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Appleのデジタル教育

ジョン・カウチ
ジェイソン・タウン
花塚恵
定価
1,870円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
336頁
ジャンル
  • 教育・学参
ISBN
978-4-7612-7406-1
発行日
2019年3月20日

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Apple共同設立者
スティーブ・ウォズニアックが序文を寄稿!

発見力×理解力×生みだす力で
ジョブズの創造力を身につける!

アップルの象徴であるスティーブ・ジョブズは、
教育に対して力強いビジョンを抱いていた。
テクノロジーを教育に取り入れて、
子供たちの人生を一変させるというものだ。

このビジョンを実現させると心に決めたとき、
彼が声をかけたのが本書の著者ジョン・カウチだ。
信頼できるエンジニアであると同時に、
教育改革に類いまれな情熱を注ぐ著者の信念はこうだ。

「子供たちに秘められた能力を自ら発見し、
限界だと思い込んでいたその先に導く」

世界中の子供たちの潜在能力を、
ひとり残らず解放できたらどうなるか?
いまや、これは現実味を帯びた話になりつつある。

本書では、Apple教育部門初代バイスプレジデントの著者が
ハーバード大学特別研究員のジェイソン・タウンとともに、
子供たちを未来に導くデジタル教育とその先進事例を紹介。

・学習のパーソナライズ化
・コーディングの学び方
・アダプティブラーニングの導入法
・バーチャルアシスタントの活用法
・AI/・AR/・IoTの活用例
・ホログラムの可能性等

イノベーション大国アメリカの子供たちが学ぶ
デジタル時代における最新の革命的学習法とは!?

21世紀における教育の舵のとり方について
理解を深めるうえで、必読の書だ。
――サイモン・シネック
(『WHYから始めよ!』『リーダーは最後に食べなさい』著者)

脳が探求を好み、現状の学習構造に否定的な反応を示し、
新たな発想を生みそうとしていることをわかりやすく説く。
――ジョン・メディナ博士
(分子生物学者、『ブレイン・ルール』著者)

本書を通じて、ジョン・カウチは間違いなく
「現代教育の父」となった。
本書は、教育に携わるすべての人にとっての
「経典」となるに違いない。
――ラーディカ・リー
(ナイロビ・インターナショナル・スクール創設者兼代表)

この本が、生徒はもちろん、親や教師をはじめとする
教育関係者の潜在能力をも解き放ってくれるに違いない!
――トッド・ローズ
(ハーバード大学個性学研究所所長、『平均思考は捨てなさい』著者)

スティーブ・ジョブズは
世界を進歩させることについて語ったが、
ジョンは紛れもなくそれを最高の形で実現したひとりだ。
――マルコ・トーレス(教育者)

目次詳細

INTRODUCTION 覚醒
CHAPTER1 リワイヤリング
CHAPTER2 教育の目的
CHAPTER3 人間の可能性
CHAPTER4 モチベーション
CHAPTER5 学習の定義
CHAPTER6 学習空間
CHAPTER7 チャレンジ
CHAPTER8 チャレンジ設定型学習
CHAPTER9 アクセスの確保
CHAPTER10 創造型構築
CHAPTER11 コーディング
CHAPTER12 教えるということ
CHAPTER13 テクノロジーの活用法
CHAPTER14 教育革命
CHAPTER15 教育の未来
最後に 変える存在になろう

著者について

著:
ジョン・カウチ

アップルの教育部門初代バイス・プレジデント。カリフォルニア大学バークレー校大学院でコンピュータ科学の博士号を取得後、ヒューレット・パッカードに入社。エンジニアやマネジャーを務めていたところ、1978年、スティーブ・ジョブズに誘われて54番めの社員としてアップルに入社する。1984年にアップルを退社し、深刻な状態に陥っていたサンディエゴの学校改革に乗りだす。革新的なテクノロジーを活用し、10年かけて改革を断行した結果、同校はナショナル・ブルー・リボン・スクールの認定(アメリカで目覚ましい発展を遂げた学校や優秀な成績の生徒を排出する学校に贈られる)を受けるまでに変わった。2002年、アップルがデジタル世代に向けた教育改革を目標に掲げて教育部門を新設したことに伴い、再びジョブズに請われてアップルに戻り、同部門の初代バイス・プレジデントに就任する。

学習のパーソナライズ化を熱心に推進し、バラク・オバマ前大統領が始めた「NETP(公教育テクノロジー導入計画)」や「コネクトED(教育現場におけるテクノロジー事情の改善を目的としたプロジェクト)」にアップルの代表として参加した。2017年には、学生の学ぶ力やモチベーションの改善につながる最先端の研究を支援する目的で、ハーバード大学に属する研究機関へ出資した。この機関は、新入生の学習する力を調査の対象としている。

著:
ジェイソン・タウン

ハーバード大学の特別研究員。モチベーション、学習、テクノロジーに関する調査を行う。全米最優秀教師に選出またはノミネートされた18名にその教え方を尋ねたインタビュー記録『Conversations with America‘s Best Teacher(アメリカで最高の教師たちの話を聞く)』は、非常に高い評価を得た。南カリフォルニア大学で公共政策を専攻し、極めて優秀な成績を収める。2009年に卒業してからは、YMCAの役員として青少年の育成に従事。その後ハーバード大学教育学部大学院に進学し、2015年に修士号を取得。モチベーションの心理と教育テクノロジーを専攻するなかで、栄誉あるHIVE(教育におけるイノベーションとベンチャーを推進するプログラム)の代表のひとりを務め、最優秀リーダーシップ賞を受賞した。

訳:
花塚恵

翻訳家。福井県福井市生まれ。英国サリー大学卒業。英語講師、企業内翻訳者を経て現職。主な訳書に『これからの生き方と働き方』(小社刊)、『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』(ダイヤモンド社)、『LEADER‘S LANGUAGE』(東洋経済新報社)、『苦手な人を思い通りに動かす』(日経BP)などがある。

読者様の声USER’S VOICE

  • スティーブ・ジョブズと同い年の私としては、昔の詰め込み教育によるランク付けに非常に疑問に思っていた。良い大学を出ても、その知識が経験とリンクせず、結果を出せないでいるケースを多く見てきた。大学卒業後、年齢を重ね、仕事の経験を積むうちに、大学とは「自分なりの問題解決手法を色々試し、それらを日々自分のスタイルとして確認し確立する場所、あるいは日々改善する場所(仕事も同様であるが)」との思いが徐々に大きくなった。これは、本書の最初の「教育とは...考え方を学ぶこと」との記述があり、納得した。今、言われたことをそつなくこなす人が多くなり、色々な事で目的を見失い日々目先の目標を追うことが多くなったような気がする。本書は、そんな日常を見直すヒントとなるかもしれない。

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