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2020.05.20

【実施報告】部下に寄り添い、部下の成長を促す1on1の本質とは?!オンラインセミナー

世古詞一氏
株式会社サーバントコーチ代表取締役/株式会社 VOYAGE GROUPフェロー

5月20日(火)に小社刊『シリコンバレー式 最強の育て方』の著者でもある世古詞一氏の「1on1研修」無料デモセミナーを行いました。当初は会場での実施を予定していましたが、Zoomを用いたオンライン形式での実施に変更し、開催いたしました。当セミナーの内容の一部をご紹介します。

まず、現在の1on1の状況、今日のセミナーで何を知りたいのかをZoom投票機能で確認。今回の参加者の「6割は1on1を導入している」、今日のセミナーでは「1on1導入にあたり気を付けること」を知りたいという結果となりました。

1on1とは?1on1とは部下のための時間です。組織の成功循環モデルの中で、1on1で焦点にしているものは「関係の質」と「思考の質」。
関係の質は、「レベル1:顔を認識」「レベル2:属性・個性の認知」「レベル3:考えを共有」「レベル4:目的を共有」「レベル5:価値観を共有」。現在は、レベル4-5の関係構築が難しくなっているので、「短期的な成果」や「目標・仕事」に焦点を置いた内容だけではなく、「個人の現状や気持ち」、「成長や将来」に焦点をあてたコミュニケーション=つまり1on1が必要です。

勤務時間抑制、飲みにケーションの減少、働く場所の変化などの社会的背景があり、上司と部下が接する機会が少なくなっています。さらに、新型コロナウイルスのためリモートワークが増えているからこそ1on1が求められています。“何を言っても大丈夫”という土台、心理的安全性を保ちながら、話し合うことで、新しい意見が引き出せます。

実際に1on1を実施している管理者の声として、「問題発見の場となった」「部下の新たな面が見つかった」「価値観がすり合い、言ったことが伝わりやすくなった」という声があがっています。部下の声としては、「上司が自分を見てくれていたことに感謝」「上司に話しやすくなった」などがあり、上司と部下の間で信頼関係が強化されます。

次は、1on1の成果。知識や情報のアップデート、問題解決、課題発見、モチベーションの変化、新たな気づきなどを、1on1が終わったときに上司と部下でシェアしてください。中でも、一番の成果は「部下のエネルギーが高まっていること」。上司が話し過ぎて、上司のエネルギーだけが高まってしまうのはNGです。部下にたくさん話してもらうことがポイントです。部下に話してもらうために、共感力、観察力、傾聴力、承認力、質問力などのスキルが上司に必要です。

最後にまとめです。大切なことは、何を話してもいいという雰囲気(安全安心の場)を作り、部下が内省しながら十分に話し、部下のエネルギーが高まっていること。

セミナーの途中でZoomのブレイクアウトセッション機能で2~3人くらいで感想をシェアしていただきました。

参加者のコメント

・1on1では部下にどれだけ喋ってもらうのかがポイントになるとのことで、あらためて上司に成否がかかっていると思いました。昨今、マネジメント層受難の時代と言われますが、会社としてしっかりマネジメント層をサポートすることも重要であると認識しました。
・1on1は部下のための時間であること、今までの上司は問題解決・教える立場でコミュニケーションをとっていたことなど、自社の上司と部下の関係を見直す必要があることに気づきました。
・当社も優秀なメンバーの離職が課題です。本日の講演でも話していましたが、上位2割の社員へのコミュニケーションが足りないという点について、当社内でも再度検討が必要だと気付きました。
・講義をお聞きし弊社も優秀層との話す時間が少ないと感じました。繋ぎ止めのためにも対話の時間を増やす施策を検討していきたいと思います。
・在宅勤務で職場とつながりが少なくなる中、あらためて「1on1」ミーティングの重要さを認識した。ポイントをわかりやすく、多面的にお話しいただき、マネジャー層に気づきの多い研修になると感じた。
・1on1の本質や必要性、大事にすべき観点など、大変分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。
・社長の一声で始まった1on1ですが、現場ではなぜやろうとしているのか、どうやればいいのか、理解がまだ進んでいないように感じていたため、本日のお話は大変参考になりました。

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