戦略思考を磨く ゲーム理論トレーニング
- 著
- 逢沢明
- 定価
- 1,650円(税込)
- 判型
- 46判
- 体裁
- 並製
- 頁数
- 272頁

- ジャンル
-
- ビジネス
- ISBN
- 978-4-7612-7113-8
- 発行日
- 2015年9月3日
書誌情報BOOKS
12万人を勝負強くした
最速で「勝負頭脳」に切り換わる
不朽のバイブル!
人に勝つか負けるかは、時の運ではなく、頭脳プレイとかけひきで決まります。
私たちが生きていくうえで遭遇するさまざまな状況――、「人づきあい」や「ビジネスでの競争」、あるいは「裁判」や「国際関係」まで、すべてある意味「ゲーム」としてとらえることができます。
ゲームには、相手がいます。そして相手に勝つには、単純な損得勘定だけではなく、頭脳プレイやかけひきが必要です。
この頭脳プレイやかけひきを研究するのがゲーム理論なのです。
ゲーム理論というのは、「兵法」のうち、「頭脳プレイ」の部分を現代的に扱う科学だといってよいでしょう。「行動科学」の一種です。
本書を読んであなたの頭が勝負頭脳に切り換われば、自然と戦略思考が身につきます。相手がいるゲームで勝つことができます。勝つことができるのですから、相手に負けることはなくなります。本当です。
ゲームの戦い方には常識と異なるものがたくさんありますが、本書は楽しい頭のトレーニングとして楽しんでいただけます。
そして、戦略思考を身につけ、さらに磨きをかけていただけるようになっています。
目次詳細
序章 あなたの頭を「勝負頭脳」に変える
第1章 ゲームに勝つためには「先読み」をする
第2章 負けを減らして相手に勝つ「ミニマックス戦略」
第3章 「ミニマックス戦略」で投資に勝つ
第4章 板ばさみの状態でも相手に勝つ「囚人のジレンマ」
第5章 局面を打開するためにルールを変える
第6章 均衡を知って均衡を打ち破る
第7章 形勢を逆転する知的トリック
第8章 多数決の投票で逆転する
第9章 選挙と勢力争いに勝つ
第10章 新規市場に参入してシェアを奪う
第11章 分業と海外移転でデフレを制する
第12章 ゲームにまつわるモラルについて
著者について
- 著:
- 逢沢明
◎――京都大学大学院博士課程修了。京都大学を定年退職(情報学研究科)。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。情報数理、進化型知能、複雑系情報学の気鋭の研究者であり、かつ文明批評の論客として知られる。コンピューターのパターン認識性能を一挙に100倍に高める「進化型コンピューター」に挑戦するなど、本業での開発・研究は極めて創造性豊かである。クイズ・パズルを10万個集めたと言われるパズル博士ぶりは有名。官庁からは科学技術政策委員の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている。著者に、『21世紀の経済学』(小社刊)、『頭がよくなる数学パズル』シリーズ、『大人のクイズ』(いずれもPHP研究所)、『複雑系は、いつも複雑』(現代書館)、『転換期の情報社会』(講談社現代新書)、『コンピューター社会が崩壊する日』(光文社)など多数。
読者様の声USER’S VOICE
-
行動経済学に興味を抱いた延長でたまたま本書を見つけ、購入しました。「絶対に負けない」「損して得とれ」という思想、よく理解できます。実生活においても、自己を客観視できるようになってきました。(40歳男性)
-
「~すれば~できる!!」といったノウハウ本ではなく、人生において役に立つ考え方を教えてくれる本。とても為になった。普段から先読みを心がけたい。(22歳男性・学生)
-
思考や観点の多様性を身につけたいと思い、手に取りました。勝ち負けだけでない、物事の捉え方ひとつで結果の考え方、導き方が違ってくるところが面白い。(45歳男性・会社員)
内容紹介