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行動経済学トレーニング
- 著
- 竹林正樹
- 定価
- 1,980円(税込)
- 判型
- A5判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 208頁
- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7859-5
- 発行日
- 2026年2月18日
書誌情報BOOKS
☆★読めば読むほど、頭がよくなる「使える行動経済学」講義!★☆
◎世界のエリートが学んでいる「経済学×心理学」で人を動かす知的レッスン25
◎「知るだけ」で終わらない。読むたびに思考が鍛えられる「全く新しい入門書」
◎習慣・ビジネス・人間関係にも効く「本当に役立つ行動経済学」の決定版!
・頭ではわかっているのに、行動を変えられない
・仕事や人生の選択を、もっと合理的にしたい
・人の心理を学んで、仕事や日常生活の場で活かしたい
本書は、そんな疑問や悩みを抱える人のために、
行動経済学の理論と活かし方を「ケーススタディ形式」で学べる1冊です。
行動経済学とは、人間の認知のクセ=「認知バイアス」を前提に、
人が実際にどのように考え、判断し、行動すべきかを考える学問。
さらに、行動経済学は、仕事の困りごとから個人の習慣づくり、
人間関係の改善にいたるまで、身近な問題の解決に大いに役立つ学問です。
本書では、日常でよくある問題ケースを取り上げ、
「そこに、どんな認知バイアスが隠れているか」
「どうすれば、認知バイアスに打ち勝つことができるか」
について、行動経済学の視点で解決する誌上レッスンを行います。
レッスンと言っても、どの例も難しくなく、興味深い事例を厳選。
行動経済学の事前知識がなくても、スルスルと読めるので、
「楽しく読めて日常にも役立つ」構成になっています。
読めば自然と、「不合理な認知バイアスを見抜く力」と、
「認知バイアスに打ち勝ち、よりよい判断を行う力」が鍛えられるはず。
読むだけで自然と行動経済学的思考が身につく、画期的1冊!
目次詳細
■はじめに
世界のエリートが学んでいる行動経済学の思考法
MBA式ケーススタディで行動経済学を理解する
■第1章 行動経済学って、どんな学問?
行動経済学とは「頭でわかっていても行動できない問題」を解決する学問
行動経済学にまつわる「4つの誤解」
・誤解① 行動経済学はお金儲けの学問?
・誤解② 行動経済学はマーケティングと同じ?
・誤解③ 行動経済学は詐欺に使われる?
・誤解④ 数式がわからないと行動経済学は理解できない?
私たちの判断は直感が9割 認知バイアスとナッジのメカニズム
行動経済学が有用な理由は「脳」にあった!
・認知バイアスが判断を狂わせる
・認知バイアスはナッジで解決
・「行動経済学=ナッジ」というわけでもない?
知るだけで人生がガラリと変わる? 行動経済学を学ぶ「4つの意義」
・意義① 面倒くささに打ち勝って行動できるようになる
・意義② コミュニケーションを改善できる
・意義③ 関わってはいけない人を見抜けるようになる
・意義④ 悪質商法や詐欺を見抜けるようになる
■第2章 認知バイアスとナッジの関係
認知バイアスの4パターン 名は体を表す
・認知バイアスは「敵」ではない
パターン1:面倒くさがり 人は些細な理由で行動しなくなる
・「すぐやる」のを面倒くさがる
→現在バイアス、摩擦バイアス
・「変化」を面倒くさがる
→現状維持バイアス、投影バイアス、信念バイアス
・「じっくり考える」のを面倒くさがる
→利用可能性バイアス、単純接触バイアス、確証バイアス
→因果バイアス、代表性バイアス、生存者バイアス、確率バイアス
・「準備」を面倒くさがる
→楽観性バイアス、正常性バイアス
・「相手のことを慮る」のを面倒くさがる
→結果バイアス、自己奉仕バイアス、帰属バイアス
パターン2:ネガティブ思考 人は「損が嫌」でたまらない
・損が嫌
→損失回避バイアス、保有バイアス、IKEAバイアス、サンクコストバイアス
・完璧でないと嫌
→否定的バイアス、リスク回避バイアス
パターン3:他人のことが気になる 人は1人では生きていけない
・他人と一緒だと安心
→同調バイアス
・他人といると手を抜く
→集団的浅慮、手抜きバイアス、バンドワゴンバイアス
・見られていると感じる
→自信過剰バイアス
・相手によって態度を変える
→メッセンジャーバイアス、内集団バイアス
・他人に優しくありたい
→利他性バイアス、返報性バイアス
パターン4:タイミングに影響される 人は思っているより気まぐれ?
・疲弊すると直感的に
→認知バイアスが強まるのはどんなとき?
・季節で行動が変わる
→季節性バイアス
・最初と最後の印象が強い
→終末バイアス、初頭バイアス
・ゴールが見えると頑張れる
→目標勾配バイアス
認知バイアスに対応する4つのナッジ「EASTフレームワーク」
認知バイアスのパターンごとに、適切なナッジがある
・ナッジのパターン① 簡素化(Easyナッジ)
・ナッジのパターン② 魅力の付与(Attractiveナッジ)
・ナッジのパターン③ 社会性の付与(Socialナッジ)
・ナッジのパターン④ タイムリーな働きかけ(Timelyナッジ)
・EASTはネガティブチェックリスト(特定保健指導の例)
→① 身体的コンプレックスを揶揄するイラスト(Attractiveナッジの欠如)
→② 視認性の悪い文字(Easyナッジの欠如)
→③ 最悪な第一印象(SocialナッジとTimelyナッジの欠如)
■第3章 行動経済学トレーニング:習慣編
習慣01 早起きしたのにスマホがやめられない
習慣02 最初の余裕はどこに消えた?
習慣03 なぜ悪質業者にだまされてしまう?
習慣04 勉強サークルに入ったらやる気減?
習慣05 勉強前の掃除が止まらない
■第4章 行動経済学トレーニング:ビジネス編
ビジネス01 あいつが更生するわけがない
ビジネス02 無意識のうちにえこ贔屓?
ビジネス03 丁寧な指導がパワハラに?
ビジネス04 最後まで頑張ったのがアダに?
ビジネス05 チェック体制を増強したのになぜミスが?
ビジネス06 前例がないから却下
■第5章 行動経済学トレーニング:マーケティング編
マーケティング01 値下げしたのに売上減?
マーケティング02 売れないメニューにも意味がある?
マーケティング03 命に関わるのに無関心?
マーケティング04 気がついたらまとめ買い
マーケティング05 おいしいのに悪評?
■第6章 行動経済学トレーニング:人間関係編
人間関係01 厄介な姑
人間関係02 厄介なベテラン職員
人間関係03 厄介な上司
人間関係04 厄介な旧友
人間関係05 厄介な学生
■第7章 行動経済学トレーニング:社会問題編
社会問題01 なぜ長期の育休を取得しない?
社会問題02 エスカレータでの歩行を止めるには?
社会問題03 住民は無関心?
社会問題04 老父が免許返納しない
おわりに
著者について
- 著:
- 竹林正樹
青森県出身。青森大学客員教授。立教大学経済学部、米国University of Phoenix大学大学院(Master of Business Administration)、青森県立保健大学大学院修了(博士〈健康科学〉)。
行動経済学を用いて「頭ではわかっていても、行動できない人を動かすには?」をテーマにした研究を行い、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)をはじめ、各種メディアでナッジの魅力を発信。
著書に『心のゾウを動かす方法』(扶桑社)、『ビジネスパーソンのための使える行動経済学』(大和書房)などがある。






