学ぶ。みがく。変わる。
HOME お知らせ 案件はこれで選べ! ソーシャルレンディング投資のチェックポイント②「分散」

お知らせ

  • お知らせ

案件はこれで選べ! ソーシャルレンディング投資のチェックポイント②「分散」

12月19日発売予定の『1万円からはじめる投資 ソーシャルレンディング入門』著者・SALLOW氏が、本書にまつわる内容をご紹介する連載がスタートしました。ソーシャルレンディング案件の選び方の続き、その2は「分散」です。

市場が急拡大する注目の投資ナンバーワン!
「ソーシャルレンディング」を徹底解説した入門書がついに発売!

1万円からはじめるソーシャルレンディング入門

————————————————————————————–

卵を一つのカゴに盛るな、とは?

 こんにちは、サラリーマン兼ソーシャルレンディング投資家、ブロガー&ライターのSALLOWです。
 今回はソーシャルレンディング案件の選び方について、2回目の投稿。
 1回目の「チェックポイント①:保全」は、読んでいただけたでしょうか?

 案件はこれで選べ! ソーシャルレンディング投資のチェックポイント①「保全」

 今回は2つめのチェックポイント、「分散」について紹介します。

 投資の格言に、「卵を一つのカゴに盛るな」というものがあります。
 割れやすい卵を一つのカゴにまとめて盛ってしまうと、持ち運びは便利かもしれなませんが、万が一の場合にはカゴが落ちて全ての卵がダメになってしまう恐れがあります。
 これと同じように投資においても、卵(=お金)を一つのカゴ(=一つの投資対象)だけに集中してしまうと、その対象が一気に値下がりしてしまった時にどうしようもなくなるので避けるべき、という意味です。
 だから、投資対象は「分散」するべき、ということなのです。

分散は失敗を防ぐための方法ではない!?

 分散という考え方は、ソーシャルレンディングに少しの金額をを投資しているうちは、さほど問題にはならないでしょう。
 ですが、もしソーシャルレンディングを投資先の一つとして真剣に検討しようと思ったとき、分散という考え方はとても重要なものになります。

 なぜなら、前回の記事で書いた「保全」がしっかりした案件を選んでいたとしても、なお返済が遅れたり、貸し倒れが起きたりするという可能性は考えておかなければならないからです。

 分散とは簡単に言えば、「100の案件に投資して、うち1つか2つが焦げ付いたとしても、全体として黒字ならそれでOK」と考えることです。
 もちろん、「それでOK」で終わってしまっては単なる思考停止。
 万が一焦げ付いた案件が出てしまったら、なぜそうなったのかと考え、今後どうするかという対応策を決めて、投資を改善していくことが重要なのは、言うまでもありません。

 また、分散について一つ勘違いしてもらいたくないことがあります。
 それは、分散とは貸し倒れが起きたり元本が減ったりする、言わば投資における失敗を防ぐための方法ではない、ということです。

 失敗はどこにでも転がっています。ですから、投資対象が分散すればするほど、地雷を踏む(=失敗する)可能性は高まります。
 分散というのは、地雷を踏む可能性が上がる代わりに、万が一の場合でもその被害を少なくするための方法なのです。
 「オレは地雷なんて踏まないよ。だから分散なんて意味ないんだ」と思われる方もいるかもしれません。
 ですが、きっとそれは死亡フラグです。かつて私が株や投信でやらかしたのは、まさにそんな根拠のない自信からでした。

ソーシャルレンディングにおける「分散」とは?

 さて、それではソーシャルレンディングに関しての説明です。
 ソーシャルレンディングにおける分散は、大きく分けて「事業者」と「案件の種類」があります。

 書籍の中でオススメしているような、十分な実績がある事業者であっても、どれか一つの事業者に大部分の資金をつぎ込むというのはあまりオススメできません。
 ソーシャルレンディングを「お試し」でやっていて、少額投資をしている間はそれでもいいかもしれませんが、本気で投資をしようというのなら事業者もいくつかに分散させた方がいいと思います。

 その理由は簡単。どんな事業者にも「絶対」はないからです。
 (ソーシャルレンディングに限らず、どんな会社でもそうですが)

 次に、案件の種類について。
 例えばですが、東京23区内にある不動産は、一般的には23区外の案件に比べて堅い案件(=あまり価値が下がらず、売れやすい物件)と言えるでしょう。
 それなら、他の不動産には目もくれず、23区内の不動産に集中して投資した方がいいのでしょうか?

 もちろん、答えは「いいえ」です。
 不動産の所在が集中しているということは、何かあった時にまとめて損害を受ける可能性が高い、と言うことを意味します。
 まさかゴジラは来ないでしょうが、日本は自然災害の多い国。豪雨や台風による被害も考えておくべきでしょう。

二つのチェックポイントを理解して、投資を始めてみよう!

 分散の考え方は、投資家それぞれの思考や、ソーシャルレンディングへの投資金額などにも大きく影響されます。
 まだソーシャルレンディングは若い投資なのでデータ量も十分ではなく、これが正解と言い切れるようなものはまだありません。

 ただ大まかに言って、投資金額が多ければ多いほど、事業者や案件の種類は分散したほうがいいと思います。
 一つの事業者、一つの案件に投資する金額が大きければ大きいほど、もしものことがあった時のダメージは大きくなります。ですから投資総額が多くなればそれだけ、分散を強く考えるべきなのです。
 ちなみに私の場合、ソーシャルレンディングへの投資金額は8,000万円以上、事業者は20以上、投資案件は200件以上に分散しています。
 (事業者については、お試しで色々なところに口座開設しているという意味合いもありますが)

 以上がソーシャルレンディングにおけるチェックポイントの2つめ、「分散」でした。
 「保全」と「分散」が分かって、実際の案件に当てはめることができれば、少額の投資を行う準備は整ったと言えるのではないでしょうか。

 書籍では、実際にあったソーシャルレンディングの案件を引き合いに出しつつ、保全や分散をどのように考えればいいか、また私自身はどう考えているのかを紹介しています。
 ソーシャルレンディングの教科書になるべく、がんばって書きましたので、お手に取っていただければ幸いです。

SALLOW氏への質問受付中!
・ソーシャルレンディングのことはもちろん、お金、仕事、恋愛などジャンルは問いません。
・いただいた質問には、当ブログで公開する記事を通して回答させていただきます。
・いただいた質問の数・内容によって回答できない可能性がございます。予めご了承ください。
・お名前(ペンネーム可)とご質問内容をご記入いただき、以下のメールアドレスにお送りください。

sl.info@kanki-pub.co.jp

皆さまからのご質問、お待ちしております!!

著者:SALLOW
製造業で働く傍ら、ソーシャルレンディング中心の投資を行うサラリーマン兼業投資家。
リーマンショック時などに出した多くの損失、その後の儲けを通じ、日々の値動きを追いかけ一喜一憂する投資に向いていないことに気付く。
以降、2012年から始めたソーシャルレンディング投資に力を入れ、現在の投資額は8,000万円以上、年間手取り400万円以上の不労所得を得ている。
自身で運営するブログ「ソーシャルレンディング投資記録」で、投資記録、案件の紹介やソーシャルレンディングを初めとしたお金の話題などを取り上げている。
実際に多くの金額を投資した経験を元に『1万円からはじめる投資ソーシャルレンディング入門』を出版。

【書誌情報】

書名:『1万円からはじめる投資 ソーシャルレンディング入門
定価:1,600円(税抜き)
判型:46判
体裁:並製
頁数:272頁
ISBN:978-4-7612-7385-9
発行日:2018年12月19日

【本書のご注文はコチラ】
Amazon
楽天