のイラストレーター、ベルリン在住。ハイケより若く、ハイケの姪たちよりは年上。作品には多くの受賞歴がある。
- 翻訳:
- 前田まゆみ
1964年、神戸市生まれ。京都在住。絵本作家、翻訳家。神戸女学院大学で英文学を学びながら、デッサンなど絵の基本を学ぶ。1994年ごろから絵本作家として活動。翻訳絵本にベストセラーとなった『翻訳できない世界のことば』(創元社)のほか、2020年産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞した『あおいアヒル』(主婦の友社)、『100年の旅』(かんき出版)、著書に『幸せの鍵が見つかる 世界の美しいことば』(創元社)、『野の花えほん 春と夏の花』『野の花えほん 秋と冬の花』(あすなろ書房)、『えほん 般若心経』(春秋社)などがある。
読者様の声USER’S VOICE
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今の私の年齢までは一気に読みました。「そうそう、こんな時もあったなぁ。結構頑張ってたな私。」53歳。確かに「でも、それも良し」です(笑) そして、これからの私…ゆっくり、ゆっくり、1ページずつめくりました。日曜日に、もう一度夫と読んでみます。何があっても、ずっと一緒に笑っていられますように。
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書店でふと目に留まり、自信の年齢のページを広げたとき、すべてのページを見てみたいと思い購入しました。久しぶりに一生をかけて何度も読み返したい本に出逢えました。ありがとうございます。(28歳女性・営業職)
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書店でアルバイトをしており、この本の表紙を見てすぐに「買おう」と思いました。どのイラストも素敵で、特に年によって変化する手の表現が好きでした。(20歳女性・学生)
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ラジオを聞いて、1才ずつのコメントがおもしろそうですぐに書店で探して買いました。見本を見て、あ~確かにこんな感じで育ってきたよねと思い、親を見ると将来こんな感じで年を重ねていくんだろうなあと思い、手元に置いておきたくなり買いました。(52歳女性・主婦)
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子どもへのプレゼントとして購入。子どもが5歳になったこともあり、絵本を通じて人生の長さや死の存在を知るきっかけにちょうどいい本だと思ったため。(33歳男性・技術職)
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文の面白さや絵が素晴らしかった。(33歳女性・主婦)