教養としての数学史
- 著
- Fukusuke
- 定価
- 1,980円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 272頁
- ジャンル
-
- 人文・思想
- ISBN
- 978-4-7612-7811-3
- 発行日
- 2025年6月11日
書誌情報BOOKS
「数学史」のブログで月間8万PV!
中学生、高校生の数学授業に取り入れて大人気!
数式を飛ばしてもわかる「読む数学」歴史ドラマを18話収録
ルネサンス、フランス革命、世界大戦……、
時代が変わる節目に、数学はどう影響したのか。
実はその裏には、知られざる「数学ドラマ」があったのです。
●第三次世界大戦を防いだ、アメリカの数学者
●慈愛だけではない。ナイチンゲールが後世に残した遺産
●ムッソリーニの政治思想を変えた、ある数学者の講義
●予測不可能な株価変動を予測する数式
世界史を揺るがす数学の影響力は、とにかくスケールがでかい。
これまでになかった新感覚な歴史が見えてくることでしょう。
そして、数学者の人間味溢れる人生に心を揺さぶられます。
〇ノーベル賞を生んだ、5000kmの手紙のやりとり
〇ドイツ軍からイギリスを救った英雄、なぜ自殺に追い込まれたか
〇妻を亡くし、娘を亡くし、それでも研究し続けたその熱意とは
〇平等を訴えたある貴族の、裏切られる最期
〇20000以上のデータを、ひたすら集めた奇人の発見した法則
〇死期を正確に予測した数学者
〇言ってはいけない暗号解読を、高らかに自慢した異端者
本書は、これまでの「数学」「世界史」の概念が変わるノンフィクション。
数学史だけが持つ「視点」で物事が見えてくる。
▶著者ブログ「Fukusukeの数学めも」
目次詳細
Chapter I 紀元前・科学の暗黒時代(~中世)
Chapter II 科学の黎明期(近世)
Chapter III 動乱の時代(近代)
Chapter IV 平和の道へ(現代)
著者について
- 著:
- Fukusuke
数学史ライター&ブロガー。私立中高一貫校の数学教員。早稲田大学教育学部数学科を卒業し、2017年に同大学教職大学院を修了。大学院在籍時に、趣味で数学サイト「Fukusukeの数学めも」を立ち上げ、月間8万PVにまで成長させた。サイトでは数学史をメインに、自身が授業で使用している数学ネタから大学数学の解説まで、幅広いコンテンツを発信している。著書に、『イラストでサクッと理解 世界を変えた数学史図鑑』(ナツメ社)がある。
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