定価 | : | 3,520円(税込) |
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判型 | : | A5判 |
体裁 | : | 並製 |
頁数 | : | 512頁 |
ISBN | : | 978-4-7612-7023-0 |
発行日 | : | 2014年9月1日 |
全史×成功事例で読む 「マーケティング」大全
読者様の声
- デジタルマーケティングを扱うにあたって、これまでのマーケティング手法の理解とデジタルの応用を知りたかったため購入。マーケティングの成功と失敗事例は理解の助けになった。昨今のオムニチャネルマーケティングは興味深い。(27歳男性・技術職)
- マーケティングの考え方が好きなので購入。歴史も好きです。(34歳女性・営業職)
内容紹介
◆「125名の賢人・90の理論と手法・21社の成功事例」で、
広大なマーケティングの世界が丸わかり!
◆「歴史」と「実務」の2つの視点から読み解くことで、
マーケティングの知識と使いこなし方が一気に身につく!
本書の著者は、
100社以上の著名企業のコンサルティングを行ってきた、
企業のマーケティング戦略・ブランド戦略の第一人者。
著者が経営するコンサルティング会社は、
日本経済新聞社が実施した
「企業に最も評価されるコンサルタント会社ベスト20」に選ばれた実績を持ち、
世界4大会計事務所の1つと同一ランキングになるなど、
そのコンサルティング活動の評価は極めて高い。
本書は、
トップマーケティングコンサルタントである著者の、
長年にわたる実務経験と研究の集大成となる一冊。
◆第1部→120年に及ぶ「マーケティング全史」を一気読み!
これまで数多くのマーケティングの理論や手法が、
偉大な先人たちによって生み出されてきました。
理論や手法は、時代の流れとともに誕生し、
ビジネスや研究の場において大きな進化を遂げてきました。
本書の「第1部 マーケティング発展史」は、
これまで体系化されていなかった「マーケティング史」を、
20世紀初頭の米国のマーケティング黎明期に始まり、
ネット、ソーシャルメディア時代の数々の新手法まで、
「125名の賢人・90の理論と手法」を、
時代の流れとともに一気に紹介していくエキサイティングなストーリー。
◆第2部→理論や手法の使いこなし方を「成功事例」を通して学ぶ!
第1部で紹介したマーケティングの理論や手法は、
すべてのビジネスシーンにおいて、
「解答」を導き出すためのマニュアルではありません。
先人たちの考えた理論や手法はあくまで、
自社に最適なマーケティングを考え出すためのナビゲーションの役目を担うもの。
本書の「第2部 マーケティング実務編」は、
「21社のマーケティング成功事例」を丹念に紹介することで、
その企業の担当者が「最善の解」を導き出していった経緯を解説。
「理論や手法をどうリアルビジネスで使いこなすか」が学べます。
ビジネスや経営の知識をさらに深めたい人はもちろん、
これからビジネスという大海に乗り出す人にもぜひおすすめしたい、
「マーケティングを学びたい」すべての人に沢山の学びと気づきを与えてくれる、
経営書の新しいスタンダードです。
◆◆本書の特長◆◆
(1)理論や手法、企業の取り組みを丁寧に図解
第1部で登場するマーケティング理論や手法、
第2部で登場する企業の成功事例について、
重要なポイントが容易につかめるように、
図表を交えながら、わかりやすく紹介します。
(2)イラストと写真を豊富に掲載
第1部のマーケティング史に登場する賢人たちを
イラストやプロフィール付きで紹介するとともに、
新しい時代を切り拓いた関連書籍を写真付きで紹介。
第2部の最新の成功事例では、
企業の商品・サービスについて豊富な写真を掲載して解説していきます。
(3)充実した索引
「用語」「人名」「書名」の3つに分けた索引を完備。
マーケティングのすべてが網羅された辞書として使えます。
実務知識のレベルアップ、経営学の勉強、ビジネス教養として、
さまざまな使い方ができます。
◆◆本書に登場する理論・手法の一部◆◆
コトラーの「ラテラル・マーケティング」、ムーアの「キャズム」、
レビットの「グローバル・マーケティング」、
プラハラードの「BOPマーケティング」、
コトラーの「ホリスティック・マーケティング」、
クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」、
ゴビンダラジャンの「リバース・イノベーション」、
アーカーの「ブランド・エクイティ」、
ケラーの「ブランド・レゾナンス・ピラミッド」、
ヴァーゴの「サービス・ドミナント・ロジック」、
ゴーディンの「パーミッション・マーケティング」、
フュジェッタの「ブランド・アンバサダー」、電通の「AISAS」、
ガートナーの「ゲーミフィケーション」、ウィルソンの「フリーミアム」、
ランペルの「O2O」……など90の理論・手法。
◆◆成功事例の一部◆◆
江崎グリコ、村田製作所、一休、東洋水産、アイロボット、
富士フイルム、ソメスサドル、東レ、東京ディズニーリゾート、
ロバート・ボッシュ、佐賀県武雄市、スターバックス、無印良品、
松尾製菓(チロルチョコレート)、ドミノ・ピザ、
セブン&アイ・ホールディングス…など21の成功事例
目次詳細
INTRODUCTION 本書の役割と読み方
1 マーケティング全史を時系列に俯瞰し、その変遷を理解する
(「第1部 マーケティング発展史」の読み方)
2 今のビジネスシーンで、どんなマーケティングが実践されているかを理解する
(「第2部 マーケティング実務編」の読み方)
■PART1 マーケティング発展史
CHAPTER1 マーケティング・フレームワークの進化
CHAPTER2 マーケティングの適用範囲の拡大
CHAPTER3 マーケティングのイノベーション
CHAPTER4 コーポレート・アイデンティティとブランド研究
CHAPTER5 モノとは異なるサービスのマーケティング
CHAPTER6 顧客との強固な関係づくり
CHAPTER7 マーケティング・コミュニケーション
CHAPTER8 流通の新たな取り組みと新業態
■PART2 マーケティング実務編
CHAPTER1 マーティカル・マーケティングvs. ラテラル・マーケティング
CHAPTER2 徹底したSTPの実践と、ホリスティック・マーケティングを加味し
たSTP
CHAPTER3 過去の方法論に固執しないイノベーションの発想フレームを使う
CHAPTER4 値下げ圧力に屈せず、価値で勝負できるブランドづくり
CHAPTER5 新たなビジネスモデルとは、「製造業のサービス業化」と「サービス
業の製造業化」だ
CHAPTER6 顧客の側から近寄り、長く継続利用し、他者に推奨してもらう
CHAPTER7 インターネットを活用した生活者とのコミュニケーションとリスクマ
ネジメント
CHAPTER8 小売業の生き残りは安売りからの脱却。バーチャルとリアルの攻防と
その先
おわりに
索引