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板越正彦

いたごしまさひこ

ひと言の声がけで部下のパフォーマンスを劇的に上げる「最新コーチング」のスペシャリスト。元インテル株式会社(日本法人)執行役員。

1960年生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。在学中に某テレビ局への就職を決めたが、健康診断当日に寝坊し内定取消の憂き目に。卒業後、石油化学メーカーJSRに入社し7年勤務。サンダーバード大学大学院にてMBAを取得後、国連UNESCO勤務を経て、94年にインテルに入社し、21年間勤務。シリコンバレー本部での勤務を含めて15以上のセクターで活躍した。

インテルでは順調に業績を上げ本部長に昇格。ところが、昇格直後の赴任先で部下から受けた「360度フィードバック」で100点満点中20点と、全世界における同社のセールス&マーケティング部門のリーダー中下位5%に含まれる最低評価を受け、クビ寸前に。そこからコーチングを学び、部下との付き合い方を変え始める。その後、一人ひとりの部下が大事にしている価値観(ワクワクポイント)を知り、ひと言で刺激する手法「最新コーチング」を編み出して取り入れたところ、チームの業績が大幅アップ。同社のトップ0.5%だけが参加できる「リーダーシップサミット」に2年連続選出された。

インテル在職中の2012年にビジネスコーチ社でコーチングの資格を取得。3年間で約1000人を対象にワークショップやエグゼクティブコーチングで成果を上げ、独立。現在はベンチャー向けにコンサルティングを行うほか、跡見学園女子大学講師も務め、最新コーチングのメソッドを世に広めている。