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書誌情報BOOKS
販売、仲介、仕入れ、賃貸・管理、マナーまで、すべて教えます!
『不動産の仕事』というタイトルを文字通りに解釈するなら、都市計画や大規模なマンションの開発・販売から郊外の小さなアパート経営まで、その範囲は多岐にわたります。
そのなかでも本書は、多くの業界人が携わる、マンションや一戸建てなどの「営業にまつわる仕事(販売・仲介・仕入れ)」や、賃貸マンション・アパートなどについて、大家さんと賃借人を橋渡しする、「賃貸・管理」を中心に構成しました。
さらに、業界人として最低限知っておきたい「お客様対応のマナー」や、仕事を円滑に進めるうえで必要な「モチベーション・人間関係」に関する知恵についても、それぞれ1章を割いています。
つまり、全部で4章立てになります。
さらに詳しく説明しますと、本書は43本の「お題」を入り口にして構成されています。一つひとつのお題では、不動産の仕事をしていくなかで感じる素朴な疑問や、陥りやすい悩み、今さら聞きづらい仕事の常識などを取り上げました。
お題に対しては、「先輩」「店長」「社長」が、それぞれの立場から答えています。
おそらく、社長の回答が、一番含蓄があると思います。そこには、著者がこれまで出会った不動産業界の先輩経営者から学んだ「仕事の指針」が、豊富な事例をもとにまとめられているからです。
もし、読者の方がこれから不動産の仕事を始めるのであれば、業界独特の空気を感じ取りつつ、仕事に対する心構えについて、学んでいただければと思います。
すでに不動産の仕事に就いている方であれば、それぞれのお題に対して、「自分ならどう答えるだろう」と想像しながら読み進めていただくと、より理解が深まると思います。
また、地主さんや大家さんに読んでいただけるのであれば、普段接している不動産業者の人たちがどんなことで悩み、どのように解決しているのか、その裏側を覗いていただければ幸いです。
目次詳細
はじめに
第1章 お客様対応のマナー
第2章 不動産営業(販売・仲介・仕入れ)
第3章 不動産賃貸・管理
第4章 モチベーション・人間関係
おわりに
※本書で取り上げている『不動産の仕事』の内容を、チェックリスト風にご紹介します。
□営業ノルマの達成 □強力な値引き要請 □管理物件の賃料滞納
□お客様への手土産 □同業者からのガセネタ □管理物件の設備不具合
□丁寧な電話応対 □分譲用地の仕入れ □オーナーとの人間関係
□お詫び訪問時の服装 □地主との価格交渉 □テナント同士の揉め事
□的確なクロージング □境界線のトラブル □同僚との出世争い
□予算に合う物件選び □売却依頼主の心変わり □上司の考えに合わせる
□住宅ローンの斡旋 □チラシのポスティング □チームワークの向上
□お客様の家族の仲裁 □休日の電話クレーム □プライベートとの両立
著者について
- 著:
- 小原秀紀
株式会社ノヴェル代表取締役。1963年、神戸市生まれ。大学卒業後、大手マンションデベロッパーに入社。その後、実父が神戸市で経営する不動産会社に移り、東京支店長、常務取締役を歴任する。97年に東京で独立。以後、法人所有遊休地の有効活用、商業ビルの売買仲介や賃貸管理など、不動産にまつわる幅広い業務を手がけてきた。
現在は、首都圏を中心に「オーナー収益の最大化に寄与する賃貸管理(プロパティマネジメント)」のプロフェッショナルとして、業界で広く知られる存在に。その傍らで、不動産会社のスタッフを活性化するコンサルティング業務に従事するほか、次世代のリーダーを育成する勉強会「NOVEL Academy」 を主宰するなど、幅広く活躍している。
バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災など、景気の荒波の中でリストラ、資産処分なども経験。たび重なる喪失感の中で、「いい会社を創るには人を育てるしかない」という結論を得る。仕事を単なる「お金を稼ぐ手段」として捉えるのでなく、「人生の中の一つの役割」と位置づける。企業と個人が成長することの喜びを分かちあい、確かめる場所が「会社」である、との理念のもと、スタッフ各々の価値観を理解し、「個性」を生かしたチームの創造を目指している。本書が初めての著書となる。
株式会社ノヴェル公式サイト http://novelasset.co.jp/
読者様の声USER’S VOICE
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不動産のことに関しては無知ではありましたが、読んでみて大変参考になりました。(55歳女性・主婦)
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実際にあったケースを取り上げわかりやすく書いてあり、ためになりました。コミュニティで生きるために大切なことを学びました。(30歳女性・医療/福祉)
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不動産業に従事して25年になりますが、改めて見直してみることができました。(45歳男性・会社員)