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- オーディオあり
資金300万円で農FIRE
- 著
- 水上篤
- 定価
- 1,650円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 224頁
- ジャンル
-
- マネー
- ISBN
- 978-4-7612-7702-4
- 発行日
- 2023年11月22日
書誌情報BOOKS
「農業」で、経済的にも
精神的にも自由な生活を手に入れる!
ニューヨークで得られなかった幸せが
日本の地方で見つかった
成功をあせらず、失敗しないように
進めるのがポイント
〇いきなり移住しない
〇住む前に住民と仲良くなる
〇都心部から120分以内で
年間労働時間45日で、年収1500万円
目次詳細
はじめに
あなたの目的がお金の不安なく自由にストレスなく生きることなら
仕事は生き甲斐だが、辞めても困らない
そもそも「農FIRE」とは?
人間関係のストレスはなく、老後も困らない
それなりに稼いでいたが、まったく幸せではなかった
リトリート施設で自分を見つめ直す
生まれ故郷でも可能だった自己実現
自分の身は自分で守る時代になった
農業は本来コストがかからないし、今では手間もかからなくなった
もし孤独になることが不安なら
第1章 ニューヨークで学んだ「人生の豊かさ」
ニューヨークで学んだお金の話
お金持ちが欲しいものはお金で買えないもの
お金で幸せになれるというのは幻想
ロシアでは自給自足できる土地をタダで配っている
日本にこそ欲しいダーチャ
外資系企業で稼ぐことは農業をするより幸せなのか
支出を抑えることを考えたほうが幸せになれるかもしれない
資産運用で悠々自適って本当?
老後に2000万円ではぜんぜん足りない
さらに高齢者につけ込むポンジ・スキーム
農地は誰も盗りに来ない
農業は楽に儲かるようになった
地方には宝の山が眠っている
私のちょっと忙しい日の過ごし方
第2章 農FIRE とは何か?
改めて「FIRE」とは?
マルチ人材である「百姓」を目指すから「農」FIRE
お金だけではこの不安定な世界に対応できない
あなたの思い描く理想の将来は?
空き家と放置農地は右肩上がりに増えていく
戦略的ゴミ拾いを積極的に
農村エリアの売り物は見つけにくい
農業の未来はどうなる?
農業の大規模化は日本でも進んでいる
日本の購買力がずいぶん低くなった
第3章 農FIRE はじめの一歩
いきなり地方に引っ越すのはリスキー
まずは地方に片足だけ突っ込め
300万円からスタートできる農FIREの道
都心部から120分圏内を狙え
友達の友達ぐらいまでで完結するビジネスを目指す
エネルギーもできる限り自前で
中央集権的インフラに頼ることが危険になっている
再生可能エネルギーは不安定?
「農業×IoT」で仕組み化する
農業は「ドミナント戦略」で!
第4章 農FIRE 成功への8ステップ
「農FIRE」への8ステップ
ステップ1:毎週地方に通って情報収集する
ステップ2:家や事業所を修理しながら技術を身につける
地方では安く修繕してくれる業者をすぐに探すことさえ難しい
DIYの道具も情報もあふれている
家1軒建てるのも実は簡単
ステップ3:投資を始める
私が勧める4種類の投資法
ローリスクハイリターンな自己投資
努力を続けていれば急激に成長するビジネス投資
継続的に不労所得を得るサブスク型不動産投資
株式投資では大きな負けを作らない
ステップ4:事業を開始する
最初は加工品がいい
販路はインターネットと直接販売の両方で
2次流通も上手に使え
質感・重量感のあるモノが求められている
モノを通してコトを提供することでコミュニティが強化される
年中行事化する
味で差別化するよりネーミングと世界観で差別化する
Z世代を取り込めるかどうかは重要ポイント
ステップ5:ITCを利活用して販路を拡大する
Web2・0も使い続けつつ、Web3・0にも視野を広げよう
D2Cでコミュニティを広げていく
ステップ6:人手に頼らず仕組みで管理する
もはや人の労働には頼れない
どんどん進む自動化と「遊牧民」型の無人ビジネス
ステップ7:収入の4つの柱を持つ
収入の4つの柱とは?
地方で実入りがよく、人脈ができるアルバイトとは?
ステップ8:仲間を増やす
基本はモノを通してコトを起こすこと
DIYがなぜコミュニティ作りに重要なのか?
コミュニティをセーフティーネットにすることが最終目標
第5章 収入を増やし、資産を形成する
落とし穴には気をつけろ
ルールは変わるものと考える
資産を守るために詐欺対策のリテラシーを上げる
儲けている会社は確実なスキームでコツコツ稼いでいる
貯蓄を投資に回して資産を運用する
株式投資は愛する会社に
節税対策も立派な投資
未来に投資するという考え方
農FIREで人脈ができる理由
発信力も大切
本気であれば何でもいい
モノがあるとつながりやすい
世界観が一般の人を集める
来るのが大変な場所に
小さな店舗を出す長野の「わざわざ」の狙いとは?
農FIRE成功のための5つの鉄則
セカンドステージ以降の私の歩み
まずぶどうが作れるようになった
利益は次の事業に投資
サードステージになるとM&Aも
「農FIRE 」Q&A
おわりに ………
人生100年時代、どう生きる?
ノーリスク・ハイリターンな投資が自己投資
お金では買えないものに価値がある
あなたにとって本当に幸せな人生とは
著者について
- 著:
- 水上篤
1978年、山梨県山梨市生まれ
大学を卒業し、C+A(Coelacanth and Associates)での勤務を経て、26歳でアメリカのニューヨークに渡る。そこでRafael Viñoly Architectsという著名な建築設計事務所での経験を積みつつ、2007年には自らのビジョンを追求するために自身の会社を立ち上げる。
ニューヨークでの生活は自分自身の考え方や哲学に深い影響を与え、リトリートでワークバランスや人生の時間の使い方の大切さを再認識。お金だけでは幸せになれないと気づき、ヒントは生まれ故郷での「農業」にあると思い日本へと帰国。
帰国当初は、耕作放棄地などを少しずつ買い、いろいろな農作物を作るところから始める。そして、2009年にぶどう観光農園をリニューアルスタートさせ、更なる飛躍を目指して2010年に農業生産法人株式会社hototoを設立。
関東で最大の週末農業スクールhototoもスタートさせ、卒業生は既に750名以上。
無農薬野菜の育て方や加工品、そして建築の指導にも尽力し、多くの人々に健康で豊かな生活を提案している。
その後も、2014年には郷土料理店「完熟屋」、2015年には子供たちの創造性を育む造形教室「きりんぐみ」をオープン。
そして、2021年にはその多岐にわたる活動が認められ、山梨県立大学の特任教授に就任。
現在、自分と同じように、経済的にも精神的にも自由な生活を手に入れることができる「農FIRE」を多くの人にも実現して欲しいという思いから「農FIREスクール」を開講している。
その他に、日本テレビ、NHK、テレビ朝日、YBSテレビなどのメディア出演や、全国での講演、高校や市町村での授業も行っている。
詳しくは公式サイトへ
http://hototo.jp/