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2021.08.23

スピーチを頼まれた!原稿を考える際に最も正しい作成の順番はどれ?

夏川立也氏
コミュニケーション・プロデューサー

元祖京大卒芸人の夏川立也氏のコミュニケーションクイズです。心理学と笑いのロジックを融合させ、相手の感情にプラスの変化を与えます。職場の様々なシーンで活用できるクイズをお楽しみください。

クイズ1:スピーチを頼まれた! 原稿を考える際に最も正しい作成の順番はどれ?

1.出だし → 本題 → 締め
2.本題 → 出だし → 締め
3.締め → 本題 → 出だし

クイズ2:よく聞く次の3つの言葉、重複表現なのはどれ?

1.ダントツの一位
2.ぶっちぎりの優勝
3.無敵の勝者

クイズ3:プレゼンテーションを行うときの姿勢で、最も好ましいものは?

1.しっかりと立ち、なるべく動かない
2.全身を使って、ボディーランゲージ
3.上半身だけを使って、ボディーランゲージ

(クイズ1)正解:3.締め → 本題 → 出だし

スピーチ原稿は最後から考えるのが正解です。
とりあえず最初から考え始めて、最後は適当に締めればなんとかなると思うのは大きな間違いです。
終わり良ければすべて良しで、最後の1分間をまずはしっかりと固定しましょう。
当日は締めに向かってまっしぐらに進むだけで、緊張からも解放されます。
いきなり最後から作るのが難しければ、ある程度内容を考えた段階で最後の締めを考えるようにするだけでもかなり違います。

(クイズ2)正解:1.ダントツの一位

ダントツ=断然トップの略。
言葉遣いにうるさい人は案外数多くいるものです。
ほんの少しの誤用や油断で話を聞かなくなることほどもったいないことはありません。
差別用語はもちろん、ふさわしくない表現や重複表現は、コミュニケーションの前提として知っておきましょう。
その他の重複表現として「被害を被る」「思いがけないハプニング」「射程距離」「お身体をご自愛ください」「挙式を挙げる」「収入が入る」「すべて一任する」といったものもあります。

(クイズ3)正解:3.上半身だけを使って、ボディーランゲージ

話す時はふらふらせずに、しっかりと立って話しなさいと教わった方も多いと思います。
しかしプレゼンテーションに関しては間違いです。
拳を握りしめて力強さを表現したり、思いっきりの笑顔で自信を表現したりして情報を補完した方がベターです。
ただ、あまり動き過ぎると無意味な情報過多で、聴き手の気が散るので逆効果です。
胸より上の部分のボディーランゲージでポジティブなニュアンスを伝えることが理想です。

講師プロフィール

夏川立也 (なつかわたつや)

コミュニケーション・プロデューサー

1990年、京都大学工学部卒業。88年、大学在学中に落語家の桂三枝師匠に師事、同年元祖京大生漫才コンビ「ザ・ブラザーズ」結成。

大学在学中から芸能活動をはじめ、卒業後は吉本興業の芸人としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などさまざまな分野で活躍。同時に、新聞や各種雑誌への執筆活動も積極的に行う。

また、芸能活動を行う傍ら91年に自ら会社を設立し、以来経営者として経済活動にも積極的に関わるほか、まちづくり活動にも参加して社団法人豊中青年会議所入会、第37代理事長を務める。

おもな芸能活動は、テレビ番組のレギュラー出演、ラジオのパーソナリティ、映画出演など。なかでも、国民的長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』では前説を10年務め、「笑い」の現場の最前線で豊富な経験を積む。

2006年、芸人・経営者・青年会議所活動の経験をもとに、人を前向きにさせて行動させる「パワー・コミュニケーション」プログラムを開発。以来、単に聞いてもらうだけの講演会ではなく、企業や組織が成果を実感できる「笑いを通じたビジネスコミュニケーション」の講演会や研修活動を続け、現在年間200件を超える講演や研修のオファーに応えて日本全国を走り回る日々を送る。

著書に『コミュニケーション・コンサルタントの仕事』『パワー・コミュニケーション』(いずれも中央経済社)がある。

○笑いでビジネスコミュニケーション:夏川立也HP
http://www.t-natsukawa.net/

○笑いでビジネスコミュニケーション
パワー・コミュニケーション研修
夏川立也氏インタビュー記事
【動画】スベらないコミュニケーション

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