あえて言うなら5章でしょうか。本書は「売上が伸びる」というタイトルの本ですが、私は今日の売上だけでなく、そのお客様と関係を築くことができて、次回もまた買い物にいらしてくださる。それが本当の意味での売上が伸びることだと思っています。 5章では、メッセージなどちょっと言葉を変えるだけでそれが実現することを感じてもらえるのではないかと思います。
著者インタビュー

学生時代にマクドナルドの接客コンテストで全国1位、ルイヴィトンでは年間売上2億円を超え、全国1位を獲得した鈴木比砂江先生。感動のサービスを売上げに転換する「仕組み」作りを、『売上が伸びる接客』にまとめました。ちょっとした声がけで売上が伸びるそのテクニックとは? 鈴木先生に伺いました。
本書の読みどころを教えてください。
どんな方に読んでほしいと思いますか?
そうですね、自分では頑張っているつもりなのに売上が伸び悩んでいる方や、販売していかなければと思っているものの具体的に何をしたらよいかわからない方に読んでいただきたいですね。接客業に携わる方は、「自分は向いてないな……」と思われるケースが多いのですが、そんなことはありません。やり方をご存知ないだけで、少しのアドバイスで変わる方も大勢いらっしゃいますよ。
執筆中に印象深いエピソードなどありましたら教えてください。

初校ができてから、週末の度に何時間も編集者の方と打ち合わせをしたことです。編集者の方と私と、お互いで修正をして、持ち寄り、照らし合わせをしてどんな表現がよいか再度考える。それを3度繰り返したでしょうか。電話で1ページずつ、どこをどうしたらよいかと3時間話したこともありました。
正直、最初は一冊の本にこれほど手間がかかるものかと思いましたが、修正を加えれば加えるほど、わかりやすくなっていくんです。また、編集者の方がこだわり抜いてくださることで、私もどんどん「もっと伝わる内容にしたい」という気持ちが湧いてきました。
では、鈴木先生にとって「営業」とはなんでしょうか?
私にとって、「楽しく過ごすために必要なもの」かなと思います。お客様に寄り添う。その結果、お客様から「いい買い物ができた」とか「ありがとう」と言ってもらえる。ありきたりに見えますが、直接お客様の表情や言葉を受け取れるのは、接客の仕事だからこその醍醐味ですし、それはとてもやりがいがあります。
本書と合わせて読むといい、オススメの本があれば教えてください。
『売上が伸びる接客』は、具体的な行動だけではなく私の接客に対する考え方、接客のベースとなる部分をつくる体験が盛り込まれています。この本で私の考え方に共感していただけましたら、今度はお店での仕事の進め方などにも触れている私の著者『店長のスタッフのための接客の基本と実践』を読んでいただくと、より実践力が高まるかと思います。
著作一覧
著者のセミナー一覧
-
人事・部門教育ご担当者様向け 無料体験セミナー
ルイヴィトン全国No.1販売員が教える!
『売上が伸びる接客』無料デモセミナー開催日時 2014年11月21日(金) 15:30~17:30
※受付は開始30分前から行います。会場 かんき出版 セミナールーム
東京都千代田区麹町4-1-4西脇ビル3階 (詳細)受講料 無料 講師 鈴木比砂江 所属 ビジューライフ(株)代表 学生時代にマクドナルドの接客コンテストで全国1位、ルイヴィトンでは年間売上2億円を超え、全国1位を獲得した講師が、感動のサービスを売上げに転換する「仕組み」作りを学ぶ研修です。当日はプログラムの一部をご紹介します。社員向けにプレゼンテーション研修の導入をご検討されている、人事、人材開発等のご担当者向けの体験セミナーです。個人の方、および教育会社様のご参加はご遠慮ください。