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死ぬまで家族に迷惑をかけないために今すぐ知っておきたいボケない技術

米山公啓
定価
1,430円(税込)
判型
46判
体裁
並製
頁数
200頁
ジャンル
  • 暮らし・健康
ISBN
978-4-7612-7115-2
発行日
2015年9月9日

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書誌情報BOOKS

国家レベルで取り組まなければならないほど深刻な社会問題になってきた認知症。
団塊の世代がみな75歳以上になる2025年には 65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になる。
軽度認知障害も含めると、認知症1000万人時代も時間の問題だと言われているのです。
認知症による行方不明者は年間で約1万人に達し。身元不明のまま保護され続ける人も全国に存在します。
TVでも頻繁に認知症をテーマにした番組が流れています。
本書は医師であり、自らも認知症の母親を10年以上介護してきた、米山先生が認知症の最新情報をまとめた本です。
書き手の個人的な体験や根拠のない話ではなく、大学、研究機関などが実験、臨床し、エビデンスのある内容を掲載しています。
例:ネット検索は中高年の脳を成長させる
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の老年精神医学研究チームは、「インターネット検索行為により中高年の脳中枢が活性化し、脳機能が向上する可能性がある」と発表した。
同チームは、神経学的に正常な55歳から76歳までの被験者24人を対象に、fМRIを装着した状態でインターネット検索と読書を行ってもらい、脳の活動の変化を調べた。被験者の半数はネット検索経験あり。
半数はネット検索未経験者。実験の結果、読書もネット検索、両方の行為で全員に脳血流の贈加が見られたが、」ネット検索はより優位であったという。

目次詳細

第1章:ボケる・ボケないを決めるのはここ!
第2章:認知症は生活習慣病だった
第3章:認知症を防ぐ食べ物・食べ方
第4章:脳を鍛える暮らし方
第5章:認知症を遠ざける生き方

著者について

著:
米山公啓

1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大医学部卒。医学博士。専門は神経内科。また、老人医療や痴呆問題にも精力的に取り組む。日本老年学会評議委員。日本脳卒中学会評議委員。看護雑誌のエッセイの連載をきっかけに、エッセイから医療ミステリーまで、幅広い分野での執筆活動に入る。1998年、同大学第2内科助教授を辞し、臨床医を続けながら文筆活動を行う。主な著書に『沈黙野』(講談社)、『隠された病歴』(双葉社)、『医者の健診初体験』(集英社文庫)、『「健康」という病』(集英社新書)他。