- オーディオあり
老後資産はドルで増やしなさい
- 著
- 浦井麻美
- 定価
- 1,650円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 224頁
- ジャンル
-
- マネー
- ISBN
- 978-4-7612-7533-4
- 発行日
- 2021年3月3日
書誌情報BOOKS
「円安になると物価が上がる」「物価が上がれば、貨幣価値が下がる」「天ぷらそばは、97%が輸入品」など、日々の生活を通して為替、金利、物価を平易かつユニークに解説し、私たちの「円」に偏った現状の資産に「ドル」を加えた資産管理・運用法を紹介する1冊。具体的な金融商品としては、米ドル建て終身保険を推奨。
著者は、外資系証券会社にて日本株を機関投資家にセールスしてきた金融のプロ。その後、ジブラルタ生命にてライフプランナー職を経て、現在は、マネーコンサルタントとして独立し、延べ500回のセミナーを行い、1000人以上の家計の見直しを行う。本書は、初心者が疑問に思いがちな点も払しょくしてくれる構成になっています。
目次詳細
序章 さっそく結論から
「ドルを増やして、円を守る」私の提案
●米ドル建て終身保険なら、右肩上がりで増えていく
第1章 老後資産の羅針盤
最近見ましたか? ねんきん定期便
なぜ「円」の価値が減っていくのか
iDeCoの注意点
第2章 攻めのドル、守りのドル
知らないとヤバいお金の話
通貨は、その国の信用を表す
Q 1米ドル=100円が105円になったとき、これは円高ですか、円安ですか。
強い米国経済は、ドル高・円安を招く
Q 日本企業は輸出で儲けているから、円安だと企業業績が良くなり、給料も増えるのでは?
第3章 世界はドルで回っている
●通貨の歴史を振り返る
ドルの取引量は、世界全体の8割超
天ぷらそばは、アメリカご飯
第4章 何が為替を動かすのか
為替を動かす6つの要因
第5章 米ドル運用の心得
高金利で通貨を選ぶのは、やめましょう
米国ETFは、分散がきいていて使いやすい
Q オーストラリア・ドル(豪ドル)の宣伝をよくみかけます。いかがですか?
第6章 米ドル建て終身保険の始め方
長期資産形成の本命は、米ドル建て終身保険
3分でわかる生命保険のしくみ
●貯めたお金は、自分が使うためのもの
Q 米ドル建て終身保険には、誰でも(年齢、性別、病歴など)加入できますか?
Q 「積立利率3%最低保証」は、3%の利率で増えますよ、という話ですか?
Q 「全期前納」と「毎月払い」では、どちらがいいのでしょうか?
具体的な事例を見てみよう
とにかく続けましょう。そのためにムリのない金額を設定しよう
●貯まったドルはどう使う? 私の場合
税金は一時所得扱い
円安が進めばもっと増える
著者について
- 著:
- 浦井麻美
東京生まれ。人生最初の勤務先、スイス銀行を皮切りにミッドランド・モンタギュー証券、パリ国立銀証券、スイス・フォルクス銀証券、クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券、米国メリルリンチ日本証券、外資系生命保険会社と30年間にわたり金融業界でキャリアを積む。とくにメリルリンチ日本証券でのセールストレーダー時代では、個別企業の業績に影響を与える主要国の経済指標や外国為替相場、商品市況、金利政策などの動向を日々追いかけ、頭に叩き込む。
2012年11月に「お金の先生」という屋号で独立。2013年11月に株式会社ブルーフォースを設立。トレーダー時代に身につけた経済に関する豊富な経験や知識をもとに、日本の経済や為替の見通し、人生100年時代のお金の戦略などをテーマにした「誰も教えてくれない日本人のお金の守り方・増やし方、日本円のゆくえを学ぶ」講座を延べ500回以上開催。1000人を超える人たちにコンサルティングを実施。現在は、老後資産形成コンサルタントとして「老後の幸せのための資産運用学校」を主宰している。本書が、初めての著書となる。