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アンニョン、大切な人。

チョン・ハンギョン
黒河星子
定価
1,760円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
336頁
ジャンル
  • エッセイ
キーワード
  • #K-BOOKS
ISBN
978-4-7612-7613-3
発行日
2022年6月22日

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【2022/06/15~Amazonランキングその他の外国のエッセー・随筆1位】
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“큥튜브(キュンチューブ)”で紹介した話題の本★
★「泣いた」「時間がたつのも忘れて読んだ」「私のために書いてくれたような本」
など大反響!!★

人間関係に疲れたとき、
恋愛に傷ついたとき、
人生に悩んだとき……
自分を不完全だと思って、
いつも過去の後悔と明日の不安を抱えているあなたへ。
痛みと向き合う勇気をくれる温かな106のエッセイ

「恋人に、友達に、家族に……照れくさくて、言わなくてもわかると思って、言えなかった言葉が、すべてこの本に盛り込まれている」

***
世の中にはそこに置いてくることで、初めて永遠の美しさを湛えるものがあります。かつての愛、かつての幸せ、かつてわたしたちのそばにあったもの。
***
あなたという文字がうまく消えません。あまりにも濃く、力を込めて書いたせいでしょう。
あらかじめ教えてくれたらよかったのに。全部消さなければならないかもしれない、と。
***
もしかしたらほんとうに大人になるということは、涙をのみ込む方法ではなく、泣くべきときに泣くことができる勇気を学んでいくことなのかもしれない。
***
この夢がかなうか、かなわないか。勝つか、負けるか。これらはいまのわたしたちの知るところではないので、それほど重要ではない。確かに、夢というのは、わたしたちが今日そこに向かって一歩踏み出せば、それだけでその役割を果たしたことになる。
***
成長の時期は、寂しさという姿でわたしたちのところへやってくる。
***
しかしときには、ごくまれには、いかなる説明も、いかなる理由も必要なく、自分自身に向かってこの4文字を叫ばなければならないときがある。
「できるよ」
***
わたしの憂うつに他人の許可は必要ない。わたしの痛みに適切な条件もまた必要ではない。
***
幸せというのは他人との比較で得られるものではない。
自分が何を経験して、何を感じたかによって、自分がいちばん大切に思うものが何かによって、人生のどんな時期を経験しているかによって、幸せの意味は変わる。
***
愛に傷つかない方法は、ひとつだけ。見返りを求めることが、愛を差し出す目的にならないこと。何かにとりつかれたように、否応なしに誰かを愛するようになっても、自分が差し出す心を取り返そうとしないこと。「わたしはあなたを愛してる」。この文章にはいかなる条件もつけてはいけない。
***
愛を失ってわたしたちが学んだこと、それは、痛みを十分に味わう勇気なのか。傷つかない程度にだけ恋をする方法なのか。
***
愛は変わらないという言葉は嘘だ。愛はいつでも変わる準備ができている。

目次詳細

はじめに 日本の読者のみなさんへ
Part1 わたしたちへ アンニョン、大切な人
・あなたの受信ボックスに未読の心があります
・置いてきたからこそ輝くもの
・泣く勇気

Part2 わたしへ 食事のメニューを選ぶことだって難しいのに、人生の選択が簡単なはずがありません
・寂しさがわたしにくれたもの
・他人の痛み
・小さな変化

Part3 あなたへ 傷を確認する
・自分と向き合う
・憂うつの理由
・幸せの趣向
・焦りを手放そう

Part4 愛に あなたの宝石を盗まれないようにしよう
・最初の姿で
・慣れというときめき
・条件をもたない心
・心配という名の愛

Part5 別れに ある愛は別れに前に終わる
・一人で努力する関係
・傷を癒やす方法
・ただ恋をするだけ

著者について

著:
チョン・ハンギョン

エッセイ作家。韓国で20万部のベストセラーとなった本書(2022年5月時点)は、著者のデビュー作である。
よく立ち止まる。細部まで眺める。ゆっくりと歩く。何度も振り返る。ずっと懐かしむ。どんな形であれ、何かの跡が残せたならそれで十分だ。そう信じている。
Instagram @onegyung

訳:
黒河星子

韓日・英日翻訳家。1981年生まれ。京都府出身。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。共訳書に『世界の核被災地で起きたこと』(原書房)、『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』(文藝春秋)、訳書に『花を見るように君を見る』『愛だけが残る』(かんき出版)がある。

読者様の声USER’S VOICE

  • 「食事のメニューを選ぶことだって難しいのに、人生の選択が簡単なはずがありません」。転職のことですごく悩んでいた私の心にすごく響きました。ありがとうございます。(20代・女性)

  • 私が今までずっと心に抱えてきた悩み、切なさ、やるせなさ、言い表せないもっと多くの感情…今も、過去にも、そしてこれからもそのことに人知れず悩む人がいる。そんな人にこの本を贈りたい。大切なことがすべて詰まっている、心揺さぶられる一冊。(30代・女性)

  • 私は今闘病中で学校も休学しています。1年経ってやっと病気と向き合うことが出来始めたのですが、孤独感や自分だけ取り残されてる感じがどうしてもありましたが、この本を読ませていただいてとても温かい気持ちになりましたし今の自分にも少し自信を持つことが出来ました。ありがとうございました!!(10代・女性)

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