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2021.07.02

【実施報告】マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる

荻野淳也氏
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI) 代表理事

7月2日(金)に小社刊『マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』の著者・荻野淳也氏にご登壇いただき、無料デモセミナーを行いました。リーダーが、柔軟にチームワークを活かして組織を導き、かつ自身も周囲も活き活きと歩んでいくために、マインドフルネスは必要な要素です。リーダーにマインドフルネスが求められる理由、マインドフルネスによってもたらされるものなどをお伝えしました。セミナーの内容を一部ご紹介します。

代表を務めるマインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)では、Googleで開発された世界50カ国に広がるマインドフルネス講座“Search Inside Yourself”を日本で初めて開催しました。開発チームの“Search Inside Yourself Leadership Institute”(SIYLI)とも連携し、マインドフルネスのトレーニングを日本企業のニーズに合わせて、提供しています。
SIYプログラムのカリキュラムをロードマップとして示すと、マインドフルネスがベースにあり、その上に自己認識/自己管理/モチベーション/共感/リーダーシップがあります。EQに関連する内容です。

スタンダード大学ビジネススクールの評議会メンバーが合意したリーダーが開発すべき最も重要な能力は、自己認識力(セルフアウェアネス)です。ハーバード・ビジネス・スクールの人気コースとして”Authentic leadership development”がありますが、このコース目標として、自己認識やマインドフルネスが掲げられています。日本ではマインドフルネスというと「瞑想」がイメージされますが、リーダーがビジネスに必要な要素なのです。

現在は、先行きが不透明なVUCA時代。さらにコロナ禍でメンタル不調になりがちなので、「マインドワンダリング」(心の迷走)の状態にあります。だからこそマインドフルネスが注目されています。マインドフルネスを実践すると、自己認識力、感情の自己管理力、集中力、メタ認知力、ストレス対応・管理力、共感力が鍛えられます。これにより、レジリエンスと心身の健康状態が向上し、人間関係が向上し、パフォーマンス向上に繋がります。SIYプログラムの実施前後で、ストレスが低減、ウェルビーイングと生産性が向上したというデータでも実証しています。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、今に気づいている状態、いまに注意を向けている状態です。「心」、「身体」、そして「周囲」で今の瞬間に起こっていることに、「好奇心」と「優しさ」を持って注意を向けることです。感情、気持ち、思考、五感、体調、他者、環境などを、興味関心をもって、あるがままに認知します。

マインドフルトレーニングは、注意力のトレーニングです。①呼吸に注意を向ける、②注意がそれる、雑念がわく、③注意がそれたことに気づく、④注意を戻すを繰り返します。意図した対象に注意を向け、しっかり集中する能力「注意力」と、注意がそれたことを知る能力「メタ注意力」が養われ、注意散漫、無意識、衝動的反応など気づいていない状態から、気づいている状態に変化します。

マインドフルネスの実践方法は、1日5分から10分程度のマインドフルネス瞑想を行うことです。日々の生活の中では、会議前に全員で1分間呼吸を整えたり、食事を味わったり、信号で立ち止まったときに呼吸を味わったり、丁寧に歯磨きをしたりと、様々な所作の中で意識してください。

ご参加者の声

・マインドフルネスという言葉はよく聞くが、内容を聞くのは初めてでした。まずは実践したトレーニングや3呼吸のマインドフルネスで自分で体感することから始めてみようと思います。
・実際のワークを通じて体感することで、社内へ導入する際のイメージが湧きました。
・瞑想を深掘りし、その効果や活用を科学的に具現化しているように感じました。今日習ったことを実践したいと思います。
・マネジメント初心者で、やること、考えることが多すぎて、整理をつけれていない自分に必要な時間でした。
・マインドフルネスの重要性や効用について理解することができました。本日教えていただいたことをまずは自身が生活のなかで実践して、その効用を体感してみたいと思います。
・自己認知を高め、自分の内なる動機を理解し、パワーにつなげていくことを脳科学の観点から、また体験を取り入れることから理解することができ、マインドフルネスの有効性を短時間でも少し体感することができました。コロナ禍で1人でいる時間が多いからこそ、こういったセルフメンタルマネジメントの重要性を社員に広めたいと思いました。

講師プロフィール

荻野 淳也 (おぎのじゅんや)

一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表理事。合同会社Wisdom2.0Japan代表社員。慶應義塾大学卒。外資系コンサルティング会社やスタートアップ企業のIPO担当やヨガスタジオ運営企業の取締役を経て、2008年起業。2013年からはマインドフルネスを日本の社会、組織のOSとするべくMiLIを設立し、日本の大手企業やリーダーにマインドフルネスベースのリーダーシップや組織開発のプログラムを提供している。2006年から日本におけるマインドフルネスの社会実装を志し、活動している。Googleで開発されたSearch Inside Yourselfの認定講師。
著書・関連書籍に、『世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門』(共著、日本能率協会マネジメントセンター)『サーチ・インサイド・ユアセルフ』(監訳、英治出版)、『マインドフル・リーダー 心が覚醒するトップ企業の習慣』(監訳、SBクリエイティブ)、『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』(解説、プレジデント社)、『たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス〜JOY ON DEMAND(ジョイオンデマンド)』(監訳、NHK出版)、『マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命』(制作協力、サンガ出版)、『がんばりすぎない休みかた』(単著、文響社)がある。

https://mindful-leadership.jp/

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