内容・目次詳細 Book Detail
漢文の基礎から入試問題の解き方まで、寺師先生がわかりやすく解説(寺師先生のユーモア、ときどき毒舌が炸裂)。漢文に対する苦手意識が消え、理解する力が覚醒します。
(著者からのコメント)
この本の執筆に当たっては「読める漢文参考書」を目指しました。単に無味乾燥な情報を並べるのではなく、楽しく読めて、気づいたら学力もついてる! そんな参考書になっていたら幸いです。通読すると、受験漢文攻略のヒントから、中国史上の逸話、あると嬉しい背景知識まで、それはもういろいろと学べます。
この書を手に取ってくれたあなたに、幸運という幸運が集まってきますように。
目次詳細 Index
第一回 漢文って何?
・漢文の基本用語を理解しておこう ・何を勉強すればよいの?
・漢文では実際にどんな問題が出るのか? ・漢文を攻略する三つのステージ
第二回 ここが漢文を読み解く第一歩
・順番通りに読む ・置き字と再読文字に対処する
・音読できるようになる ・読める字を増やす ・教科書の漢文にチャレンジ
第三回 より正確に漢文を読むということ
・文構造を意識してみよう ・修飾・被修飾関係を意識してみよう
・主語・目的語を明らかにしていこう ・指示語・代名詞の中身を考えよう
・熟語で考えてみよう 馴染みのある字に変えてみよう
第四回 入試問題に挑戦① 大阪大学
第五回 入試問題に挑戦② お茶の水女子大学
第六回 入試問題に挑戦③ 東京大学
著者について Authors
- 著:
- 寺師貴憲
専攻は中国古代史。史書や諸子百家の文献を通して漢文を読むスキルを身につける。現在は駿台予備学校で「漢文」「世界史」「小論文」、東進ハイスクールで「漢文」の講義を担当。漢文では、駿台で東大演習コース、東進で東大特進を担当するトップ講師。シマエナガが好き。趣味は水族館めぐり。著書に『寺師の漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)、『最短10時間で9割とれる共通テスト漢文のスゴ技』『中国古典の名著50冊が1冊でざっと学べる』(ともにKADOKAWA)などがある。