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世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?
定価 1,650円(税込)
判型 46判
体裁 並製
頁数 232頁
ISBN 978-4-7612-7084-1
発行日 2015年5月18日

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世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?

原田武夫 /著 

読者様の声

  • 研修の課題図書だったので購入。研修と相俟って新しい見方・考え方を学ぶことができた。(51歳男性・管理職)

内容紹介

◎なぜ今、世の中は激しく変動しているのか!?

世界はますます変転し始めている。
「テロ」「為替」「デフォルト」「感染症の大流行」など、
これほど多くのリスクがすさまじいスピードで私たちを取り囲んだ時代が
あったであろうか。
激しく変転する様をヴォラティリティという。
金融とIT、この2つに世の中のありとあらゆるものが接続されてしまったが
ゆえに、時間と空間という意味での「違い」「差」が徐々に消え始めている。

◎不確実な未来を予測する思考の「フレームワーク」とは!?

その結果、「今日は昨日と同じ。明日も今日と同じ」ということでは、
まったくなくなっているのが現実なのだ。
「今日は昨日とは違う。明日も今日とはまったく違う」という新しい現実の中で、
的確に備え、動くことができるかどうかが、
死活問題になっているというわけなのである。

「何とかここで手を打たなければ我が国は大変なことになってしまう」
ある時からそう強く思った著者は、2005年に古巣の外務省を自主退職した後、
研究に研究を重ねてきた。

そしてついに、
究極の思考の「フレームワーク(枠組み)」にたどり着いたのである。
古今東西、不安定な時代にあって危機を乗り切り、
あるいはまったく新しいアイデアを発想するためのフレームワーク、
それが「類推法」である。

◎究極の思考「類推法」とは、どのようなものなのか!?

類推法は、
「演繹法」「帰納法」と並んで西洋においては伝統的な「論理法」のひとつで、
アリストテレスの「アパゴーゲー」、パースの「アブダクション」に連なる
第三の論理思考というものである。
「演繹」「帰納」は学校における数学の授業で我が国でも学ぶが、
「類推」について学ぶ機会はまったくない。

しかし
この類推法という「フレームワーク」こそ、
実のところ世界を動かすエリートたちがありとあらゆるところで
用いてきているものなのである。

そしてそれを通じて、不安定な危機の時代を乗り切りつつ、
まったく新しい発想をひねり出し、次の時代を築き上げてきたといえる。

著者はこの10年ほど、この「類推法」の研究に力を注いできた。
そしてその成果にもとづき、
我が国企業の人財研修の現場で教育活動を行ってきた実績がある。

さまざまな国際場裏の現場において、
この「フレームワーク」が使われていることを
著者自らが引き続き肌で感じ取りながら、である。

◎この本を読むと、何が得られるのか!?

この本はこうしたリアルタイムの問題意識と、
著者のこれまでの研究・教育の成果をわかりやすく示すためのものである。

そしてそこから読者の皆さんが学び取ることのできる内容は、
ますますヴォラティリティが増し、
その中でいよいよブレイクスルーを求めざるをえなくなってくる
我が国企業の現場では、必要なことばかりであるはずなのだ。

長く続いてきた停滞の時代を超え、動乱ではあるものの
同時にチャンスの時代でもあるこれからを切り拓いていくのは間違いなく、
本書で解説する「類推法」という世界標準のフレームワークを体得した、
まったく新しい日本人となるであろう。

著者について

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所代表取締役 (CEO)。
1993年、東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に入省。
大臣官房総務課を経て、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐として北朝鮮班長を務める。
2005年3月、外務省を自主退職。
「すべての日本人に“情報リテラシー"を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開。
マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析レポートを日々発信するとともに、日本各地でセミナーを開催。
2010年より、IISIAは世界有数のシンクタンクであるキール世界経済研究所が主催する民合同フォーラム
「グローバル・エコノミック・シンポジウム(GES)」のナレッジ・パートナーとしても活動。
2011年10月開催の「グローバル・エコノミック・シンポジウム(GES)2011」にパネリストとして招待された。

【主な著書】
アメリカ関連の著書では『騙すアメリカ 騙される日本』、『北朝鮮 vs. アメリカ』(以上、ちくま新書)、『計画破産国家 アメリカの罠』(講談社)、『狙われた日華の金塊――ドル崩壊という罠』、『世通貨戦争後の支配者たち』(以上、小学館)、『脱アメリカ時代のプリンシプル』(ユナイテッド・ブックス)など。2011年10月に『アメリカ秘密公電漏洩事件――ウィキリークスという対日最終戦争』を上梓。その他、日独で著書・翻訳書多数。

目次詳細

第1章 今、ニッポンの会社で何が起きているのか
──米欧と中国に翻弄される日本企業の課題
・全国の製造現場で起こっている悲劇とは
・なぜ欧米企業はフレームワークを重視するのか
・欧米企業が重視するのはフレームワークだけなのか
・日本の製造業は中国のマーケットで活路を見いだせるのか
・中国は日本の技術力をどのように見ているのか
・日本企業に求められるイノヴェーションの本質とは
・米欧のエリートが駆使する「類推法」という思考の枠組みとは

第2章 気づきをもたらす思考の「フレームワーク」とは
──見えない先に思考を飛ばして気づきを得る類推法
・日本企業に求められている「気づき」の意味とは
・気づきの探究は古代ギリシアの哲学者アリストテレスに遡る
①演繹とは
②帰納とは
・演繹と帰納の限界を超える仮説援用法「アパゴーゲー」とは
・アパゴーゲーを発展させたパースのアブダクションとは
①分析的推論
②拡張的推論
・気づきをもたらす思考のフレームワーク「類推法」とは
・類推法に似たデザイン思考で本当の気づきを得られるのか
①理解
②観察
③視覚化
④評価と改良
⑤実現

第3章 日本の知の巨人たちは類推法にたどり着いていたのか
──高度成長期に米欧を超えていた日本発の思考法
・高度成長期に日本で始まった創造性を巡る議論とは
・類推法の原型ともいえる日本発の思考法「KJ法」とは
・KJ法と並び高度成長期に紹介された思考法「こざね法」とは
・気づきとイノヴェーションを可能にする「等価変換理論」とは
・等価変換理論で明らかになる製造業のイノヴェーションとは
・日本の先達たちが提唱した思考法はなぜ根づかなかったのか

第4章 不確実な未来を見通して行動するには
──類推法でイノヴェーションを起こす8つのプロセス
・なぜ類推法は未来を見通して行動することを可能にするのか
・現代において最前線となる「類推法」の全体像とは
①振り返り
②因果関係
③シンクロニシティ
④気づき
⑤バックキャスティング
⑥目標設定
⑦リーダーシップ
⑧イノヴェーション
・誰もがイノヴェーションを起こす当事者になれるのか

第5章 米欧のエリートはどのように思考し行動しているのか
──グローバル・エリートの「類推法」の実践法
・グローバル・エリートが実践する思考法とは
・グローバル・エリートは類推法をどのように使っているのか
・類推法は米欧でどのように研究されてきたのか
①「責任」の罠
②「依存」の罠
③「過剰な活動」という罠
・類推法で得た気づきを米欧ではどうやって共有しているのか
・気づきの共有のため米欧ではどのようにシナリオをつくるのか
・なぜ米欧では類推法というフレームワークが根づいているのか

第6章 世界を動かす思考のフレームワークを手に入れるには
──類推法を身につけるための8つのステップ
・我々日本人が類推法を身につける具体的な方法とは
①夜はきっちりと寝る
②朝早く起きてみる
③毎日同じメディアをネット上で決まった時間にナナメ読みしてメモを取る
④メモした事柄の関係性を考えてみる
⑤どうしても気になることについて検索して読み進めてみる
⑥自分だけのシナリオを創ってみる
⑦自分だけのシナリオを頭の中でイメージしながら職場で応用してみる
⑧シナリオを文字にし、それをシェアし、リーダーシップを発揮する
・巨岩を穿つ水滴のように少しずつ類推法をものにしていくには