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ソーシャルレンディングの税制って? 節税のアイデアはこれだ!

新刊『1万円からはじめる投資 ソーシャルレンディング入門』の著者・SALLOW氏が、本書にまつわる内容をご紹介する連載がスタートしました。31回目はソーシャルレンディングの税制と、その仕組みを利用した節税のアイデアについて。

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ソーシャルレンディングの税制とは?

こんにちは、サラリーマン兼ソーシャルレンディング投資家、ブロガー&ライターのSALLOWです。

今回は少し目線を変えて、ソーシャルレンディングの税制について少し説明したいと思います。
給与でも投資でも同じですが、収入には税金がかかります。税金の使い道についてはいろいろ言いたいこともありますが、不満があるからと言って払わなくていいことにはなりません。
きちんと申告してきちんと払う。もちろん、節税できるところは節税する。それが当たり前のことで、投資家を名乗る以上はちゃんと守っていきたいところです。

さて、まず税制上の所得について。
所得は10種類に分けられます。例えばサラリーマンの給与なら「給与所得」、不動産による収入なら「不動産所得」。事業による収入なら「事業所得」など。
その中でソーシャルレンディングの所得は、「雑所得」に分類されます。
雑所得は、それ以外の9種類の所得に当てはまらないものを指す分類。言わば「その他」にあたるものです。

雑所得は税制上不利。だけど、ソーシャルレンディングなら影響は限定的。

さてこの雑所得、税制上はかなり不利な所得の種類です。
例えば株などの配当は、いくらもうけても税率は約20%(申告分離課税の場合)ですが、雑所得は給与所得などと合計された所得が増えれば増えるほど税率が上がる累進課税が導入されています。
ですから合計収入にもよりますが、より高収入であれば株よりもソーシャルレンディングなどのほうが税負担は重くなってしまいます。

また、雑所得は税率の計算時は給与所得などと合計されますが、それ以外の計算では雑所得は独立しています。
雑所得で赤字が出たからといって、その分を給与所得などから引き算する、ということはできないのです。これも、税制上不利な点の一つです。

さらに、株や投資信託では年をまたいで黒字と赤字を相殺することができますが、雑所得ではこれもできません。
ある年に黒字、次の年は赤字になってしまったとしても、それを相殺できないということです。

ただ幸いなことに、ソーシャルレンディングはインカムゲイン投資で、毎年の収益が比較的安定し、読みやすい投資です。年をまたいで損益を相殺できなくとも、毎年コンスタントに黒字が出ているなら問題はありません。
そうした意味でソーシャルレンディングは、雑所得の不利はある程度限定的だと言えるわけです。
(ちなみに仮想通貨も雑所得扱いですが、仮想通貨は毎年の収益が安定しないので、雑所得税制との相性は最悪です)

ソーシャルレンディングの節税策(一般的なもの)

ということで以上が、ソーシャルレンディングの税制についてでした。
さて、もう一つの話題。

気になる方も多いのではないかと思いますが、「節税のアイディア」についてです。
雑所得でも、「その収益を得るためにかかった費用」であれば、経費として計上することができます。
ソーシャルレンディングの場合、経費になりそうなものは以下でしょうか。

  おそらく認められるもの
・投資の書籍費
・セミナーなどの参加費、交通費
・入出金の手数料、ローンの金利分
・文房具費など

これらは、「ソーシャルレンディング投資を行ったからかかった費用」なので、税務署に認められる可能性が高いと思われます。

認められるかどうか微妙なもの
・家賃
・光熱費
・通信費
・PCやタブレットの費用

これらは、「ソーシャルレンディング投資のためだけではない費用」なので、税務署に否認されるかもしれません。
また、これらの費用は全額ではなく一部を計上し、きちんとした理由を用意しておく必要があるでしょう。(家賃なら、全体の面積に占める仕事部屋の面積など)

ソーシャルレンディングの節税策(私なりの方法)

最後に節税策に関して、私なりの方法を紹介します。
これは「雑所得は同じ雑所得の中で通算できる」を利用して、「ソーシャルレンディング以外に、雑所得をもう一つ持つ」という方法です。

  ・メインの収益=ソーシャルレンディング投資(毎月黒字)

・サブの収益=趣味の延長線上にある仕事(収支トントンか赤字?)

という仕組みを作れば、趣味の延長線上でかかるお金が経費に早変わりします。
サブとなる収益の種類は、
  「営利目的であり、実際にお金を生んでいる」
「その所得が雑所得になる」

という二つの条件を満たすなら、だいたい大丈夫だと思います。

例を挙げれば、以下のような仕事であれば雑所得になるでしょう。

・プロ以外が受け取る原稿料や講演料
・広告収入やアフィリエイト収入
・ネットオークションの売金、せどり
・事業規模ではない、趣味を兼ねて行う小遣い稼ぎ(手芸教室とか音楽教室とか)

私の場合はこれらのうち、原稿料や広告収入、アフィエリエイト収入を選んで、節税の仕組みを作っている最中です。

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著者:SALLOW
製造業で働く傍ら、ソーシャルレンディング中心の投資を行うサラリーマン兼業投資家。
リーマンショック時などに出した多くの損失、その後の儲けを通じ、日々の値動きを追いかけ一喜一憂する投資に向いていないことに気付く。
以降、2012年から始めたソーシャルレンディング投資に力を入れ、現在の投資額は8,000万円以上、年間手取り400万円以上の不労所得を得ている。
自身で運営するブログ「ソーシャルレンディング投資記録」で、投資記録、案件の紹介やソーシャルレンディングを初めとしたお金の話題などを取り上げている。
実際に多くの金額を投資した経験を元に『1万円からはじめる投資ソーシャルレンディング入門』を出版。

【書誌情報】

書名:『1万円からはじめる投資 ソーシャルレンディング入門
定価:1,600円(税抜き)
判型:46判
体裁:並製
頁数:272頁
ISBN:978-4-7612-7385-9
発行日:2018年12月19日

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