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社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。

宮田博文
定価
1,540円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
192頁
ジャンル
  • 経営
ISBN
978-4-7612-7451-1
発行日
2019年11月7日

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書誌情報BOOKS

働くすべての人必読!
社員をとことん信じ切る。社員は評価し、管理する対象ではない。
困難な時代に、「生産性至上主義」をやめて成長を続ける、奇跡の運送会社「宮田運輸」を率いる社長の新しい組織論。
著者は、社長就任後、会社を引き締めようと、社員に対する管理を強化。力業で数字を上げようとしたが、その結果死亡事故が発生。それをきっかけに方針を大転換し、社員を信じる「心の経営」をモットーとするようになる。その結果、従業員の主体性、仕事に対する姿勢が劇的に変化し、業績も急伸。現在、国内だけでなく、中国や韓国などからもたくさんのビジネスパーソンが視察に訪れるようになった。
本書は、管理をいっさいせず、社員の主体性を育み、組織を力強くを成長させる同社の仕組みを余すことなく紹介する。

目次詳細

プロローグ

第1章 モチベーションの源泉は「人の役に立てること」
「助け合う社風」はどのように生まれたのか?

第2章 1人ひとりを信じて任せる
従業員の主体を生みだす仕組み

第3章 リーダーに最も必要なのは「愛」
人をとことん信じ切る「心の経営」

第4章 目先の数字は絶対に追わない
目の前の困っている人を助け続ければ、会社と従業員は成長する

第5章 人は「管理」ではなく「幸せ」になってこそ成長する
従業員と社会を幸せにするプロジェクト

エピローグ
おわりに

著者について

著:
宮田博文

1970年大阪府生まれ。高校卒業後、祖父が創業した宮田運輸に入社。運転士、専務などを経て2012年社長に就任。当時、売上高は25億円、経常利益は1000万円弱だったが、19年3月期は売上高40億円、経常利益1億5300万円に拡大。

社長就任当初、従業員に対する管理を強め、数字を上げようとしたことが引き金となり、死亡事故が発生。そこから方針を大転換。現在は、従業員をとことん信じる「心の経営」をモットーとしている。その経営手法は、国内のみならず、中国、韓国などアジアの経営者からも注目されており、毎年多くの企業が視察に訪れている。2007年、稲森和夫氏が主宰する経営塾「盛和塾」に入塾。2018年6月に行われた中国北京主催の盛和塾全国大会では、3200人もの経営者の前で講演した。

死亡事故をきっかけに同社がはじめた、トラックに子どもの絵をラッピングして、事故抑止につなげる仕組み「こどもミュージアムプロジェクト」は、現在150社以上の企業が参加。国内のみならず、中国、韓国など海外の官公庁、企業からも大きな注目を集めている。また、同社が行っている、すべての従業員、社外の人誰もが参加できる経営会議「みらい会議」には、全国各地から数多くの人が参加している。NHK「おはよう日本」、読売テレビ「ウェークアップ! ぷらす」などメディア出演多数。

読者様の声USER’S VOICE

  • 仕事だけの関係でなく「家族として」困っている手を差し伸べる精神に惹かれました。自分もこんな仲間と企画を立てていきたい、いきます。職場の人にも興味の沸く話題なので、婚約祝いにプレゼントします。(39歳女性・医療/福祉)

  • タイトルに興味を持った。宮田運輸、宮田社長のお話はテレビで拝見したことがあり、改めて感銘を受けました。(56歳男性・サービス業)

  • 今の会社経営、リーダーとして実践的に取り組む上で大切な事が明確に分かりました。この本を参考に、まずは自分からこの取り組みに挑戦して行きます。今の時代にあった「人を大切に思う」という考え方が沢山詰まった本でした。共感出来る部分が多くありました。この本に出会えて良かったです。是非、会社の上司の方に読んで頂きたい1冊です。

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