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高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本

高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本

著者:鎌田高徳  監修:鹿野利春 
定価:1,375円(税込)
判型:B5判
体裁:並製
頁数:144頁
ISBN:978-4-7612-3066-1
発行日:2022年4月21日

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内容・目次詳細 Book Detail

【2022年必修化、2025年共通テスト出題予定】
情報Ⅰ学習の最初の1冊はコレ!

「情報Ⅰ」は「情報デザイン」「プログラミング」「データの活用」をツールとして活用することで、「問題を解決する能力」を身につけられる教科です。
たとえば文化祭のクラス企画でハンバーガー屋を出店することになり、出店場所に悩んだとしましょう。「データ活用」の視点を持てば、次のように考えることができます。

①「どの場所に出店すれば売上げがよくなるだろう?」という問題を発見する。
②過去の文化祭の出店場所と売上データの分析計画を立てる。
③実際に分析し、出店場所と売上のデータのグラフを可視化する。
④分析結果をもとに出店場所を決め、後日、実際の文化祭の売上げから評価する。

情報Ⅰではソフトウェアやアプリなどの操作技能の習得、情報学の知識も学びますが、それだけでは不十分。実際にそれらの技能・知識を活用し、生活の中で起こる問題解決を行って初めて、深い学びになります。その力は将来、社会に出たときも役立つはずです。

そこで本書は「問題解決」を軸にして、情報Ⅰの基礎を学べるように作りました。学んだことが実生活ですぐに役立つように、本書で取り上げる「問題解決」は、高校生にとって身近で、切実で、実行可能な題材を意識しました。
私は、教科情報の教師の仕事は、生徒が問題解決に取り組みたくなるような具体例を示すことだと考えています。本書ではそうした具体例を示しているつもりですので、ぜひ登場人物たちが問題解決に取り組む様子を楽しみながら、学んでみてください。
(「はじめに」より)

本書の7つの強み

その1 新科目「情報Ⅰ」をイチから丁寧に解説!
その2 本文が会話調で進むから楽しみながら学べる!
その3 イラストや図が多いから想像しやすい!
その4 「問題解決」が軸のストーリーだから社会で役立つ力が身につく!
その5 「ここが大切!」に各項目の要点をギュッとひとまとめ!
その6 各項目にふりかえり問題「確認してみよう!」を掲載!
その7 「意味つき索引」があるからわかりづらい用語もこわくない!

目次詳細 Index

PART1
情報社会の問題解決

1 問題が起きたとき、どうする? 何する?
2 AIの進化で、将来の仕事がなくなるの!?
3 修学旅行の行き先が変わるって、本当!?
4 どんなパスワードがいいパスワード?
5 あなたの個人情報は私の個人情報?
6 SNSで、友だちと険悪になっちゃった!?
7 そのグラフ、信じて大丈夫?
8 人の作品を勝手に使ってる!?

PART2
情報デザインとコミュニケーション

1 コンピュータの動きを人間の手でやってみると……?
2 メールの文字がぐちゃぐちゃになってる!
3 その音、スマホ越しだと聞こえない!
4 画質が悪いって、どういうこと?
5 コマ撮りで動画を作りたい!
6 データのサイズを小さくできるって本当?
7 ピクトグラムで自己紹介しよう!
8 そのポスター、本当に伝わってる?

PART3
コンピュータとプログラミング

1 コンピュータって何だろう?
2 コンピュータって、どうやって計算しているの?
3 アップデートをしたらアプリが動かなくなった!
4 楽なアルゴリズムを発見しよう!
5 プログラミングで使う「変な数」って何!?
6 ガチャのシミュレーションをしてみよう!
7 公平な方法で発表の順番を決めよう!
8 傘が必要か教えてくれるプログラムを作ろう!

PART4
情報通信ネットワークとデータの活用

1 IPアドレスにプロトコルって、何!?
2 有線LANと無線LAN、どっちがいいの?
3 ネットワーク上にも鍵がある!?
4 LINEのメッセージを間違って送っちゃった!
5 10秒の感覚の傾向をデータ分析してみよう!
6 遅刻をしている人って、どんな人?
7 アンケートのテキストデータを分析しよう!
8 同窓会の名簿をデータベースで作る!?

著者について Authors

著者:
鎌田高徳

神奈川県立横浜国際高等学校 情報科教諭。宮崎県都城市出身。
国立都城工業専門学校卒。関西大学大学院総合情報学部にて教育工学と情報教育を学ぶ。平成28・29年に、高等学校の情報科の教員として神奈川県にて採用。
前任校の神奈川県立茅ケ崎西浜高等学校では、平成28・平成29年度「国立教育政策研究所」教育課程研究指定事業(共通教科情報)の研究指定を受け、生徒にとって身近で切実な題材で問題解決型の授業を行い、生徒の主体性を引き出す授業を追求。授業では「身近で楽しそうな題材」を設定することにこだわっており、生徒からは「シンプルで具体例があってわかりやすい」と好評を博している。
文部科学省が発行した高等学校情報科「情報I」「情報II」の教員研修用教材や、『高等学校情報科教科書』(日本文教出版)にて執筆も行う。情報教育の推進に全力を注いでおり、日々、日本中の情報科の先生と夜な夜なオンライン会議を行い、授業研究や教材研究に邁進している。著書に『高校の情報?が1冊でしっかりわかる本』(小社刊)がある。

監修:
鹿野利春

京都精華大学メディア表現学部教授。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授。文部科学省初等中等教育局視学委員。
石川県の公立学校教員、石川県教育委員会を経て、文部科学省に高等学校情報科担当の教科調査官として勤務。平成30年に告示された新学習指導要領の作成に従事した後、情報?・情報?の教員研修用教材をまとめるなど、情報教育の施策に携わる。
これまで携わった主な資料、書籍に『高等学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領解説』『情報?教員研修用教材』『情報?教員研修用教材』『高等学校「情報」実践事例集』『高等学校情報科教科書』などがある。

担当者より Comment

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