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大切な人が亡くなる前にあなたができる10のこと
- ジャンル
-
- 暮らし・健康
- ISBN
- 978-4-7612-7865-6
- 発行日
- 2026年3月18日
書誌情報BOOKS
5千人以上のお見送りをしてきた医師が
本当に伝えたいこと
後悔しないために
治すことはできなくても
良い時間をつくることはできます
はじめに──「見送る側の終活」を始めよう
あなたができることその① 大切な人の身体に触れてみる
あなたができることその② 「残り時間」について医師に聞いてみる
あなたができることその③ 病気以外の話で、場を盛り上げる
あなたができることその④ 自分には何もできないと感じていても、「まずは短く関わる」と決める
あなたができることその⑤ 一緒にいられる時間を生み出す、介護プランの立て方を知っておく
あなたができることその⑥ 一緒に過ごす場面に、一定期間「家」を入れる
あなたができることその⑦ 人生の終幕にかかる「お金」について知っておく
あなたができることその⑧ 制限は忘れて、楽しいイベントを計画する
あなたができることその⑨ 大切な人の想いをすくい上げる
あなたができることその⑩ ラストシーンでは穏やかに見送る
目次詳細
はじめに──「見送る側の終活」を始めよう
あなたができることその① 大切な人の身体に触れてみる
最大の後悔は「もっと触れておけばよかった」
身体に触れると、心の距離が近づく
父の傷に触れなかった、私の後悔
「大切な人はどの程度動けるか?」「自分はどうしたいか?」を感じよう
「人生」という舞台の終幕に寄り添う
コラム── 医者も驚く、「手当」の効能とは?
あなたができることその② 「残り時間」について医師に聞いてみる
怖くても、家族が知っておいたほうがいいこと
医師に確認してほしい、2つのこと
まずは「治る・治らない」を確認する
治らないなら、「人生の残り時間」を確認する
「病のロードマップ」も知っておきましょう
❖ がんの「あるタイミング」
❖ 内臓疾患の「あるタイミング」
❖ 老衰の「あるタイミング」
残り時間を知ることが、二人の未来を変える
コラム──「日本の医療は正解が9割」治るなら、治療は安心して病院に任せましょう
あなたが」できることその③ 病気以外の話で、場を盛り上げる
人生の最終段階にいる人と、何を話せばいい?
① 病気の話はしないほうがいい
❖ 本人に聞いても、正確なことはまずわからない
❖ 本人が話したいなら、ただ聞いてあげる
② 思い出について話そう
❖ 家族のエピソードで盛り上がろう
❖ 夫婦の馴れ初めを聞いてみよう
③ 「好きなこと」を話すと、これからしたいことがわかる
❖ 大好きな「仕事」を続けた一家
❖ トシオさんの「写真集」
深刻にならなくていい。愉快なセリフで盛り上げよう
あなたができることその④ 自分には何もできないと感じていても、「まずは短く関わる」と決める
自分は力になれないと思う人こそ、してほしい決意
アメリカ在住のマリコさんの決意
「関わる」と決めたら、まずは短期間を想定
「一緒にいる」と決めるだけでもいい
今が、大切な人と関われる最後の時間
あなたができることその⑤ 一緒にいられる時間を生み出す、介護プランの立て方を知っておく
一緒にいられる時間をつくるために
「いい時間」をたくさん生み出した介護プラン
「一緒に過ごす」と「介護」を分離する
介護プランを組むときは「同情ベース」で考えない
プラン作りには、ケアマネジャーの力を借りる
あなたの介護を支える存在のこと
あなたができることその⑥ 一緒に過ごす場面に、一定期間「家」を入れる
「最後の時間」をどこで過ごすのか?
たとえひとときでも「家」が望まれる理由
もう治らないなら、人生の舵か じを取り戻そう
最後の時間は、もっと自由でいい
「いい時間」は、個人の人生の延長線上にある
家に戻ると、人生の主導権も戻ってくる
あなたができることその⑦ 人生の終幕にかかる「お金」について知っておく
みんな気になる「お金」の話
「標準的」な選択をすれば、お金はさほどかからない
70歳以上の、ひと月の医療費は
高額な医療費が発生するケース
高額療養費制度は「立て替え制」であることに注意
在宅診療でも、あまり費用はかからない
65歳以上、寝たきりの人の、ひと月の介護費は
介護施設を利用すると、もう少しお金がかかる
歳以上なら、医療・介護費は心配しなくて大丈夫
コラム──国民健康保険の恩恵が少ない若い世代について
あなたができることその⑧ 制限は忘れて、楽しいイベントを計画する
最後の時間、やっちゃいけないことはない
聖地「秋葉原」にお出かけ
母の思い出の地・浅草に出かける
娘の結婚式で、バージンロードを歩いた父
計画するだけでも、楽しめる
あなたができることその⑨ 大切な人の想いをすくい上げる
大切な人は、あなたに何を残したがっているのだろう?
気持ちを言葉にしやすい環境をつくってみる
口下手な相手には、役割を振ってあげる
大切な人の役割を奪わないで
あなたができることその⑩ ラストシーンでは穏やかに見送る
過度なパニックを起こさず、最期を見守ろう
「自然な死の過程」とは
最後にしてあげられることと、やらないほうがいいこと
❖ やるべきことは「疼痛と呼吸苦の緩和」
❖ やらないほうがいいことは「過度の栄養補給、点滴」
大切な人は、どんな最期を望むのか?
意志が確認できないなら、「あの人ならどうしたか」と考えよう
人は逝きたいときに逝く
去ってゆく背中を、そっと見送って
あなたと大切な人との間に、「最後の物語」を動かそう
おわりに
謝辞
著者について
- 著:
- 安井佑
医療法人 焔 理事長。高校生の時に父の死をきっかけに医師を目指し、2005年東京大学医学部を卒業。初期臨床研修後、2007年より特定非営利活動法人ジャパンハートに所属し、ミャンマーで約2年間国際医療支援に従事。その後都内大学病院などの勤務を経て、2013年4月に「やまと診療所」を開業、2021年4月には「おうちにかえろう。病院」を開設。在宅医療専門の医師として、これまでに5千人以上の患者さんの最期の時間に携わる。
ミャンマーで限られた時間を最期まで生き抜く人々の死生観に触れ、日本では患者と家族が過ごす「最期の時間の豊かさ」にこだわって、医療事業を発展させてきた。またTEAM BLUEと名付けた企業グループでは、命の現場で働くスタッフが仕事を通じて自分の人生の可能性を開いていく組織づくりに注力している。
趣味は、幼少期から社会人になっても続けているサッカーと少年漫画。大学では少林寺拳法部や演劇サークルにも所属。関連書籍に『チーム・ブルーの挑戦 命と向き合う「やまと診療所」の物語』( 大月書店、中島隆 著)などがある。
- イラスト:
- 矢部太郎
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ120万部超の大ヒットとなった。その他の著作に『ぼくのお父さん』(新潮社)、『楽屋のトナくん1』(講談社)などがある。







