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- オーディオあり
シンプルだけれど重要なリーダーの仕事
- 著
- 守屋智敬
- 定価
- 1,540円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 192頁
- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7120-6
- 発行日
- 2015年10月21日
書誌情報BOOKS
【推薦の言葉】
新 将命氏
「座右において時々読み返したい好著である。」
小宮一慶氏
「メンバーと協調し、メンバーの能力を引き出し、自発的にその力を発揮してもらうための本質やノウハウがこの本のいたるところにちりばめられています。」
ジョン・キム氏
「説得ではなく共感、支配ではなく信頼、言葉ではなく行動、感性と共感が主役の時代。これからのリーダーの手本になる本です。」
2万人以上の管理職に研修を実施してきた著者が、当たり前のことだけど実行できない、知識として知ってはいるけど行動にうつせていない、そんな項目を厳選して、わかりやすい切り口で明確に解説。読んで終わりではなく、読む→振り返る→実践する→読むを繰り返すことで、リーダーとしての型が身についていく。
これからチームを任される人、苦労しているマネージャー、40~50代の幹部社員の方にも。新米リーダーが着任してどうやってメンバーと関わっていけばいいか、チームをつくっていけばいいか、チームの温度が下がっている、どうしたらいいか!?
……悩んだときに効く1冊!
目次詳細
第1章☆信頼のベースをつくる
1チームのカルチャーとキーマンを見極める
2着任時のアウェイな空気を楽しむ
3まず自分のことを知ってもらう
4 1対1で面談する
5上下ではなく対等な関係を目指す
6「ありがとう」をコミュニケーションのベースにする
7弱い自分をどんどんさらけ出す
8メンバーを頼る
9自分の「よかれ」を押しつけない
10「されたくない」ことは相手にもしない
11メンバーの本音を見極める
12行動を肯定し、受け入れる
13価値観の違いを大切にする
14見られている背中を意識する
第2章☆チームをうまくまとめて動かす
1指名ではなくメンバーの意志でチーム参画を促す
2チームの目的を決める
3目的は壮大なほどいい
4役割をメンバー自身に考えてもらう
5自分のやり方を否定してみる
6Cに注意してPDCAを回す
7フィードバックを次に活かす
8同情ではなく共感して動く
9誰もが「自分ごと」として取り組む習慣をつける
10チームの「仕事の棚卸し」をする
11業務を細かく分解してみる
12「楽しい」ことは何でもやってみる
13「楽しくない仕事」は一度やめてみる
14余計な仕事は断る
15メンバーの問題行動を見逃さない
第3章☆仕事を任せる
1「決める」「俯瞰して考える」「育てる」ために任せる
2メンバーを信じて任せる
3「彼・彼女に何を任せたいか」から考える
4「1対1」で依頼する
5仕事をメンバーに選んでもらう
6途中で仕事を引き取らない
7やり遂げられるように支援をする
8「報連相」はリーダーから聞きにいく
9量ではなく質で評価する
10「できている」ところを評価する
11「自己評価+加点評価」をベースにする
第4章☆メンバーの感情に寄り添う
1立場の一番弱い人を大切にする
2少数派の意見に光を当てる
3どんな意見も否定しない
4上から目線は必ず伝わる
5「ためいき」「舌打ち」「独り言」はやめる
6自分が大事にしている価値基準をメンバーに伝えておく
7怒りの感情をコントロールする
8感情を言葉で表現する
9メンバーの感情をポジティブに動かす
10トラブルに振り回されない
11トラブルが起きたらこの言葉は使わない
12問い詰めない
13「どうすればできるか」を問いかけ続ける
14メンバーの生活や都合を守る
第5章☆メンバーの能力を引き出す
1とにかく経験を積ませる
2失敗を未来の成功へつなげる
3「どうすればよくなるか」を指摘する
4「教える」ではなく「引き出す」
5挑戦の機会を与える
6何でもかんでもほめない
7ほめるより感謝する
8積極的に「教えてもらう」
第6章☆チームの温度を上げる
1健全な危機感をあおる
2「なんとんかなるだろう」を排除する
3意見のぶつかり合いを恐れない
4「なぜ」では解決しない問題もある
5トラブルは行動で解決する
6反省ではなく内省する
第7章☆上司を巻き込んで社内政治を攻略する
1「助けてほしい」と率直に伝える
2権威を振りかざす人とは戦わない
3責任の所在を明確にしておく
4伝え方、場面を考えてNOという
5目的とゴールを上司としっかり握っておく
6意志をもって自己主張する
7上司の「人から認められたい」という思いを満たす
8あえて取り込まれてみる
著者について
- 著:
- 守屋智敬
株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 代表理事
1970年大阪府生まれ。神戸大学大学院修士課程修了後、都市計画事務所、コンサルティング会社を経て、2015年、株式会社モリヤコンサルティングを設立。管理職や経営層を中心に8万人以上のリーダーを育成。
復興庁「新しい東北」先導モデル事業がきっかけとなりスタートした復興地東北ツアーは、現在も継続提供している。
2018年、ひとりひとりがイキイキする社会をめざし、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所を設立。アンコンシャスバイアス研修の受講者はこれまでに5万人をこえ、プロ講師、社内講師、教員などをはじめ、育成した「認定トレーナー」は、現在100名をこえる。
アンコンシャスバイアスを知ることは、様々な社会課題の解決にも繋がるとの思いから、「がんと就労」「人権啓発」「被災地の皆さんへ」「小・中学生へ」等、様々な角度からお届けしている。
著書に『シンプルだけれど重要なリーダーの仕事』『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント』(以上かんき出版) 、『導く力』(KADOKAWA刊)などがある。
読者様の声USER’S VOICE
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人を教える立ち場でどうやったらもっと響く言葉をかけられるか色々本を読んでいて、本屋でオススメされた。当たり前のような言葉ばかり書いてありますが、とても大切なことを改めて考えさせられました。(会社員)
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管理職としての気持ちの在り方、メンバーとの関わり方を教わりました。リーダーとしての役割と責任を忘れず、チームのみんなに日々感謝して仕事に取り組んでいきたいです。余裕がない、忙しいと感じた時にこそ、何度でも振り返って読みたい本です。
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悩めるリーダー目線で書かれている内容に共感を得て購入を決めた。マインド(意識)+行動でシンプルに伝わることが多く、自らの行動見直しや内省のきっかけになりました。「攻めの報連相」、前向きで好きになりました。(39歳男性・会社員)