成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術
- 著
- 古川武士
- 定価
- 1,540円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 208頁
- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7292-0
- 発行日
- 2017年10月12日
書誌情報BOOKS
プログラム提供開始から3年間で、約380社、2500人が受講している予約の絶えない法人研修「仕事の高密度化」を書籍化!
「退社時間を決めて自分を追い込む」「成果と効率は分けて考える」「シングルモードで集中する」など、本書では、今日から始められる超実践的なテクニックやツールを中心に載せています。
「働き方は習慣であり、残業は習慣の結果」と習慣化コンサルタントである著者は言います。外部要因(会社のルールなど)で残業するケースもありますが、本書では、まず自分の働き方を変えるきっかけになるよう「気づき」を与えます。そして30代、40代のビジネスパーソンが、「会社からの残業削減」に呼応して、自らの生産性を高める「仕事の習慣」を解説します。これを身につけることで、継続的な仕事の改善方法に取り組めるようになります。
目次詳細
はじめに
第1章 仕事の密度を高めると、なぜ人生が好転するのか?
高密度仕事術で「人生が変わった!!」Sさんの実例
仕事の密度が高まると得られる3つの効果
効果1 時間に対する主導権を取り戻せる
効果2 人生の「豊かな時間」が増える
効果3 どこでも通用する仕事力が手に入る
高密度化するための3つの原則
原則1 成果の最大化と業務の効率化は分けて考える
原則2 時間に制限をかけると高密度化が始まる
原則3 見える化すれば人は改善したくなる
第2章 仕事の成果を最大化する5つのステップ
ステップ1 価値ある仕事を増やす
成果を左右する「価値ある仕事」に注力する
2.生産性が低い人は、目先の時短や効率化に必死になる
生産性が高い人は、未来を見据えた改善を行う など
ステップ2 退社時間を死守する
時間に制限をかけて、良い緊張感をつくる
6.生産性が低い人は、「17時からが勝負!」になっている
生産性が高い人は、退社時間を決めて死守する など
ステップ3 朝に集中するリズムをつくる
重要な仕事を「朝」やると、生産性が高まる
12.生産性が低い人は、朝一番はメールチェックから始める
生産性が高い人は、朝の15分は、メールを見ない など
ステップ4 仕事を断捨離する
「なくす、減らす、任せる」で総量を圧縮する
16.生産性が低い人は、1日が会議で潰される
生産性が高い人は、会議の時間を極力減らす など
ステップ5 やり方を根本的に見直す
仕事のプロセスを根本から変える
19.生産性が低い人は、ルーティン業務でエネルギーを消耗する
生産性が高い人は、ルーティン業務を省エネでこなす など
第3章 日常業務を効率化する5つのスキル
スキル1 ゴールイメージを決める
ゴールから逆算して最短ルートを進む
21.生産性が低い人は、プレゼンが独りよがりで相手に響かない
生産性が高い人は、相手のニーズに沿ったプレゼンをする など
スキル2 優先順位を明確にする
「明日でもいい仕事」は、後回しにする
24.生産性が低い人は、仕事の不安を残業でまぎらわせる
生産性が高い人は、今日心配すべき仕事にだけ集中する など
スキル3 シングルモードで集中する
限りあるエネルギーを一点に使う
27.生産性が低い人は、複数の仕事に意識が分散している
生産性が高い人は、1つの仕事に集中して取り組む など
スキル4 突発業務をコントロールする
もう緊急対応で時間を奪われない!
31.生産性が低い人は、返答を保留して仕事が遅れる
生産性が高い人は、その場で仕事を完了させる など
スキル5 すぐやる
先延ばしを防いで、心穏やかに仕事を完了させる
39.生産性が低い人は、時間がなかったと言い訳する
生産性が高い人は、タイミングを決めて実行する など
第4章 高密度PDCAで生産性を高め続ける
高密度PDCAを回すと、改善は続きやすくなる
アクション1 シンプル時間簿をつける
アクション2 3つの枠組みで振り返る
アクション3 枠をベースに翌日をプランする
アクション4 毎週の退社時間と3つの改善行動を決める
著者について
- 著:
- 古川武士
習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。
約5万人のビジネスパーソンの育成と10,000人以上の個人コンサルティングの経験から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援の事業を開始。2016年には中国で6,000名規模の習慣化講演を行い、本格的に海外進出を始める。
著書は現在21冊、95万部を超え、中国・韓国・台湾・ベトナムなど海外でも広く翻訳され読まれている。
テレビ、ラジオなど9年間で180のメディアに登場。NHK全国放送「ごごナマ」、テレビ東京「東京ガルリ」、テレビ朝日「モーニングバード」、TBSテレビ「あさチャン!」、ラジオJ-wave「GOOD NEIGHBORS」、「smile on sunday」、 東京FM中西哲生の「クロノス」など多数出演。日本経済新聞、読売新聞などで大きく取り上げられるとともに、雑誌やWEBメディアなど、毎月2-3本のペースで取材、連載を受けている。
企業向けには会社の仕事の生産性を高める「高密度仕事術」を実施、政府主導で行なわれている「働き方改革」への取り組みとして多くの企業からオファーが絶えない。
主な著書に『なぜ、あなたは変われないのか?』(かんき出版)、『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(ともに日本実業出版社)、『2割に集中して結果を出す習慣術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(大和書房)などがある。
読者様の声USER’S VOICE
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仕事の効率を上げることが今一番の仕事上の課題。著者の本を他にも持っていて納得できたので。(52歳女性・教育/研究者)
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残業時間を減らす多くのアイデアがわかりやすく書いてあり、早速実践してみようと思いました。