内容・目次詳細 Book Detail
本書は、推薦入試・AO入試、医学部入試などで課される、
「プレゼンテーション」「面接」「集団討論」の対策本です。
「人前で話すのが苦手…」
「だれかと議論するなんて無理…」
そんな「口下手、人見知り、あがり症」でも、試験当日に、別人のようになれる方法をお伝えします。
学校では教えてくれない、「話し方」「魅せ方」を本書で身につければ、
「この子、いいね! 光ってるね! 欲しいね!」と面接官、審査員に思ってもらえます。
現行の推薦入試・AO入試は、2020年度から「学校推薦型選抜」「総合型選抜」と名称変更が予定されています。
本書は、どんな試験制度にも対応できる「伝える技術」を身につけることができるので、2018年度、2019年度にAO入試・推薦入試を受験予定の受験生はもちろん、2020年度以降に「学校推薦型選抜」「総合型選抜」を受験するかもれしれない高校生や、中学生にも最適な1冊です!
これからの大学入試では、選考方法が現在よりも多様化します。
これらの新しい入試制度は「21世紀型入試」とも呼ばれ、コミュニケーション能力がとても重視されます。
つまり、話せることはもちろん、確実に相手に伝える技術を身につけた人が勝つ入試なのです!
本書を読んで、確実に合格を手に入れてください!
目次詳細 Index
第1章 二十一世紀型大学入試って何やるの?
1 多様化? 混迷? 「二十一世紀型の大学入試」とは?
2 プレゼンテーションって何するの?
3 集団討論って何? 集団面接と違うの?
4 コミュニケーションを決める「もう一つの要素」とは?
5 「生きる力」「思考力」よりも「アイデア」だ!
第2章 「話し方」の基本を身につけよう
6 大きな声で話す
7 ゆっくり話す
8 緩急、高低、強弱のメリハリをつける
9 センテンスは短く
10 大事なことから順に話そう
第3章 すべらないコンテンツの構成法
11 内容が大事なの? 話し方が大事なの?
12 すべらない話の構成「3D話法」
13 【Difference】他の話とは何が違うの?
14 【Detail】具体的に詳しく説明しよう
15 【Development】発展的な未来を語ろう
16 順番を入れ替えると伝わり方が変わる
17 自分の土俵で勝負しよう
18 自称「頑張りました」は証拠にならない
19 「プレゼン映え」する写真を残しておこう
20 固有名詞を使うと信用度が増す
21 「数字」で語ると説得力が倍増する
22 そもそも研究発表って何するの?
23 「企画、アイデア型」のプレゼンでは何をする?
第4章 その場を支配するパフォーマンス
24 服装で「エリート感」を出す
25 まず、会場を黙って見渡す
26 原稿は書かない、覚えない。
27 身振り手振りは意図的に
28 パソコンや資料は見ない
29 時間管理はプレゼンの生命線
第5章 パワーポイントを使いこなそう
30 「パワーポイント」って、どんなソフト?
31 パワーポイントの基本構成
32 どうやってスライドを作るの?
33 オブジェクトを挿入・編集しよう
34 スライドのサイズ(縦横比)に注意しよう
35スライドのフォントはどう選ぶの?
36 スライドはシンプルが一番
37 視覚効果の機能は使わない
38 文字は「読ませる」のではなく「見せる」もの
39 一行ずつ表示したい
40 グラフの載せ方には二種類ある
41 写真の見映えをよくしたい!
42 パソコンの接続に慣れておこう
第6章 アナログな小道具の使い方
43 紙の資料は読ませるな
44 印刷物を作るときの注意点
45 黒板とホワイトボードを使ったパフォーマンス
46 スケッチブックで「めくり芸」
47 手作り小道具は「丈夫、見やすい、出しやすい」
第7章 個別面接、集団面接は「オーラ」で勝つ
48 面接の基本動作を覚えよう
49 オーラを出すコツは「姿勢」と「表情」
50 練習しておくべき三つの言葉
51 志望理由は「きっかけ」ではなく「目的」を語る
52 部活動の話が「月並み」になってしまう
53 自分のキャラを正しく理解しよう
54 想定問答集は無駄
55 集団面接では自分の番でなくても油断するな
56 「私も同じです」と言ってはいけない
第8章 集団討論とは「みんなで問題解決する」ことだ
57 集団討論には「ディスカッション」と「ディベート」がある
58 司会は「マネジメント能力」が評価される
59 思いつきの羅列にならない板書のコツ
60 できる大人の話し方「PREP法」
61 いきなり解決策に飛ばない
62 小さなことを問題提起するな
63 解決につながる「原因」、つながらない「原因」
64 過去を悔やんでも問題は解決しない
65 禁止令や呼びかけ以外の手を考えよう
66 妥協案より「抜け道」を見つける
67 論点のズレを見つけよう
68 ディベートのゴールは「論破すること」ではない
69 やっぱりディベート部は強いの?
70 「頭がいい」と思わせる反論ポイント
71 反対意見は「敵」ではない
著者について Authors
- 著者:
- 鈴木鋭智
CSS公務員セミナー顧問講師。
『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』シリーズ著者。
1969年青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。
大手予備校講師時代、小論文を「文章表現ではなく問題解決の科目」と再定義することによって合格率を倍増。
AO入試・推薦入試対策の個別指導では早慶医学部を含む第一志望合格率が9割を超える。
受験生のみならずビジネスパーソンや就活生にも役立つノウハウとして、企業や団体からの講演オファーも多数。
主な著書に『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』、『何を準備すればいいかわからない人のためのAO入試・推薦入試のオキテ55』、『何となく解いて微妙な点数で終わってしまう人のための現代文のオキテ55』、『仕事に必要なのは、「話し方」より「答え方」』(以上、KADOKAWA)、『公務員試験 無敵の論文メソッド』(実務教育出版)、『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』(かんき出版)がある。
また、『DVD高校生進路対策』シリーズ 『第1巻「入試面接編」』、『第2巻「就職面接編」』、『第3巻「入試小論文編」』(日本経済新聞出版社)の監修も務める。