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2021.03.08

思いこみをすり合わせるのが1on1ミーティング

世古詞一氏
株式会社サーバントコーチ代表取締役

上司「自分で自由にやっていいよ。」

ある部下に同じことを言っているのに
全く違う反応が返ってくることがあります。

部下A:「了解です!うまいことやっておきます」
部下B:「え?せめて選択肢だけでも決めてください」

二人の部下にとっては、
上司の言葉がこのように聞こえています。

部下A:「責任は私が取るし、信頼してるよ」
部下B:「僕は忙しいから、構ってられないんだよ」

こんな風に、ひとつの事実から人は「思いこみ」を形成していきます。

そして、その「思いこみ」はその人にとっての真実であり思いこみがすべてです。

この思いこみは無くすことはできませんので、
上司としては、どれだけ自分のベクトルと同じ思いこみを持ってもらうか?
を考えねばなりません。

良い思いこみを持ってもらうためにすべきことは一つ。

「対話によるすり合わせ」です。

極力思いこみの余地が入らないくらいに、
情報や解釈のすり合わせを意識的に行う。

そうすることで、考えが「すり合って」きて
話していない空白地帯も上司の思うベクトルの「思いこみ」になってきます。

例えば、新たに決まった施策について十分な説明がないと、
人はその背景や目的を自分の思いこみで埋めます。
ですので、上司は徹底した情報開示が必要です。

さらに気をつけなければならないのは、
他部署など自分と直接関わりが薄いところに
良くない思いこみがはびこりがちです。

「今会社全体で予算絞り込んで、採用全部ストップしてるのに、
なんであの部署だけ続けてるんだろう?」

他部署との関係性が良ければ、良い解釈を行ってくれます。
しかし、関係性が良ければ親しい人がその部署にいて
対話をしたりして、空白が少ないもの。

往々にして、
関係性が薄い(ニワトリ)、
情報が降りてこない(卵)の図式の中で

部下は上司や会社にとって好ましくない
理由を空白で埋めていくことになります。

この空白を埋めて「すり合わせ」て
いくことが1on1ミーティングなのです。

(引用)「サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント」より
https://ameblo.jp/servant/

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