56の質問カードで身につくプロの課題解決力
- 著
- 渡辺パコ
- 著
- chigyo-labo
- 定価
- 1,540円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 128頁
- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7411-5
- 発行日
- 2019年4月17日
書誌情報BOOKS
ビジネスパーソンの仕事のほとんどは、「課題を見つけ、解決する」ことです。
この本では「質問カード」という、56枚のカードに書かれている質問に答えていくことで、「課題を見つけて解決する」ことがスムーズに、確実にできるようになります。まさにあなたの仕事のど真ん中の実力を、おおいに伸ばすことができるのです。
質問はあなたの思考をドライブするためのものです。質問を見て、考えを広げたり、深めたり、まとめたりするためのツールです。答えるのがつらくなってしまっては、解決策まで到達できません。
そこで、カードに少し工夫を加えました。
全体を6つのSTAGEに分け、1つひとつ、ステージをクリアすることで段階的に前に進めるようにしました。
ゲームのステージをクリアする感覚で、ステップバイステップで進められるので、飽きずに取り組めるはずです。
次に、カードにはSTAGEごとのキャラクターを設定して、そのキャラクターがあなたに問いかけているようなスタイルにしました。美少女キャラ3人、イケメンキャラ3人。それぞれ設定が違うので、言葉づかいも、あなたに対する問いかけの強さも違います。RPGやノベルゲームの中での対話を楽しむような気持ちで答えてみてください。
次々に繰り出される質問に、軽快に、あるいはじっくり答えることで、あなた自身の課題を見つけ、その背景や原因を明確にし、解決策を導くことができます。
さあ、Letʼs 質問カード!
目次詳細
はじめに――この本のねらい
「課題を見つけ、解決する」ための、最も確実でわかりやすい方法
ビジネスパーソンの仕事と「質問カード」
第1章 「6人の二次元」に襲われた東條しおり
第2章 課題解決こそ、あなたの仕事
第3章 質問カードの仕組みと使い方
第4章 さあ、質問カードを使って課題解決してみよう
質問に答えるためのヒント集
著者について
- 著:
- 渡辺パコ
株式会社水族館文庫代表取締役
デジタルハリウッド大学教授
1960年、東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、コピーライターを経て、講師・ファシリテータ、執筆、コンサルタント(人材、人事、経営)として活動する。論理思考を教える仕事と出会い、グロービスをはじめ、ビジネススクール、大学、大学院、企業研修などで講師を担当。また、ビジネスパーソンに必須の「教養(リベラルアーツ)」をさまざまなテーマで教えている。ネット上では、政治、映画、アニメなど幅広い分野について評論活動を展開。ポートレートや風景などの写真家でもある。
主な著書に『はじめてのロジカルシンキング』『頭がいい人の「論理思考」の磨き方』(かんき出版)などがある。
- 著:
- chigyo-labo
菊地 天平(きくち・てんぺい)
天平株式会社代表取締役。2007年、日本体育大学体育学部卒業。トレーナーとして高校の部活動やスポーツクラブでの運動指導に携わった後、育成の領域をビジネススキルに転換。トレーナーとして鍛えた観察力を活かし、ビジネスパーソンの個の特徴を把握し、1人ひとりに合わせた指導を強みとする。2012年、「考えることを楽しもう!」をコンセプトに天平株式会社を設立。インストラクショナルデザイン(教育設計)をもとに、成長実感に焦点をあてたロジカルシンキング研修を開発。能力開発が難しいと言われるこの領域で成果を上げ、ビジネスパーソンの成長と活躍を支援している。
鈴木 真(すずき・まこと)
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 コンサルタント。早稲田大学卒業後、ウィルソン・ラーニングワールドワイド株式会社に入社、パフォーマンスコンサルタントとしてさまざまな企業において、「人と組織」という観点から、企業戦略を実現するための統合的なコンサルティングを行う。その後、株式会社トゥビーイングズにて、組織開発コンサルティングやロジカルシンキング、システムシンキングなど思考系トレーニングを実施。論理と感情を融合したファシリテーションに定評がある。また、研修領域以外にも企業風土変革や組織開発、ビジョン策定などのファシリテーションも多数実施。関係者が真に納得できる変革や合意を生み出している。
吉岡 太郎(よしおか・たろう)
株式会社エイチ・アール・ディー研究所 主席研究員。1995年、東京大学大学院修了。ウィルソン・ラーニングワールドワイド株式会社にて、次世代コアリーダー育成プロジェクト、新入社員早期戦力化プロジェクトなど、数カ月から1年のアクションラーニング型のプロジェクトに携わる。2005年より株式会社エイチ・アール・ディー研究所に所属。国立高等専門学校機構に対し「イノベーション指向技術者育成のためのアクティブラーニング活用に関する調査」などでサポート。グローバルではATD(Actual TIme of Departure)のカンファレンスで日本の事例をもとにしたファシリテーションを行うなど、活躍の場を広げている。著書に『部下を育てるPDCA 業務指示・指導・OJT』(同文舘出版)、共著に『プロフェッショナル・トレーナーへの道』(日経BP社)がある。