不登校児ゼロ教師が伝える 親子の幸せな関係と居場所をつくる「子ども日記」

- ジャンル
-
- 教育・学参
- 子育て
- ISBN
- 978-4-7612-7821-2
- 発行日
- 2025年7月25日
書誌情報BOOKS
必要なのは、ノートとペンだけ
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長 星 友啓氏推薦!
実践者から喜びの声が続出
親に起こる変化
・子どものとらえ方が変わった 子どもをよく観察するようになった 感情をコントロールできるようになった…
子どもに起こる変化
・笑顔が増えた チャレンジするようになった
毎日がいきいきと…
目次詳細
監修者の言葉
序章
私が「幸せな関係と居場所」を探し求める理由
全員の学習ノートに毎日コメントする
なぜ、私は「不登校児ゼロ教師」になれたのか
ある日、熱血教師が「不登校教師」になってしまった
学校ではない「居場所」をつくる
今、この場を「幸せな居場所」にする
第1章
今日から始める3つの「子ども日記」
「子ども日記」って何?
子ども日記は手書きがおススメ
幸せな居場所ってどんな場所?
子どもが一番欲しいもの
過保護でも放任でもない子どもとの「ちょうどいい距離感」を見つける
子ども日記で得られる「7つの理解」
子ども日記の力 ❶ この子理解
子ども日記の力 ❷ 感情の理解
子ども日記の力 ❸ 行動の理解
子ども日記の力 ❹ パートナーへの理解
子ども日記の力 ❺ 違いの理解
子ども日記の力 ❻ 肉親への理解
子ども日記の力 ❼ (現在の)わたし理解
第2章
「おやおや日記」 親が「おや?」と感じたら書く日記
「おやおや日記」は自分との作戦会議
「おやおや日記」はこんな人におススメ
「おやおや日記」の書き方
「おやおや日記」に何を書いたらいいの?
「おやおや日記」の劇的ビフォー・アフター
《実例1》自分との作戦会議で、子どもの登校しぶりがなくなったAさん
《実例2》自分の感情を吐き出し、冷静になって子育てができるようになったBさん
「おやおや日記」のポイント
「おやおや日記」よくあるQ&A
Q1 : 子どもが何歳になったら始めたらいいですか?
Q2 : 事実と解釈はどのように分ければいいですか?
Q3 : 毎日日記を書く時間を取れない場合は、どうすればいいですか?
Q4 : 兄弟姉妹がいる場合は、1冊ずつにしたほうがいいですか?
Q5 : 子どもの悪口ばかりになってしまったら?
Q6 : 子どもとケンカした直後には書かないほうがいいですか?
Q7 : 何も起きてないときは書かなくてもいいですか?
Q8 : おやおや日記は子どもに見せたほうがいいですか?
Q9 : 日記を書くことで子育てに自信がなくなってしまったら?
第3章 「ラリー日記」 親子で書く子ども日記
私は子どものころ「ぼっち」だった
「ラリー日記」はこんな人におススメ
「ラリー日記」の書き方
「ラリー日記」に何を書いたらいいの?
「ラリー日記」の劇的ビフォー・アフター
《実例1》親に見守ってもらえて子どもに安心感が生まれた
《実例2》「どうせ思考」から「やりたいこと応援思考」への変換チャレンジ中
「ラリー日記」のポイント
「ラリー日記」よくあるQ&A
Q1 : 子どもが何歳になってから始めたらいいですか?
Q2 : どうやって子どもに書いてもらったらいいですか?
Q3 : 家庭以外のことを話題にしてもいいですか?
Q4 : 子どもを責めるようなことを書いてしまいがちなときは?
Q5 : 子どもの書いたことに反論したくなったら?
Q6 : 家族全員で1冊のノートに書いてもいいですか?
Q7 : 子どもが不登校になってから始めても遅いですか?
Q8 : 悩みを打ち明けてほしいのに書いてくれないときは?
Q9 : 肯定的な言葉をかけたいけれど思い浮かばないときは?
第4章 「タイムトリップ日記」 親が子ども時代を思い出して書く日記
自分と我が子は比べられないことを、科学的思考で知ろう
「タイムトリップ日記」はこんな人におススメ
「タイムトリップ日記」の書き方
「タイムトリップ日記」に何を書いたらいいの?
「タイムトリップ日記」の劇的ビフォー・アフター
《実例1》「タイムトリップ日記」で自分を許せるようになったEさん
《実例2》自分の心の「傷」に気づいたFさん
「タイムトリップ日記」のポイント
「タイムトリップ日記」よくあるQ&A
Q1 : 過去を思い出すのがツラい場合はどうすればいいですか?
Q2 : 親と問題がなかった場合はタイムトリップ日記を書く必要はありませんか?
Q3 : 親との楽しい想い出を書いてもいいですか? ︙︙︙
Q4 : タイムトリップ日記を書いた後、行動をどう変えればいいのでしょうか?
Q5 : 過去を思い出せないときはどうすればいいですか?
第5章 心がつながれば、そこが子どもの「居場所」になる
子どもは虹色でとらえよう
不登校の受け皿がない現実
1クラス35人のナゾ
子どもを甘えさせてあげると勝手に自立していく
子ども自身が自分で自分の人生を選べるようになる
親も子も、自分自身が好きになる
著者について
- 著:
- 上村公亮
特定非営利活動法人この子キャリア応援団団長。神奈川県横浜市生まれ。
不登校児ゼロ教師。全国的に不登校が増え続ける中、学級担任したクラスでは不登校児ゼロ。延べ7,000人の子どもとその家族、支援者を指導・助言。現在は、主に障がい児相談支援事業所や放課後児童クラブの巡回相談員として、発達凸凹の子やご家族、支援者をサポートしている。ご家族が無料でサポートを受けられる障がい児相談支援事業を全国に展開中。
特定非営利活動法人この子キャリア応援団では卒業や転勤で支援が途切れることなく、支援を求める“この子”とその家庭を、切れ目なく一生涯支援することをミッションに活動している。
- 監修:
- 鎌田和宏
帝京大学 教育学部 教授、放送大学客員教授。 東京都の公立学校、東京学芸大学附属世田谷小学校、筑波大学附属小学校を経て現職。 研究分野は教育方法(情報リテラシー教育・授業研究)、社会科教育。学校図書館を活用した授業の授業研究に取り組む。 著書・執筆に『小学社会』(文部科学省検定教科書、教育出版)をはじめ『小学生の情報リテラシー~教室・学校図書館をつないで~』(2007 年、少年写真新聞社)、『入門情報リテラシーを育てる授業づくり』(20016年、少年写真新聞社)、『小学校 新教科書 ここが変わった! 社会 「主体的・対話的で深い学び」をめざす 新教科書の使い方 』(2020年、日本標準)、『ポプラディア第3版』(活用指導監修、2021年、ポプラ社)など多数。