定価 | : | 1,760円(税込) |
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判型 | : | A5判変形 |
体裁 | : | 並製 |
頁数 | : | 256頁 |
ISBN | : | 978-4-7612-7397-2 |
発行日 | : | 2019年3月4日 |
「数字で考える」は武器になる
読者様の声
- 文系の大学卒と言うこともあり、数学にはこれまで触れてこなかったので、数学への意識改革の一環として本書を購入しようと思いました。作業や数字の管理において、「因数分解」が大切であると学びました。大まかに捉えるのではなく、物事の本質をとらえ、ひとつひとつアプローチすることは丁寧な仕事につながるし、的確な結論を導くことにもつながると思いました。「Speed is power」は印象的な言葉で、「因数分解」とセットでこれからに生かしていきたいと思います。(22歳男性・営業職)
- 仕事上、数字を扱う機会が多く、参考にさせていただこうと考え、購入しました。(56歳男性・管理職)
- 具体的な事例も挙げられていて、イメージしやすかった。(25歳男性・会社員)
- 文字どおり数字で考えることに苦手意識を持っていた。簡単な四則演算で例題がついているため、分かりやすかった。文字量も苦手意識のある人にとっては適量で手に取りやすい。(39歳女性・会社員)
- 仕事をする上でのベースになるところを改めて勉強させていただきました。難しい言葉もなく、ロジカルで、全くストレス無く読み進めることができました。今後もし新卒社員の方などに本を勧める機会をいただけたら、迷わず本書を挙げたいと思います。私は約1年半、経営・事業戦略コンサルタントをしています。優秀な方が多いコンサル業界に自分が踏み込めたことがそもそも奇跡だと思っているのですが…、もともと文系ということもあり、どうしても数字に対する苦手意識が強く、このままではいけないと日々思っていました。簿記の勉強などもしてみたのですが、なかなか楽しいとは思えず、、、コンサルを目指すべき人間じゃないかも、と思っていたところ、この本を何気なく購入しました。結果、もっと早く読みたかったと思いました。出版年が直近ではありますが、そういうことではなく、こういった数字で考えるということを、自分の働き方のベース部分に置く、という意識付けをもっと早くすべきだったなと。考えてみると、周りのコンサルでとても優秀な先輩方は、当たり前のようにベースにされているなと感じます。コンサルになってから1年半と、遅すぎるベース作りかもしれませんが、、、改めて頑張ろうと思います。
内容紹介
数字が使えると、利益を生み出す「黒字社員」になれる!
文系体質でも真似できる! 処理スピード、説得力、仮説力、儲けるセンス…
リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウを大公開!
本書は、数字を使った「仕事の考え方」「データの見方」を解説する本です。著者は、11年間にわたりリクルートで「数字の読み方、考え方」の社内講師を務め、自らも現場と経営で実践してきたプロフェッショナル。工学部(理系)出身ながらも、分かり易く「数字で考える力」を解説しています。
「数字で考える力」が乏しいと、仕事のパフォーマンスにムラが生じてしまいます。作業スピードも速くならないし、相手とのコミュニケーションでも正しい理解につながりません。(仕事以外の)私生活でも、行き当たりばったりの行動に終始してしまい、「成長」を感じることはありません。いまビジネスマンが一番学ぶべきスキルは「数字で考える力」と言っても過言ではありません。
しかし、数字に対してアレルギーを持っている人がたくさんいます。そこで本書では、「数字で考える力」を文系体質の人でも分かり易く、実践しやすくまとめました。四則演算(+・-・×・÷)を実践することで、あらゆる領域で今以上の結果が出せるように変わります。
目次詳細
はじめに
「四則演算」だけで、仕事がレベルアップする
リクルートでは、あらゆる仕事を数字で判断している
私の「数字の読み方・考え方」講座が1 1年間続いた理由とは
第 1 章
Speed is Power
長時間労働者が評価されるのは、正しいのか?
できる人は、仕事を工数で考えている
扱える荷物の大きさにする
因数分解ができると、行動力も上がる
仕事はリターンと投資で考える
短時間におおよその数字を見積もる「フェルミ推定」 など
第 2 章 数字の裏を読む
「平均的な人」なんて存在しない
数字の偏りから事実を見抜く
仮説力をアップさせる2ステップ など
第 3 章 儲けるセンスを高める数字力
経営者の視点を意識する
「カフェの値引きとトッピングサービス、どちらが効果的? 」
経営者は固定費より変動費を好む
損益分岐点を下げる3つの方法
2つの軸で整理する
数字が読めれば、景気動向も見えてくる
同業界の損益計算書を構成比で比較する
トマピケティの話/ 金持ち父さんが勝つ理由 など
第 4 章 人を動かすリーダーの数字力
自分の意思が伝わって初めて、いい仕事になる
数字でキャリアパスを考えると人は動く
自己紹介に数字を入れると聞き手は動く
伝える単位を変えるとチームは動く
お金に換算すると経営者は動く
データを「見える化」すると顧客は動く など
第 5 章 数字力を自在に操る7つのフレーム
あらゆる事象を整理できる「型」をご紹介
1つに絞る
二兎を追う者は一兎をも得ず。ではなくアウフヘーベン
3つあります など