内容・目次詳細 Book Detail
「わかる」と「解ける」は別次元!
受験生から圧倒的な支持を集める大人気講師が、最強の解き方を大公開!
本書は「解ける」に徹底的にこだわった一冊です。
「力学」「熱力学」分野の19のフレームが身につけば、どんな問題が試験本番で出題されても、その解き方を見抜くことができます!
【本書の特長】
1、大学入試「物理」の全体像をつかむことができる!
2、問題を解く上で必要な考え方=「フレーム」が理解できる!
3、問題を解くための基本知識が整理できる!
4、例題と解説で「フレーム」の具体的な使い方がよくわかる!
5、演習と解説で「フレーム」の実践力=得点力が身につく!
目次詳細 Index
第1章 力 学
【フレーム1】運動方程式の立て方
~まずは力学の出発点から.
【フレーム2】力の分類
~問題を解く上での扱い方をもとに,力を分類する.
【フレーム3】束縛条件
~理解しにくい束縛条件を攻略する.
【フレーム4】摩擦力
~間違いやすい摩擦力の扱い方をきちんと整理.
【フレーム5】運動の時間追跡①
~等加速度運動など,時間追跡の基本形を学ぶ.
【フレーム6】運動の時間追跡②
~単振動などを統一的な視点で捉える.
【フレーム7】仕事
~差がつきやすい仕事の計算をパターン化.
【フレーム8】力学的エネルギー
~力学的エネルギーを用いた考え方と公式を整理.
【フレーム9】運動量と力積
~力積を使うのはどんなときか理解しよう.
【フレーム10 】円運動
~円運動に特有な解法を学ぶ.
【フレーム11】面積速度保存則
~ケプラーの第2法則を一般化して学ぶ.
【フレーム12】動く座標系
~慣性力と遠心力について.
【フレーム13】複数物体間の保存則
~複数物体系の基本の扱い方を学ぶ.
【フレーム14】衝突
~衝突のポイントは問題文をよく読むこと.
【フレーム15】重心の運動
~重心の運動に注目した考え方について.
【フレーム16】剛体のつり合い
~剛体はつり合いだけ学んでおく.
第2章 熱力学
【フレーム17】 熱力学の基本形
~状態方程式と熱力学第1法則の扱い方を理解しよう.
【フレーム18】熱力学の例外処理①
~準静的断熱変化に特有の解法について.
【フレーム19】熱力学の例外処理②
~非平衡状態を経る過程の扱い方.
著者について Authors
- 著者:
- 笠原邦彦
JUKEN7代表、元駿台予備学校物理科講師。千葉県千葉市出身、昭和学院秀英中学校・高校卒業。東京大学理科一類に現役入学し、理学部物理学科卒業後、博士課程中退(専門は重力波)。
大学院生時代からSEGや駿台予備学校に登壇し、業界最大手の駿台では、授業満足度アンケート、講習集客数全国1位。教材作成、大学別模試の責任者も務め、東大進学塾エミールにも出講。
学力向上の効率を追求するだけでなく、物理の面白さを伝え、教科の枠にとどまらない普遍的な学びを提示する講義で、200人教室をも満席にし、生徒を沸かせてきた。
また、生徒の答案に対する即時フィードバックを組み入れた少人数授業も得意とし、さらに、教員向けの教授法セミナーの経験も30回を優に超える。
2019年4月に独立し、合同会社JUKEN7を設立。
アプリ、pdf、紙など様々な媒体を用いて教材、学習法、受験情報などの教育コンテンツの開発・普及活動を行なっている。
また、映像とLIVEをミックスした新しいタイプの授業も展開しつつ、生徒・保護者との対話を重視したきめ細かい教育の実践も行なっている。
著書に『物理の解法フレーム[力学・熱力学編]』がある。