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冠詞のトリセツ 非ネイティブがぶつかる冠詞の壁を越える!
- 著
- 小倉弘
- 定価
- 1,980円(税込)
- 判型
- A5
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 280頁
- ジャンル
-
- 語学
- ISBN
- 978-4-7612-7490-0
- 発行日
- 2020年4月15日
書誌情報BOOKS
日本人にとってなぜ“冠詞”が難しいのか、
もちろん、日本語に冠詞がないこと、そして
冠詞の理論が複数存在することも、その一因でしょう。
「a と the の違いは“特定”と“不特定の違い”」
と習ったり、
「聞き手は知らない(未知・新情報)ならa で、
聞き手もすでに知っている(既知・旧情報)ならtheにする」
と習ったり
「初登場なら a で、2回目以降は the になる」
と習ったり…。
その説明は千差万別です。
本書では、冠詞を正しく使うための方法を、
3つの原則を設定して解説していきます。
200の例題と、100の確認テスト問題を解きながら、
冠詞のセンスを身につけることができます。
目次詳細
Part1 可算(像)・不可算(像)と無冠詞
●絵に描ける or 描けない
●始まりと終わりがある or ない
●集合の中の要素 or 全体集合
●具体性がある or ない など
Part2 不定冠詞 a
●いくつかあるうちの1つ
●聞き手を興味津々にさせる
●a と「1」
●a=「同じ」 など
Part3 総称と複数形
●無冠詞の複数形
●the + 複数形
●バンド名
●the + 苗字の複数形 など
Part4 定冠詞 the
●the:一度出てきた語を指す
●2回目以降はthe になる?
●環境の the
●対比の the など
Part5 修飾語句と固有名詞
●関係詞節の先行詞にはthe を付ける?
●同格のthatと冠詞
●to不定詞と冠詞
●固有名詞とthe など
Part6 限定詞
●some ≒ 「いくつかの」
●some + 複数形
●any と肯定文
●every と all
●所有していなくても所有格 など
Part7 確認テスト
著者について
- 著:
- 小倉弘
静岡県静岡市清水生まれ。5歳の時に『セサミストリート』に興味を持ち、事実上、英語の学習が始まる。
慶應義塾大学文学部英文学科卒。唐須教光教授の下で情報構造を教わり、予備校界でその理論を大学受験の説明にも取り入れる。講義では長年ネイティブスピーカーとのペア授業を行い、画期的な英作文指導が好評を博す。歴史にも精通しており、歴史能力検定日本史1級、世界史1級、日本史大博士取得。歴代天皇126代を40秒以内で言えるという特技を持つ。
著書に『小倉の入試英語オンパレード』(代々木ライブラリー)、『受験英語禁止令』(研究社)、『カラー改訂版 まるおぼえ英単語2600』(KADOKAWA)、『体系英作文』(教学社)、『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』『同(長文編)』『同(自由英作文編)』『英文表現力を豊かにする例解和文英訳教本 公式運用編』『京大入試に学ぶ 和文英訳の技術(テクニック)』『京大入試に学ぶ 英語難構文の真髄(エッセンス)』『英語で愉しむ信長・秀吉・家康と戦国時代』(以上、プレイス)、『冠詞のトリセツ』(かんき出版)がある。
読者様の声USER’S VOICE
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私は英検一級ですが、海外で英語文書に関わる技術者として、長期間冠詞の使い方が理解できずにいました。今回、小倉先生のこのわかりやすい解説を4回読んでようやく冠詞の理解の基礎ができましたので感謝します。(60代男性)
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翻訳に関わる仕事をしているのですが、冠詞の扱いに自信が持てずに歯がゆい思いをしていました。そんなときにたまたま療養のために入院することになり、このチャンスに冠詞についてのもやもやをすっきりさせたくて探していたところ、この本を見つけました。読み進めながらとても頭の中がすっきり整理されてきました。(40代女性)
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冠詞の使い方を学ぶのに苦労していましたが、様々な例文を示しながら、何が違うのかが細かく説明されていました。