内容・目次詳細 Book Detail
どうしたら教え子たちの志望校合格を後押しできるだろう……と
考えていきついたのが、
「合格最低点を超えるためには、小問が重要だ!」ということです。
みなさんは、自分の志望校の合格最低点が何点か、わかりますか?
学校や学部によって多少の差はありますが、
合格最低点を超えるための目安の1つが70%です。
言い換えると、30%までなら落としてもいい、と言うこともできます。
そう考えたときに、カギになってくるのが、「小問」です。
小問というのは、大問1に出題されることの多い小問集合のこと。
ちなみに、小集合を解ける学力のある人は、大問2、大問3……の
(1)も解ける可能性が高いです。
小問を完答できれば、合格最低点に大きく近づくことができるのです。
小問は基礎・基本レベルの問題です。
でも、近年の小問は文系の大学ものでもかなり計算が煩雑になってきています。
その中で、制限時間内に正確に解く力が求められます。
そこで本書には、みなさんに小問を完答する力をつけてもらうために、
合否を分ける可能性が大きい小問を101題集めました。
そして、基礎・基本の確認から、受験のときに使えるテクニックまで詰め込みました。
私がいつも生徒に言っているのが「小問を制する者が私立を制する」。
ぜひこの本を使って、合格へ大きく近づいてください!
(「はじめに」を再構成)
〈本書の強み〉
・間違えやすい解法も載っているので、より深みのある学習ができる!
・授業のような掛け合い形式で進むので、楽しく読み進められる!
・小問集合なので、スピーディーにアウトプットする練習ができる!
・すべての単元を網羅しているので、まんべんなく学習できる!
・「入試本番で落としてはいけない問題」を見極められるようになる!
目次詳細 Index
1 数と式(対称式)
2 数と式(絶対値①)
3 数と式(絶対値②)
4 数と式(根号を含む計算①)
5 数と式(根号を含む計算②)
6 集合と命題(集合記号)
7 集合と命題(論理)
……など101題
著者について Authors
- 著:
- 宮崎格久
東京学芸大学附属高校、東京学芸大学教育学部出身。現在、大学受験の塾、予備校で教鞭を執る受験数学のプロ講師。
「授業がわかりやすい」「解けなかった問題が解けるようになる」「受験勉強のモチベーションが上がる」と、生徒からの信頼は絶大。板書を写させないスタイル、授業中にすべてを理解させることで、他の講師と一線を画する。
座右の銘は「守破離」。好きな言葉は「過去の事実を変えることはできないけれど、過去の意味を変えることはできる」。著書に『大学入試数学 落とせない必須101第 スタンダードレベル』(小社刊)がある。