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2019.03.11

ミニマル思考は禅に似ている?

鈴木鋭智氏
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師

「ミニマル? ミニマムの誤植じゃないっすか?」
「ミニマルシンキング? ロジカルシンキングとどう違うの?」

よく聞かれます。

ぶっちゃけ、
「そもそも本のタイトルも『ミニマル』なんてマイナーな言葉じゃない方がよかったんじゃない?」
とは、出版関係の人たちにも言われますね(笑)

「ミニマル(minimal)」、「ミニマム(minimum)」
どちらの単語も「最小、最少」という意味なんですが、

ミニマム(minimum)の方は、決まった範囲内での最小値。
だからオーディオの音量の「min」は「ミニマム(minimum)」です。

これに対し、ミニマル(minimal)は
枠とか関係なく、突き抜けたシンプルさのこと。

常識とか前例とか空気とか思い込みという枠を取っ払ってゼロベースで考えるところがポイントです。

「ミニマルシンキング」と「ロジカルシンキング」の違いもここにあります。

ロジカルシンキングといえばMECEやらロジックツリーやらの用語がたくさん登場しますが、
ここには大前提というか、基本思想があります。
それは「すべての要素を挙げれば、答えが見つかるはず」というもの。

ところがですね、
そのために考えることがどんどん増えて複雑になっていくんですよ。

結局「すべての要素」を処理できるのは一部の賢いエリートだけで、
私たち凡人はどこかで脳のキャパを超えてしまうんです(笑)

そこで、われわれ凡人向きの思考法として生まれたのが
〈無駄なことを頭の中から捨てていく〉
というミニマル思考なんです。

ところで
このミニマル思考、
「禅に似ている」と言われることもあります。

出版後、これを言われて初めて思い出したことがあります。
中学3年のときの担任が、和尚さんでもあったんですよ。

他の先生たちが生徒の管理のことでキーキー騒いでいるときに、
「やらせてみればいいじゃん。ダメだったらやめればいい」という
スッキリした判断基準の持ち主でした。

うん、禅の影響、あるかもしれない(笑)

そんな「ミニマル思考」。
座禅とか瞑想とかはしませんが。
厳粛な修行の代わりに、
笑って楽しんで学んでいただきます。

(引用)鈴木鋭智 Official BLOG より
http://suzukieichi.com/blog/

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