定価 | : | 1,650円(税込) |
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判型 | : | 46判 |
体裁 | : | 並製 |
頁数 | : | 256頁 |
ISBN | : | 978-4-7612-7040-7 |
発行日 | : | 2014年11月4日 |
2時間で丸わかり 物流の基本を学ぶ
読者様の声
- 幅広く物流業界について書かれているので入門書として最適だと思いました。特に用語の説明はわかりやすかった。手に取ったときに購入のキーワードとなったのはP70「送料無料はあり得ない」です。(20歳男性・会社員)
内容紹介
入社3年目くらいまでの若手社員に向け、
実務に関する必要な情報だけを厳選し、
わかりやすい図解と解説文でコンパクトにまとめました。
著者は
メーカー、物流、倉庫、商社など、物流
の川上から川下まで、さまざまな企業で経験を積んでいるうえ、
講師経験も豊富なプロフェッショナルだから、
「物流のことがわかる」だけでなく「物流の仕事がわかる」本になっています。
目次詳細
はじめに
第1章 ロジスティクスは会社の利益に直結する重要な部門
<ダイアローグ> 物流部門が利益を作り出す!?
1 在庫を減らせば会社の業績がよくなる!?
2 仕入れと発注のコントロールが会社の利益を左右する
3 運送方法を変えるだけでこんなにコストを削減できる
4 物流センターの改善はコスト削減の宝庫である
5 販売方法の変更は物流コストに大きなインパクトを与えることができる
第2章 物流にかかるお金の話
<ダイアローグ> うちの会社の物流費は本当に適正なの?
1 物流で発生するコストにはどのようなものがあるのか?
2 物流会社によって料金体系はこんなに違う!
3 固定費から変動費へシフトする
4 競合他社は物流にいくらかけているのか?
5 通販で買った1万円の化粧品にはこれだけの物流費がかかっている
6 倉庫を借りる際に発生する費用
第3章 いまさら聞けない物流の基礎知識
<ダイアローグ> いまさら聞けない物流の基本をおさらいしよう
1 物流とは何か?
2 物流拠点の種類
3 パレットとフォークリフトの密接な関係
4 物流センターの効率化を決めるマテハン機器の導入
5 梱包材を使いわけて効率的で破損が少ない物流を構築する
6 WMSが物流センターの質と効率を左右する
7 輸送手段の種類と機能を使いわける
8 多頻度小口配送
9 かんばん方式とJIT
10 なぜ、在庫は製品よりも部品で持つほうがいいのか?
11 3PL/4PL/LLPの違いとは?
12 これからの物流のトレンドは「環境」である
第4章 物流現場では何が行われているのか?
<ダイアローグ> 物流センターにいってみよう!
1 物流センターの1日の流れを把握する
2 流通加工では何をどのように加工するのか?
3 ピッキング作業現場
4 物流センターの事務担当者の業務は?
5 棚卸業務
6 保管コストの削減努力
7 クレーム防止のための苦労
8 KAIZEN活動は常に行うべし
9 社員教育は5Sで決まり
第5章 先輩から一目置かれる、覚えておきたい知識
<ダイアローグ> 覚えておきたいワンランク上の物流知識
1 SKUと単品管理
2 作業効率化の視点
3 バーコードは物流に必須の道具である
4 間違いのない物流センターの選び方
5 請負契約と委託契約
6 物流KPIで見える化を図る
7 食品の「3分の1ルール」
8 世界の港のコンテナ取扱量
第6章 これからはロジスティクスとSCMの時代
<ダイアローグ> 物流とロジスティクス、SCMって何が違うの?
1 ロジスティクスとSCMを使いこなして、
さらなる効率化を目指す
2 物流の責任範囲のトレンドがEXWに変わりつつある
3 物流のトレンドはアウトソーシング
4 在庫回転率向上で物流の真価を発揮する
5 ブルウイップ化を防ぐことで生産と在庫を削減する
6 SCMでは製造原価を下げ続けなくてもいい?