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もしかして、これが五月病?新しい環境になじめないと思ったら読むべき本

◆心の不調は悪化する前に自分で手当てしましょう

新しい学校、新しい職場など環境が一変して、この一カ月は気を張りっぱなしだったという人も多いでしょう。

そんな人は要注意。5月の大型連休などを機に、張り詰めていた糸が一気にゆるむことによって、メンタルや体の不調が現れることがあるからです。それが、いわゆる「五月病」と呼ばれるもの。

これは医学的な正式名称ではなく、なんだか気分が優れなかったり、体がだるかったり、無気力になったりといった状態を総称する呼び名です。

これらの症状が重い場合は、医師によって「抑うつ状態」「適応障害」「うつ病」などの診断が下されることもあります。

もちろん、そのような状態にまで悪化した場合にはただちに休養が必要ですが、まだ症状が軽い段階に自分でケアすることができれば、悪化を防ぐことができるでしょう。

ベストセラー『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』(かんき出版)の著者であるガイ・ウィンチ氏も、心の傷も体の傷と同じように、自分で適切な応急処置をすることができると説いています。

本書では、拒絶体験や孤独、失敗、挫折などによって現れる症状ごとに、自分でできる手当を紹介しています。
新しい環境に自分の居場所がないと感じている人、仕事上の失敗を引きずってしまっている人、挫折感を感じている人は、きっとヒントを得ることができるでしょう。

◆心の免疫力を高めれば打たれ強い自分になれる

「打たれ弱い」「自分に自信がない」という自覚のある人なら、『自己肯定感を高めて心を軽くする方法』(かんき出版)も役立ちそうです。

世の中には、同じようなストレスを受けても、それにつぶされてしまう人と跳ねのけることができる人がいます。もちろん、生まれつきの性格というのもあると思いますが、これには「自己肯定感」も大いに関係しているといいます。

自己肯定感が極端に低いとき、ストレス耐性も低くなり、私たちの心はちょっとしたことでも傷つきやすくなります。いわゆる「メンタルが弱い」状態です。

反対に、自己肯定感が高ければ、心の免疫力も高くなり、多少のストレスなら跳ね飛ばすことができます。自己肯定感は、心の健康のためには欠かせない要素なのです。

『自己肯定感を高めて心を軽くする方法』では、この自己肯定感を自分で高めるための方法をいくつも提案しています。

過去にどんなことがあったとしても、自己肯定感は高めることができます。もちろん、一長一短には変えられませんが、意識の改革やエクササイズを日々続けることによって、着実に変化していくでしょう。本書の中から、すぐに実行できる方法をピックアップしてご紹介しましょう。

◆自分の潜在意識にポジティブな言葉を刷り込む

まずは「アファメーションの活用」。アファメーションとは、自分自身に対してポジティブな宣言をすることです。

毎日、ポジティブな言葉をくり返すと、潜在意識にそれを信じ込ませることができます。そしていったん潜在意識が信じはじめたら、あなたはそれに従って行動するようになります。いたってシンプルですが、練習を重ねれば必ずうまくいきます。

潜在意識は現実と想像を区別できないので、肯定的かつ具体的に現在形でアファメーションを表現すると効果的です。たとえば、次のような表現がいいでしょう。

 

・私は成功して幸せな人生を送るにふさわしい

・私は十分な能力を持っている

・私は常にどんどんよくなっていく

・私は自分が好きだ

・私の言動はいつも一致している

 

こうしたアファメーションを紙に書き、毎日それを何度も唱えましょう。

◆心のなかに潜む“内なる批判者”を黙らせる

ポジティブなことを自分に言い聞かせるとういことは非常に効果がありますが、最初は“内なる批判者”が反論するでしょう。

自己肯定感を持つためには、この内なる批判者を黙らせなければなりません。心のなかに潜むこの邪悪な批判者は、「なぜうまくできなかったのか」「どうせできないと思っていた」「やっぱりだめだ」などとことあるごとに間違いを指摘し、さんざんけなしてあなたの自己肯定感を損なわせます。

行き詰まったり疲れたりしたら、内なる批判者が必ず攻撃してくるでしょう。しかし、こういうネガティブな自分の声を真に受けてはいけません。そんなときは「だからどうしたというのか。私は必ずうまくできる」と反論し、内なる批判者が何を言おうと平常心を保ちましょう。

内なる批判者の声が聞こえてきたときには、アファメーションを唱えるほか、過去の成功を祝福したり、「私は自分の価値を信じている」など自分の価値を肯定するフレーズをくり返し唱えてみましょう。

毎日何度も繰り返していると内なる批判者を黙らせることができるようになります。そして、練習すればするほど上達していきます。

◆小さな功績を見逃さず、自分にご褒美を与えましょう

自己肯定感を高めるには、自分の進歩をたえず意識することが大切です。

本書に書かれていることを少しずつ実行しながら、ときおり少し立ち止まって、自分のこれまでの歩みを振り返り、成し遂げた小さな功績をすべて祝福しましょう。

「3日間続けて実行できた」「今日はいつもよりも笑顔でいられた」など、ほんのささいなことで構いません。小さな功績でも軽視せず、ほめてあげることが大切なのです。

最初はばかばかしく感じるかもしれませんが、それは仕方がないことです。あなたは自分の功績を祝福することに慣れていないのですから、少しずつ慣れていけばいいのです。

さらに、小さな功績を認め、少しずつ改善するたびに、自分にご褒美を与えてあげましょう。たとえば、好きな映画を見に行く、ほしかったものを買う、小旅行に出かけるといったことです。

それ以外にも、気分がよくなることなら何でもやってみてください。あなたが祝福に値することをしたということを、あなた自身に理解させてあげましょう。

いかがでしょう。
心の不調が悪化する前に自分自身で手当てし、日々、自己肯定感を高めるエクササイズを行うことで、心を健康に保つことができるでしょう。
体と同じように、心も常にメンテナンスしてあげることが大切ですから、ぜひ実行してみてください。

 

【書誌情報】

書名:『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法
定価:1,620円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:320頁
ISBN:978-4-7612-7206-7
発行日:2016年9月12日

書名:『自己肯定感を高めて心を軽くする方法
定価:1,404円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:224頁
ISBN:978-4-7612-7331-6
発行日:2018年3月19日